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災害発生時の代用手段あれこれ


災害発生時の代用手段をまとめました。

体温調節

真冬に「暖をとる」、真夏に「身体を冷やす」ことは、避難生活において極めて重要なサバイバルです。寒気対策や熱中症予防に活用できるものをまとめました。

寒い!-断熱素材の活用

身に着けるものとしては、新聞紙、アルミホイル、ラップ、ハンカチやタオル、気泡緩衝材(プチプチ)が、床に敷くものとしては段ボールや発泡スチロールが断熱素材として有用です。

体温調節のポイント

身体のどの部分を温める(冷やす)ことで効率的に体温調節できるかをまとめました。

清潔・感染予防・身体保護

避難所生活になった場合は、密集空間・ストレスによりきわめて病気に感染しやすい環境がうまれます。落下物等で怪我をするだけでなく、怪我の治療が受けにくくなるリスクも高まります。可能な限り清潔や安全を保つ方法をまとめました。

マスク

簡易マスクを準備することで、咳エチケットだけでなく、煙や粉塵等を吸い込むリスクを軽減できます。

手の感染予防

手洗いが十分にできない環境では、特に「素手を清潔に保つ」ことも重要です。他者の傷の応急手当などをする際は、二次感染防止のためにも「ゴム手袋」を使うことが推奨されます。

足の保護

足場が悪い被災地では、泥や泥濘に足を取られたり、水たまりに落ちたり、落ちている釘や破片を踏み抜いたりと、想像以上に足場が悪くなっていることが多いとされます。平時以上に「足元を守る」ための方法です。

身体を拭く

トイレ

トイレが使用できない場合の対処法についてまとめました。

配管が壊れるなどして排水できない場合

断水しているが排水はできる場合

トイレそのものが使用できない場合

おむつがない場合

ナプキンがない場合

灯り

暗い中で可能な限り「灯り」をとるための方法です。

ツナ缶ランプ

火を扱うことから、火災のおそれがない状態で使用することが絶対条件です。地震による停電時の使用は、たとえ揺れが収まっていても、余震等での落下物などで思わぬ火災につながるおそれがあるため、絶対厳禁です。台風での停電や電線トラブルなど、地震以外の停電時の使用を想定しています。

簡易ランタン

電池のサイズを変更する

懐中電灯を使おうと思ったら電池切れ・・・。しかも電池は「単一」や「単二」で、家には「単三」しかない!というときに役立つ方法です。

水と食事

水や食事を、可能な限り清潔に摂取できる方法です。

水道水の保存

水道水は塩素消毒されているため、清潔なペットボトルに口元いっぱいまで詰めた状態で、直射日光を避けて常温保管することで、2~3日程度は飲用もできる水として活用できます。ただし浄水器を通した水や煮沸した水は塩素がなく消毒効果もないため、日持ちはせず、飲用水としては原則として毎日取り換える必要があります。

生活用水の保存

風呂の水は飲用には不適ですが、トイレや洗濯、掃除に活用できます。

水の運搬

食器の使い回し

食器を作る

睡眠

睡眠環境を整えることは、体力回復・ストレス軽減にとって極めて重要なファクターです。睡眠の質を高めるための方法です。

ベッドをつくる

枕やクッションをつくる

レクリエーション

ただでさえ窮屈な避難生活中に、準備不要な「遊び」は「気晴らし」として極めて重要です。

特別な道具を必要としない遊び

新聞紙などを使った遊び

新聞紙を丸めて「ボール」、新聞紙を棒状にして「スティック」を作ると、身体を動かす様々な遊びに応用することができます(新聞紙だけでなく、段ボールなどでも代用可)。



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