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メモ:熱中症予防2
熱中症予防についてのメモです(メモ:熱中症予防を改訂し、「予防」について詳述したメモです)
熱中症の予防
汗をかく習慣をつけておきましょう
- 本格的に暑くなる前に、軽く汗をかく運動(ウォーキングやジョギングなど)で暑熱馴化(暑さに慣れること)をしておきましょう。
- 酷暑の中で運動する場合は、少なくとも3~4日前には環境に慣れるように
- サウナや岩盤浴などで汗をかき、汗腺を開くようにすることも有効です。
- お風呂は、シャワーで済ませずにできるだけ毎日湯船につかり、汗腺をひらいておくことも暑熱馴化に有効とされます。
情報を得ましょう
- 毎日、天気予報で「今日の暑さ」「熱中症警戒アラート」を確認するようにしましょう。
- 室内でも温度・湿度をモニタリングし、危険な暑さの場合は躊躇せずにエアコンを活用しましょう。
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「28度」はあくまでも室温の目安です(湿度も重要だが、なぜかそれへの言及は少ない)。「設定温度」を28度にしても、部屋が十分に冷えないことがあります。
屋外では暑さを避けましょう
- 猛暑のときは不要不急の外出・運動は控えましょう。
- なるべく日陰を選んで歩き、帽子・日傘を活用しましょう。
- 炎天下や高温多湿、風通しの悪い場所での作業や運動は控えましょう。
- 首にはクールネックや濡れタオルを巻き、太い血管を積極的に冷やしましょう。
- 風通しの良い「木陰」での小休止のほか、コンビニやスーパーマーケット、図書館など冷房の効いた施設にこまめに立ち寄りましょう。
- 散歩や不要不急の外出は、涼しい時間帯(早朝や夕方以降)に行いましょう。
屋内でも暑さを避けましょう
- エアコンを活用し、部屋の室温や湿度を低く保ちましょう。
- 夏の強い日差しを避けるため、ブラインドやすだれ、遮光カーテン、すだれを活用し、直射日光を和らげましょう。
服装を工夫しましょう
- 熱の吸収を押さえ、通気性の高い素材(綿や麻、ポリエステル)の服装を着用しましょう。
- 襟ぐりや袖口ができるだけ開いた、ゆったりとした服を選びましょう。
- TPOで必要とならない限り、重ね着・長袖・長ズボンは避けましょう。
- 積極的にクールビズを着用しましょう。
暑気あたりに強いものを摂りましょう
- 梅干しや梅ドリンクは、クエン酸やミネラル・塩分が豊富に含まれています。毎食取り入れると、夏バテしにくい身体になります。
- 麦茶は利尿作用のあるカフェインを含まず、また体を冷やす作用があるため、熱中症予防には効果的な飲み物です。
- 味噌汁は塩分・ミネラルを豊富に含んでいます。朝食時には是非取り入れたい食べ物です。
- 酷暑のお出かけ時に身体が火照っているときは、かき氷を食べましょう。氷で身体を内側から冷やすだけでなく、シロップの糖分も熱中症予防に有効です。
- 「水分」「糖分」を含むスイカは、夏の暑さを凌ぐのにぴったりの果物です。
こまめに水分補給しましょう
- 喉が渇く前に、こまめに、ゆっくりと水分を補給しましょう。
- 起床時、外出前、外出中、帰宅後、入浴前、入浴後、就寝前には水分を摂取しましょう。
- 利尿作用のあるコーヒー・緑茶などのカフェインが含まれている飲み物やアルコールは、水分補給に適していません。
- 「水分だけ」を補給するとミネラル不足になります。麦茶や梅干しや塩飴+水分など、水分とともに塩分やミネラルを適切に補給しましょう。
- スポーツ飲料は糖分が多すぎるため、大量に飲用するのではなく、薄めて飲むか、経口補水液を活用しましょう。
異変を感じたらただちに活動を中止し、身体を冷やしましょう
- 強い体のほてりで体調不良を感じたら、公園の水道やお店の「お手洗い」を使い、十分な流水で腕を冷やしましょう。
- こむら返りを起こしたり、頭痛やめまいを感じたりしたら、風通しの良い涼しい場所へただちに移動しましょう。
注意!
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猛暑日(35度以上のとき)に扇風機(携帯扇風機を含む)だけを使用すると、体温を超えた空気が継続的に送られることで、脱水が促進され、逆に体温を上昇させる危険性があります。
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水分は一気に摂取しても吸収されません。運動前、外出時、就寝前、就寝後など、こまめに飲むことが重要です。また、「喉が渇いた」時は、既に脱水症状が始まっています。「喉が渇く前」に、小分けで、ゆっくりと水分摂取をしましょう。
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