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2010/03/07公開の記事。

人間観察はすごく楽しい。

「この人、何のために働いているんだろう?」と、色々な人をウォッチングすると、
大体こういう風になる。

1、「上司のために働くことが生きがい」(ヒラメタイプ
2、「客(や周囲)のために働くことが生きがい」(熱血漢タイプ
3、「自分のスキルアップのために働くことが生きがい」(自分中心タイプ
4、「とりあえず生活のために働くことが生きがい」(会社依存タイプ

以下、形態別見分け方。

1、ヒラメタイプ
会社の方針が変わると、人が変ったようにそれに合わせることができる。「会議での報告」のための仕事が第一で、基本的に現場レベルで何が起こっているかは興味がない。したがって下からの評判は最低。上役にとっては使いやすいが、信用はされていない。

(メリット)ワンマン上司に傍に置いておかれやすい。
(デメリット)何ら発展的な提案もできないので、「組織病」を招きやすい。

(性格)何事も「自分中心」で、「自己愛」が強く、驚くほど「プラス思考」。

(思考回路)手柄はすべて自分のもの、ミスはすべて部下のせい。
(判断基準)「会社(本社)がどう思うか」
(私はこの判断基準を、「会社隷属病」と名付ける)

(飲み会)自分の過去の武勇伝や自慢話を好む。

(口癖)「昔の部署で俺は」「俺が若いころは」「会社の方針では」

(好きなもの)社長、上司、肩書き、偉人伝、名言集
(嫌いなもの)実用書、現場、自分の意にそぐわない部下

(得意なこと)揉め事をなあなあで調整すること、会社の方針に合わせて行動すること、情報の隠蔽
(苦手なこと)自分の意見をストレートに表現すること、不都合な点を上に報告すること

(具体例)「上ばかり見て仕事をしてきた。気づけば、慕ってくれる部下もいない。今の社内での立場も、結局微妙。老後のビジョンも立たない。今はただ、会社が定年後も潰れないでいてくれることを願うだけ」(56歳・男性)

(解説)どの会社にも必ず存在するのがこのヒラメタイプ。組織である以上、誰にでもヒラメ的要素は必要だが、「理事長に取りつく悪徳教頭」、あるいは「ジャイアンをヨイショするスネ夫」タイプになってしまったら終わりだ。リーダーはそういう部下を置いておいたほうが精神衛生上気持ちのいいものだが、そんな奴ばかりの組織なんて絶対に崩壊する。会社に勤めていて空しいところは、社長(あるいはもっと下の上司でもいいが)が変わると組織の方針なんてコロコロと変わってしまうところだ。ヒラメでいたって何の楽しいこともないと思う。大事なのは自分にとって「こう」だという判断軸を持つことだろう。

2、熱血漢タイプ
顧客満足が仕事の意義だと感じている熱血漢タイプ。がんばり屋が多いが、その方向が組織全体の意志とは微妙にずれていると、チームで仕事をするときには弊害となる。上司とぶつかることが日常茶飯事だが、現場受けは総じていい。上役にとっては使いにくいことこの上ないが、信用はされていることが多い。

(メリット)その熱心さが顧客には受ける。その能力ゆえ、個人的なコネが生まれやすい。
(デメリット)社内でのチームワークに難。仕事を抱え込みやすく、過労気味に。

(性格)基本的に「他者愛」があり、自分の信念に対しては「頑固」で、何事にも「熱心」。

(思考回路)他人のミスに厳しい。
(判断基準)「自分の常識」で判断してしまうことが多い。
(私はこの判断基準を、「自分の常識は世間の非常識かもしれないと疑えない症候群」と名付ける)

(飲み会)寡黙か陽気かの両極端。

(口癖)「こんなに頑張っているのに」「給料が安い」「自分で(が)やるしかない」「○○すべき」

(好きなもの)現場、タバコ
(嫌いなもの)会社、上司、肩書き

(得意なこと)頑張ること、意見をストレートにいうこと、報告・連絡・相談
(苦手なこと)仕事の質・量にメリハリをつけること、他人の都合を考えて仕事をすること

(具体例)「俺はこんなに頑張っているのに、会社は何をしているんだろう。同僚も頼りになりゃしない。全部自分がやらなくては。どうも頭痛が続くが、俺がやらなきゃ誰がやる。そういえば最近、子どもは寝顔しか見ていない」(36歳・男性)

(解説)頑張り屋さんはいつも無害かというと、実はそうでもない。頑張る方向が異なっていれば、それは「ありがた迷惑」という言葉もあるように、ただの害悪なのだ。自分の判断軸があるという意味ではヒラメタイプと比べて「人間的には」よほど信頼が置けるが、「組織的には」いつもウェルカムというわけではない。このタイプはえてして狭量なことが多い。自分の判断軸プラス、「相手の判断軸」も考えて行動できるようにしたい。

3、自分中心タイプ
若い社員に多いタイプ。上司が「この会社の将来のために」とハッパを掛けても、「は?アンタの老後のためだろ?」と冷めている。本心では安定雇用を望んでいるが、基本的に国も会社も信用していない。そこで現在の会社の制度(や、自分の置かれた立場)をとことん利用して、自分のスキルを高めることに主眼を置く。基本的能力は高いので仕事はできるが、好きな仕事しかしないことが次第に周囲にバレるので、現場受けは微妙。上役とはうわべだが「うまく」つきあうので、そこそこ信用される傾向にある。

(メリット)会社の目指す方向と個人的志向が合致した時に、爆発的な推進力が生まれる。
(デメリット)旧来の組織論や精神論ではまったく心を動かせないので、扱いが難しい。

(性格)幼児的な「自己万能感」があり、他者には「疑心暗鬼」、特定の物事に「傾倒的」。

(思考回路)誰かにあれこれ指図されることが大嫌い。失敗を極度に恐れる。
(判断基準)自分とその「仲間」が不快になることを極端に嫌う。自分とその仲間を不快にする存在を「敵」とみなす。
(私はこの判断基準を、「女子校グループシンドローム」と名付けよう)

(飲み会)意外だが、仕切れるタイプが多い。要は、あれこれ指図されるなら自分からやったほうがラク、ということだ。

(口癖)特になし

(好きなもの)自分と、家族・友人・恋人・同期を含めた仲間たち、趣味
(嫌いなもの)自分やその仲間を不快にする存在すべて

(得意なこと)指示通りに動くこと、仲間を守ること
(苦手なこと)自分から仕事を「創る」こと

(具体例)「会社に長くいる気はないけれど、チャンスがなければ別にいてもいい。だから、言われたことはこなすけど、自分から進んで仕事を作るつもりもない。やる気がないのではなく、やらないだけ。最近、先輩の目線がどんどんキツくなっているみたい。ムカつく。やることやってるのに」(28歳・女性)

(解説)若い社員はこのタイプが多い。将来に不安がある中で、生存本能が働いた結果だろう。ただ、その本能は相当劣化しており、「スキルを身につけて、やがて独立」という野心家タイプというよりは、「やることはやるが、いやになったら辞める」という消極的タイプがほとんど。こういうのを昔は「やる気がない」といったものだが。とはいえ能力が低いわけではないので、言われたことはそれなりにこなす。しかし、自分から何かをやろう、という積極的姿勢がまったく見えないので、とかく年長者はその態度に「ムカつく」。辞めることには抵抗がなく、やる気がない(ように見える)ことを叱りつけると、やがて本当に辞めてしまう。21世紀型新人類。対処法は「理解すること」。

4、会社依存タイプ
仕事に対する熱意はなく、基本的に今の生活水準を維持することに主眼を置く。そこそこ真面目に働いて、そこそこで終える。ワークスタイルは「毎日定時帰り」のタイプと、「毎日ダラダラ残業(生活費稼ぎ)」のタイプに分かれる。有給はキチッと消化するのも特徴。現場からは可もなく不可もない評価。上役に逆らうこともないので評価も普通。

(メリット)可もなく不可もないこと。ゆえに、事故発生確率がきわめて低いこと。
(デメリット)彼ら・彼女らには何らの価値創造も求められない点。また合成の誤謬で組織全体では非効率になり得ること。

(性格)基本的に「自己保全」本能が強く、自分のことに「執着」し、かなり「不安症」である。

(思考回路)「自分が大事」で、他者には基本的にまったく興味がない。
(判断基準)すべてにおいて自分に何かが降りかかることを極度に恐れる傾向にある。他者はどんな目にあっても平気である。
(私はこの判断基準を、「強迫症的自己保全症候群」と呼ぶ)

(飲み会)面倒くさいので、参加しないタイプが多い。当日のドタキャンもしばしば。参加したとしても1次会のみとか。幹事経験はほとんどなし。

(口癖)「今度の休みは」「昼休みは」「今日の帰りは」「昨日の夜は」

(好きなもの)自分自身とその周囲、お金、休み、安定した身分
(嫌いなもの)自分に降りかかってくるすべての災厄、自分を不利な立場に置く上司・同僚

(得意なこと)忙しいフリをすること、人に仕事を振ること
(苦手なこと)人の仕事を代わりにやってあげること、自分が不利になる報告をすること

(具体例)「腰かけのつもりが、意外と給料がよくって結局会社に残ってしまったわ。適当に残業して、休みたいときに有給とって。マンションも買えたしね。もう20年近く同じような作業をしていたら、さすがに何でも流しでできてしまうわよね。あとは会社がつぶれなければいいんだけど。今日は疲れたわぁ。定時で帰ろうかしら。銀行に寄ろうっと。」(41歳・女性)

(解説)ある意味でもう会社に(も自分にも)何も期待していない人たち。職場のモチベーション低下の元凶ともいえる。「大企業病」「ぬるま湯病」とも言える。社会が成長を止めた90年代に考えられた治療方法は、徹底した成果主義の導入やリストラといった「荒療治」であった。が、そういうことをすると、優秀な人から会社に見切りをつけ、最後まで会社に残るのは、・・・実はこういう人種だけ・・という結果に終わることに。このタイプは、決定的に悪くないだけに、じつは一番タチが悪い、治りにくい風邪のようなものかもしれない。

***

ヒラメタイプばかりでは組織は不祥事の嵐。

熱血漢タイプばかりでは組織は個人技で崩壊。

自分中心タイプばかりでは組織は前に進まなくなる。

会社依存タイプばかりでは組織はいずれコスト高で破産する。

逆にいえば、

ヒラメタイプがいなければ組織は回せない。

熱血漢タイプがいなければ組織は凍りつく。

自分中心タイプがいなければ組織は老化する。

会社依存タイプがいなければ組織は事故を起こす。

・・・結局この4タイプ、すべて必要なのだろう。


公開開始:2011年6月27日

2009/10/25公開の記事。

今年はヒット曲もないので、より危機だ。
・・・こんな紅白だったら見るんだけどなー。

総合司会:タモリ
赤組司会:楠田枝里子(1部)・黒柳哲子(2部)
白組司会:爆笑問題(1部)・みのもんた(2部)
審査員: 高田純次、ルー大柴、関根勤、小堺一機、吹石一恵、宮崎あおい、堀北真希、長澤まさみ、新垣結衣、北川景子
特別審査員: ゆってぃ、いとうあさこ
番組もりあげ隊:ザ・ドリフターズ

<第1部>
19:00 オープニング(ドリフの歌を会場のみんなで歌う。「♪エンヤーコーラヤッ」)
19:03 タモリとさんまのセッショントーク(大昔に金曜の「いいとも」でやっていたやつ、ゲスト:タモリ、明石家さんま)
19:13 東西マジック大集合(ゲスト:Mr.マリック、セロ、その他)
19:25 タモリの密室芸スペシャル!(8ヶ国語麻雀・警察官・サッカー・相撲解説・バスガイド)
19:35 年越しレッドカーペット!(若手芸人の総力結集、国民が地デジで「大笑」を審査!司会:高橋克美・今田耕治とテレ東の大橋アナ。順番はゆってぃ→トータルテンボス→くまだまさし→いとうあさこ→いがわゆり蚊→ロッチ→しずる→はんにゃ→フルーツポンチ→柳原可奈子→我が家→COWCOW→インスタントジョンソン→ザ・ギース→もう中学生)
20:00 8時だヨ!全員集合 紅白スペシャル(いかりやのVTRでスタート。全員で再び「♪エンヤーコーラヤッ」の大合唱!)
20:03 「ドリフの早着替え」紅白スペシャル (ドリフメンバーによる公開コントを放映。加藤の「あれ?いかりやさんは?」)
20:23 欽ちゃんの「いまさらながら」審査員紹介(仮装大賞のノリで)
20:25 加トちゃんケンちゃんのごきげんコント「松の廊下」 (志村、加藤)
20:30 サンデージャポン!紅白進出スペシャル!!?芸能界ぶっちゃけトークで禁断のあの人も登場!っていうか15分で終わるの??(トークゲスト:田代さん、お塩さん、酒井ご夫妻など。司会は三宅アナと有働アナ。突っ込み役に爆笑問題と青木アナ、テリー伊藤、デーブ・スペクター、八代弁護士、西川先生といういつものメンバー。途中スペシャルゲストとしてさらにビートたけしと安住アナも登場。)
20:45 少年少女合唱隊(ゲスト:研ナオコ、和田アキ子、沢田研二、郷ひろみ、松田聖子、キャンディーズ、オードリーのお二人。最後は志村の「東村山音頭」で締める。東村山市長と中継で結んでもよい。)
21:00 世界まる見え!紅白出張版?マル秘禁断映像全て見せますスペシャル?(世界の衝撃映像を12連発。司会に楠田復活&所ジョージ、スペシャルパネラーがビートたけし。ゲストは植草克秀、ケント・デリカット、田中義剛、ラサール石井、ガダルカナル・タカ。)
21:15 ニュース中断(キャスター:畠山アナ)

<第2部>
21:20 ザ・今年のベストテン!(司会:黒柳徹子と久米宏のゴールデンコンビ。登場する歌手はまったく思いつかない。何はなくとも小泉今日子「風のマジカル」と太田裕美「木綿のハンカチーフ」は決まりなのだが・・・)
21:45 ヒゲダンス(加藤茶・志村けん)
21:50 爆笑オンエアものまねバトル(コロッケ、清水ミチコのガチンコ勝負。ひいたカードの人を即興で真似る。審査員のボールで決着。)
22:00 クイズ紅白ダービー!(司会は大橋巨泉、ゲストは、はらたいらは思いつくのだが・・・)
22:15 ここでナイナイの岡村が謎の格好で登場。後ろ姿のみ。なぜか「亀」の文字が。果たして・・・(「詳しくは、1時間後をお楽しみに」―というテロップが出る)
22:18 変なおじさん登場!(NHKホールの客席にまぎれた「変なおじさん」。「キャーっ」という嬌声、「このおじさん、変なんです」というあの台詞をいうのはなんと、石野陽子だ!!意気揚々と舞台で「変なおじさん」を踊る志村。「何だ君は!」というのはダチョウ倶楽部の面々。)
22:21 連想ゲーム!紅白ミニミニ・十人十色スペシャル!!(司会はおなじみ徳田アナ。勝ち抜き戦。隠しテーマは「紅白」。キャプテンがなかなか思いつかないのが残念だが、ゲスト解答者に江守徹は必ず出演してもらいたいもの)
22:30 風雲たけし紅白城!(若手芸人が紅白会場に仕掛けられたさまざまなトラップを回避し、ゴールにたどり着く)
22:55 じゃんけん決闘(志村と仲本による名物決闘。水、氷、牛乳、墨汁、風船、化粧液・・・最後はカエルだ!!)
23:00 クイズ紅白ミリオネア(司会はみのもんた。ゲストはイチロー当たりでどうか。最高賞金は1億円だ。)
23:15 歌の時間(会場の全員でZARDの「負けないで」を熱唱。)
23:20 ナインティナインの「年越し祈りの儀式」 (岡村がスーパーサイヤ人となって全国民の願いを吸収。自ら「元気玉」・・というより「火の玉」となって、フジテレビの巨大な玉に突っ込む。爆発した岡村の運命は・・・と思ったら、岡村はお台場の海から出てきた・・・「これ、他局じゃん!」と怒る岡村だったが、とっさに「日テレだベア?」といってTBSのブタの格好をしながら新橋へ向かう・・・「年忘れにっぽんの歌みなきゃ?」と絶叫しながら・・・それを笑ってみている矢部・・・)
23:30 大トリとしてSMAPが登場(視聴率対策)、「世界にひとつだけの花」を会場で熱唱。
23:35 審査スタート。その間、今日の名シーンをおさらい。 当然、「日本野鳥の会」茨城支部が登場する。
23:40 審査終了。堺正章が表彰(当然、マイクがぶっ飛んだり、読み飛ばしたりといったお約束つきだ)。
23:43 全員で「蛍の光」
23:45 NHKの真骨頂「定刻終了」。何事もなかったかのように「ゆく年くる年」へシフト。

これなら、視聴率90%いくね。個人的視聴率ね。


公開開始:2011年6月27日

2009/12/12 公開の記事。

私は「エコ」が大嫌いで、これ以上周りが「エコエコ」言っているとそろそろ本気でブチ切れてしまいそうなほどだ。エコは以下の点で、完全に「悪徳」宗教以外の何ものでもない。私は異端者と言われようと、徹底してエコと「決別」し、「対峙」する。

○教義は「地球のために」

「地球のために」という誰にも反対のしようのない、ある意味で卑怯な教義を持つのが「エコ教」 だ。これは誰にでもわかりやすく、そして、受け入れやすい、あるいは表立って反対しにくい―という、実に巧妙な仕掛けを持った教義である。すでにこの時点で「怪しい」と気づくべきなのだが・・・。

○批判的である

宗教は、一般的には科学(現代社会)の対義語と考えられている。したがって畢竟、科学に対してはどうしても批判的になる傾向にある(この批判性が「和」と「同化」を好む日本人の宗教アレルギーの一因でもあるだろう)。

もっとも実は「科学」すらも突き詰めれば「宗教」なのだが、そんな話はともかく。今の科学社会を、もう一度「人間」の立場から捉えなおすのが宗教の本質的役割だとしたら、今の社会の在りようを根本から見直すことを要求する「エコ」は、その意味で立派な宗教である。

本当は現代社会がなければ成り立ち得ない「エコ」という概念は、別に人間的本質を衝いている訳では実はなく、ある意味で自己欺瞞に満ちた存在であるのだが・・・

○大衆に受け入れられるための似非科学性

難解な教義を大衆に理解させるためには、単純かつ明快な「理論」が必要である。別に何だっていいのだ。分かりやすければ。
エコ教を強力に推進するのが「二酸化炭素が増えると地球が温暖化して、すげえやべえことになるぞ」という例の似非理論である。

科学的には二酸化炭素→温暖化→やべえことが起こるという図式は証明されてすらいないのに、なぜか国家を挙げて「二酸化炭素を減らしましょう」の大合唱。

もう、げっぷもするなよと言いたい。

○「将来」の不安を煽る

悪徳宗教の本領は、「将来の不安を徹底的に煽ること」。

このままいくと「地球で暮らしていけなくなる」上に「子孫に迷惑をかける」と究極の不安を煽るという意味で、エコはやっぱり悪徳な宗教だ。

○妙に権威的

そして妙に権威的なのも悪徳宗教の特徴である。従わない奴を異端者扱いし、そのコミュニティから徹底的に排除する。
「二酸化炭素→温暖化」という単純極まりない図式に疑義を唱えただけで、「無視」される社会というのは、どう考えても狂っている。

ちなみにこれに似た身近な例は「禁煙ファシスト」だ。喫煙者というだけでさも極悪人かのように扱い、お店からも締め出すというのはどう考えても異常である。私は非喫煙者だが、いくらなんでも最近の「禁煙」のさせ方は病的だ。類義語に「女性専用車両」がある。男性というだけでラッシュ時の電車に乗れないというのは差別以外の何者ものでもない。運賃返還要求運動が起こらないのが不思議だ。

・・・エコもまったく同じ匂いがする。このままいくと、「エコファシスト」で国が滅ぶかもしれない。

○金持ちからの布教

エコカーを最初に買ったセレブは誰だっけ?

こういうのは、金持ちを味方にするのがポイント。 庶民からは搾取できる量が限られているので、まずセレブに思想を植えつけ、なんとなく「格好よさそう」という幻想を抱かせるのだ。お金が集まってきたら、大々的に布教活動を行い、間口を広げる。銀行で言えば、普通預金しか預けていないようなわれわれ「ゴミ客」の勧誘からだ。「チリも積もれば山となる」のだから、この効果は無視できない。そうそう、イメージアップのために、「草の根で活動しています」という一言を忘れずにね!

○異端追放

先ほど書いた通り。その「権威」によって異端者を居ずらくさせ、場合によっては社会から抹殺する。おお怖い、怖い。
新聞・テレビといったメディアをフル活用するといいみたい。

○実は不要なものを「必要」にする

ほら、高価なツボがあるでしょう。あれと一緒ですよ。

「エコ」の名の下にどれだけのものを買い替えさせられるのか。本来は、「エコペットボトル」を買う前に、ペットボトルそのものを買わなければいい。「マイ箸」を買う前に、外食をしなければいい。「エコカー」を買う前に、車に乗らなければいい・・・・はずなのに、「エコボトル」も「マイ箸」も「エコカー」も、いつの間にか「必要なもの」になってしまっている。

本当に「エコ」を考えるのだったら、一生洞窟に住んで居ればいいのだ。

○「エコ」という名のお布施

つまり、「エコ」という名でわれわれはお布施をしているわけですよ。冷静な目で見ると「?」なんだけど、お金を出している本人はそれが幸せ。
別に本人が幸せならそれでいいのだが、周囲に迷惑をかけたり、強引に「エコ教」を勧められるのは迷惑だ。

お布施には、「免罪」「みそぎ」的なところがあって、要は後ろめたく思っていることに対する贖罪とこれからの決意が具体化されたものなんだよね。
特に「エコ」なんて、人間である以上、誰もがチクチク胸が痛んでいるでしょう?少しでも環境にいいものを買うことで、罪を償っている「気分」になるんだよね。

私は、そういう気持ちに付け込むことこそ、悪徳宗教の本質なのだと思っているのだが。本当の宗教であれば、いつか心の救済があるだろう。しかし、「エコ」に終わりはない。エンドレスに付け込まれるだけだ。そこが悪徳なのだ。

○ついに世界宗教へ

今、世界中のお偉いさん方が「エコな会議」をしているが、私にはこれが、宗教論争に見えて仕方がない。

先進国の「エコ教」、途上国の「エコ教」、日本の「エコ教」・・・と、同じ「エコ」でもぜんぜん解釈が違う。しかし世界的にこんな論争が行われているなんて、もはや「エコ」は世界を覆いつくす宗教なのだ。

もしかすると、世界は「エコ」で滅びるかもしれない。杞憂に終わればよいが・・・

私は「エコ」が大嫌いで、これ以上周りが「エコエコ」言っているとそろそろ本気でブチ切れてしまいそうなほどだ。エコは以上の点で、完全に「悪徳」宗教以外の何ものでもない。

私は異端者と言われようと、徹底してエコと「決別」し、「対峙」する。


公開開始:2011年6月27日

ようこそ、『編集後記』へ。

ここでは、管理者が日々の生活の中で適当に思いついたことを、何の脈略もなく書き綴っています。ひっそりとお楽しみいただければ幸いです。


○リンクについて
ご自由にどうぞ。

○二次利用(転載等)について

転載等(二次利用)は、非営利目的に限りご自由にどうぞ。
上記以外の利用をご希望の場合は、トラブル防止のため、ご相談ください。

○特徴(1)
基本的に「アイデア帳」「日記帳」です。1行程度のもの(ツイッター的つぶやき)から、5000文字近い長文まで、様々なジャンルの文章が並んでいます。中には、ここで掲載した記事のアイデア(草稿)が、サイト本編で日の目を見る、ということもあります(例えば、海芝浦駅の取材記事)。

書いた本人が言うのも変な話ですが、「玉石混交」です。たまにでも、皆さまの琴線に触れるものがあれば嬉しく思います。

○特徴(2)
コメント欄やトラックバック欄はありません。

○掲載しているジャンル
日常、政治、経済、社会一般、歴史、教育、哲学、紀行、思想、IT、技術、鉄学、文学、芸術、考現学、サブカルチャー、ゲーム、街角ウォッチング(路地好き&ビル萌え)、反エコ、など。

○経歴
2012年5月『新・編集雑記』を 『編集後記』に改称。
2011年6月 『新・編集雑記』開設(新ドメイン hatosan.com上にて)。
2004年7月 旧『編集雑記』開設(旧ドメイン isweb上にて)。

旧『編集雑記』では、2004/07/07より2011/03/19までのおよそ7年間で、のべ597記事が執筆されました。

2011年5月にサイトのドメイン変更を行いましたが、古いmovabletypeで書かれていた旧『編集雑記』は、ログの全面移管が技術的に困難だったため、新『編集雑記』として再スタートさせました。

新記事と並行して、過去の記事(反響のあったもの、お気に入りのものなど)を管理者判断で部分的に復活させた上で掲載(サルベージ)する場合もあります。これからも、忘れていた記事が突如「発掘」されることがあるかと思います。どうぞ、末永く宜しくご笑覧ください。

※2013年8月12日追記
編集雑記のすべての記事を、『編集雑記アーカイブス』として再掲しました。

○そういえば・・・
内容により、たまに「激怒のメール」をいただくことがあります。「見ているだけで不快」とか、場合によっては「死ね」とか・・。しかし、「敢えて過激な表現を使って、問題提起をする」という表現上の手法を「わざと」使っていることもあるので、その当たりも勘案いただき、どうぞ温かくお許しください。

○免責事項
どんな内容が書かれていても、サイト本編とは一切関係ありません。
したがって、ここに記述された内容に関するお問い合わせには、お答えできません。


公開開始:2011年6月27日
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