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●冷房をつけると、1時間後に女性が「寒い」といって、何故か冷房をつけた人を怒り出す
よくできた人というのは、怒る前に自分で寒暖を調整できる服装を用意しているものです。

●修学旅行では、「朝まで起きていようぜ!」と言っていた奴が真っ先に寝てしまう
要領の悪い真面目な人ほどその言葉を真に受けて、午前4時まで眠れないのです。

●地震が起きたら、取り敢えずNHK
これは国民的習慣です。ある意味、飼い慣らされていると言えましょう。

●お習字の時間、女子の服に墨汁を撥ねてしまい、気まずくなる
墨汁って落ちないんですよね。なかなか。何故か先方のお母さんに間接的に怒られると言うおまけ付きです。

●気になる異性というのは、その人物に彼氏(彼女)が居ると分かった瞬間に興味がなくなる
タレントも同様。

●自動改札機で家の鍵をタッチしてしまいブザーが鳴って赤面・・・
逆に家の鍵を開けようとしてSuicaを出す・・と。この人相当疲れていますね。

●会社のプリンターの前で「あれ?出てこない?」と思っていると、実は画面上に「印刷範囲外です。印刷を継続しますか?」と表示されており、指示待ちストップ
これ、地味に腹立ちますよね。しかも恐る恐る「OK」ボタンをクリックすると普通に印刷できるし・・・なんなんだこれ。

●大事な書類に限って、判子をさかさまに押してしまう
これが金融機関の手続きだったら最悪。微妙に「この電子化時代に何で?」と関係者を小一時間問い詰めたくなるくらい、余計な時間が掛ってしまう・・・

●空き過ぎている病院は、藪医者
こういう医者の場合、風邪をひいたら抗生物質の○○で、お腹を壊したら△△で・・・と、通っているうちに「自分がどんな薬を処方されるか」が分かってくるようになります。そういう病院で医師は、大抵、患者ではなくパソコンにだけ視線が向かっていますけれど。まぁ、飲みたい薬が分かっているときは便利なんですがね。

●クレーマーに限って、「クレーマーとは思われたくないんですけど・・」と言う
よく分かってるじゃん。あんたのことだよ。

●閉店間際の来客。客「まだ、いいですか」 お店「あ、どうぞ」←顔が引きつっている
逆の立場だったら、・・・分かる、分かる。

●選挙前になると、「久しぶりの友人」から電話が掛ってくる
要するにこれはアレですので、ただちに縁を切ることになります。残念ながら―。
要するに人脈を票に変えるシステムでしょう?こういうの大嫌いなんだよな。

●怪しい先輩が喫茶店でコーヒーをおごってくれたとき、なぜか話の中で健康食品が頻繁に登場する
要するに金づるになれ、ってことです。

●エコエコ馬鹿騒ぎしているスイーツ野郎に限って、趣味が海外旅行という愚
だから、飛行機1回乗るだけでレジ袋何万枚分の石油を使うんだって話ですよ。


公開開始:2011年6月30日

2010/08/15公開の記事。

色々と考えてみた。同意/不同意いろいろありましょうが、ご勘弁を。

(麗しの学校編)

●黒板消しで黒板の文字を消しているときに感じる視線は、100%気のせいである
このようにして、過剰気味の「自意識」は抑制されていくのです。一種の通過儀礼ともいえます。

●女子がクスクス笑っているのを聞くと、いつも自分のことだと思う
このようにして、男の「不安神経」は鍛えられていくのです。

●ポケットにティッシュペーパーが入ったまま洗濯機に入れてしまい怒られる
全国の95%(当社比)の小学生が経験するという事故です。家族の洗濯物がティッシュまみれになって、思い出すだけでも笑える光景ですよね。何故か物凄く怒られたのが印象的です。

(怒涛の会社編)

●急いでいるときに限って、コピー機が劇的に詰まる(小さな切れ端が取れない)
「もう詰まった紙、抜いたじゃん!」とコピー機に向かって怒鳴ってみるのですが、よく見ると小さな小さな切れ端がちょこんと残っていたりするのです。 すると「怒鳴ったりして、ごめんね」と謝る小市民の誕生です。

●中途半端なポジションの人から「同期には誰がいるの?」などと聞かれて適当な人物を答えると「あ、彼ね。彼もがんばっているよね」と言われ、リアクションに困る。
同期が誰とか何とか、そういう社内人事に興味がある人は全体の3割くらいでしょう。6割の普通の人、またそういうことに全く興味のない1割の人にとってみれば、「彼もがんばっているよ」の「彼」がどうなろうと、知ったこっちゃないのです。私の尊敬するある友人はこの現象を指して「まずお前ががんばれよ」という名言を残しましたが、これはまったくもって同意できる発言です。

●電話をかけたつもりがFAXに電話してしまい、「ピー音」で耳がやられる。
これをやると恥ずかしいですよね。周囲に音は聞こえないにも関わらず、「あ、FAXに電話しちゃった」などと大きな独り言を言ってみたりするのです。

(黄昏の旅行編)

●なくした切符は、家について服洗う時になると、ポケットの奥から出てくる
「切符をなくす」のも旅の楽しい思い出なのですが、ポケットやカバンの奥から突然「やあ!」と顔を出されると、一気にテンションが下がります。 「あ、そこにいたのかー、アハハ」とはなりません。

●旅行前日までが一番テンションが高く、当日になると意外とテンションが低い
子どもの頃は皆、そうでした。一番の原因は、眠いから。

●旅行の時に限って、原因不明の熱が出る
高校の修学旅行のとき、季節外れのインフルエンザに掛り、荷物だけ京都を往復したという苦い思い出があります。

(疾風の社会編)

●冷やし中華の全国共通の合言葉は「はじめました」
どのお店でも決まって「はじめました」という合言葉で売り出されるのはすごい。もはや「冷やし中華、はじめました」というメニューなのではないかと思うほどです。

●朝日新聞やNHKが「今、流行の」と言いだしたときは、ブームはすでに下火になっている
要するにこの2メディアが「お堅い」ということですね。だいたい、NHKがメインニュースで特集をし出したころには、次のブームが芽生えているのが普通です。流行ウォッチのひとつのバロメーターにしてみましょう。

●雲ひとつない晴天の日でも、上から水が落ちてくると、雨かと思って手を差し出してしまう
こういうときは、エアコン室外機から滴り落ちてくる露という結論なんですけどね。まれに鳥のおしっこということがあるので侮れませんが。

(毎日のコンビニ編)

●お釣りをもらうとき、女性店員に手が触れると「この娘、俺に気があるのかな」と思う
これは勘違いもはなはだしいです。ただ、小銭を床に落とされるのが迷惑なだけです。

●郊外の駅前では、夜になると普通の社会では見られない様な髪型やまゆ毛をした人たちが多数、たむろしている
普段はどこに生息しているのでしょう。 本当に不思議なんですよね。あ、夜行性だから昼間は寝てるのか。

●セブンイレブンだけ、独特の匂いがする
これ、いまだに分からない謎なんですよね。一説には「おでんの匂い」といいますが・・・

(変革のテレビ編)

●『ゆく年くる年』になるとチャンネルを変えてしまう自分に嫌悪感を覚える
たまには、静かに年を越したいものです。

●笑点→サザエさん→大河ドラマ・・とみているうちに月曜がとても辛く思えてくる
「サザエさん症候群」の典型ですね。

●CM中に「テレビ東京」にチャンネルを合わせたら意外に面白くてそれを見続けてしまう
これは実によくあるパターンですね。

(あの頃のゲーム編)

●いまだにテレビゲームを「ファミコン」と言ってしまう
ファミコン世代の性ですね。今は、その「機種名」で呼ぶみたいですね。「ディーエス」とか、「ウィー」とか。

●バグが発生すると、カセットの端子部を「フーッ」って吹く
何なんでしょうねあれ。科学的に見れば、効果は皆無に等しいはずなのに。本当にそれで直る(もちろん偶然)こともあるから不思議です。

●ファミコンのACアダプタは、コードの皮がすぐ剥ける
お尻のコードの部分が特に弱くて、銅線がむき出しになってしまうのがデフォルトでしたね。

(ああ無情・・・人の性編)

●1度しか行ったことがないのに、「行きつけの店」と言ってしまう
看板や広告で「大人の隠れ家」と宣伝してしまう心理と少し似ているような気がします。

●レジで「お待ちのお客様どうぞ」と言われて行こうとしたら後ろに並んでいたおばさんが先に向かってしまい、一瞬、怒髪天を衝く
「おばさん」というのがポイントだと思います。でも、なぜかこういうときの怒りは後を引きません。

●絆創膏をはがした後の「臭い」にハマる
・・・人が、「指の先の臭いフェチ」になる瞬間です。ホワイトボードのマーカーやゼリー式瞬間接着剤の臭いと一緒で、本当に「一瞬」だけ嗅ぎたくなるタイプの匂いですよね。きっと有害だと思います。

(寡黙の鉄道編)

●慌てているときに限って、自動改札に挟まれる
後ろの人の迷惑そうな顔(見えないが、きっとしているに違いないという想像)が、恥ずかしさと焦りを一層掻き立ててくれます。現代社会のストレスの中でもかなりの上位に位置するイヤーな現象です。

●立って寝てしまい、ひざがビクってなる
これは恥ずかしいです。ただし、誰もが「気づかないフリ」をしてくれます。

●降りそびれた女性は、ドアが閉まった瞬間、隣の車両へ移動する
このときの移動速度は、マッハ3を超えます。


公開開始:2011年6月28日

2005/10/13公開の記事。

●脱・日常
ふと、日常の喧騒を離れて海を眺めてみたくなることがある。
そんなとき、お勧めなのが「海に一番近い駅」として有名な「海芝浦駅」の探訪だ。

以下の写真を見て明らかなように、この駅は海に直面している。

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▲電車を降りるとホームの真横が海。この構図が面白い。

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▲釣りができそうなほど海が近い(実際にしてはいけない)。

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▲ホームからは「鶴見つばさ橋」を眺めることが出来る。嗚呼、絶景哉。
なお「ベイブリッジ」ではないので、ここに人を連れてきて薀蓄を語りたい人はボロを出さぬよう注意。

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▲通勤電車の中から大型船の航行を眺めるという図。
日常ではなかなか味わえない醍醐味がある。

今回の取材は日中に行ったが、夕刻の海などそれはそれは綺麗なのだそうな。朝日を浴びる海というのも素敵だろう。サンライズ海芝浦。サンセット海芝浦。どちらも一度拝んでみたいものだ。

潮の干満でもこの駅はかなり表情を変えるだろう。満潮と干潮では水位はどのくらい変化するのだろうか。それだけではない。朝ラッシュ時、気だるい昼の午後、休日、荒天の日、そぼふる雨の中、雪の中、カッと晴れた夏の昼間、寒風吹き荒む冬の朝、穏やかな春のあけぼの、涼しさが肌に染み入る秋の夕暮れ・・・季節、時刻や天気によってもこの駅の姿かたちは変わっていきそうだ。夏の夕暮れなど、ムード満点だろうなぁ・・・

色々な時間に、様々なシチュエーションで、何度でも訪れてみたい名駅である。
そういえば海芝浦は「関東の駅百選」にも選ばれていたのだった。納得である。

●どうしても出られない
海芝浦駅は「芝浦」の名の通り、株式会社東芝・京浜事業場の構内にある。
そのため駅の出口が守衛所になっており、一般人は駅から出ることが許されない。

そう。海芝浦は、「海に近い」だけでなく、「出られない駅」としても有名なのである(入場には従業員証・入場許可証が必要。余談だが駅から会社構内へ向けた撮影行為も原則禁止となっている)。

ただ、「出られない駅」とはいえ、「海が見える」というムード満点の珍駅であるから、一般人でもここを訪れる人は多い。折角訪れたのに、ホームで、あるいは電車の中でただじっとしているだけというのも・・・

その事情を慮った「いなせ」な東芝の好意によって、ホームの先に「海芝公園」という小さな公園が作られた(風力発電機つき)。くつろぎのスペースである。こういうのを確かメセナとかフィランソロピーとかいったが、素晴らしい計らいである。

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▲海芝公園にはベンチが設けられており一息つける。
ここから眺める東京湾はオツである。飽きない限りいつまでも眺めていられる。
フェンスには海に落ちた人を助ける「救命浮き輪」が備え付けられていた。至れり尽くせり。

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▲公園からホームを望む。電車が止まっているのが見えるだろうか。
ホームは片面しかない。

なお、駅構内には水洗トイレや自動販売機(2台)もあるので安心だ。
公園の開門時間は意外と長く、9時から20時半まで。もちろん無料である。
ランチ・スポットとしてもいいかもしれない。

●アクセス方法
さて、ここまで読まれて、一度は海芝浦駅へ行ってみたい、と思った方もいらっしゃるのではないか。というかそう思っていただけると有難い。是非、多くの方に「都会の中の非日常」を味わっていただきたいのだ。

ここで簡単に現地までのアクセス方法を示しておこう。

まず、JR京浜東北線で鶴見駅へ(京急の場合は京急鶴見駅で乗り換え)。
そこから3番線(一部4番線)の「鶴見線(浅野から芝浦支線)・海芝浦行き」で約11分。

そう、たった11分の気軽なトリップなのだ。お勧めする所以である。
日中は概ね1時間間隔で運転しているので、時刻をしっかりと確認してから訪れたい。

日中の折り返し時間(海芝浦駅での滞留時間)は平日が25分、土休日が24分。景色に見とれて乗り遅れると海のど真ん中で1時間待ちの憂き目に遭うので要注意。

気になる時間とお金だが、接続がベストの場合、JR利用で
東京からだと約45分450円(乗換えを含まなければ30分ほど)。
横浜からだと約25分210円(乗換えを含まなければ20分ほど)。
・・・と大変お得。JRの「ホリデー・パス」も使えるし、東京や横浜観光の1ルートになってもいいぐらいだ。東京―海芝浦―横浜―桜木町・関内・みなとみらい―中華街 というルートはなかなか新しくてお洒落だと思うが・・。

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▲東京から気持ち移動すればこの景色。横浜からだと25分。
ちょっとした旅行気分を味わうのに最適だ。

なお、鶴見線はやや特殊な部分があるので注意ポイントをいくつか。
==
(1)全線無人駅なので、鶴見駅から乗る場合は一度「中間改札」を通る必要がある。「改札の中に改札がある」のではじめはびっくりするが、慌てないように。なお、鶴見から先の切符の清算は鶴見駅で行う必要がある。

(2)海芝浦駅では自動券売機が用意されている。帰りの切符はここで忘れずに購入を。

(3)便利なSuicaも使える。海芝公園の手前に「Suica簡易読み取り機」が設置されているので、出るときと入るときにそれぞれタッチしておく。これを忘れると厄介なことになるので注意。なお、読み取り機付近では監視カメラが目を光らせているので、変なたくらみをしないほうがいい。

(4)鶴見経由以外にも、尻手―浜川崎を結ぶ南武支線経由のルートもある(京急からは八丁畷で乗り換え)。 南武線方面からはこちらが便利(ただし本数が少ないので注意)。 / この場合は、「南武支線」の終点「浜川崎」駅で「鶴見線」の「鶴見方面」に乗り換え、「浅野」駅でさらに「鶴見線・海芝浦方面(芝浦支線)」に乗り換える。 / 注意すべきなのは、「浜川崎で乗り換えるときに、Suicaのタッチをしない」ということ。浜川崎駅は道路を隔てて「南武支線」と「鶴見線」の駅があって、乗換えでどちらの改札も「タッチ」してしまうと乗車扱いとなり、初乗りの130円分を余計に取られてしまう(二重清算)。ここは要注意ポイントだ。
==

●おまけ

(その1)
海芝浦が有名すぎて目立たないが、隣の「新芝浦駅」も海(運河)に面した駅である。
ここもその名の通り東芝の敷地内にある駅だが、ギリギリで公道が駅前に延びているので外部との接続が可能。海が見えたからといって「海芝浦」と間違えないように注意!

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▲下りホーム。吹きさらしが哀愁を漂わせている。しかも下は海。

(その2)
新芝浦―海芝浦間の駅と路盤は全て東芝の社有地なので、JRは借地料を支払っているのだとか。話題には事欠かない路線だ。

なお、ガラガラの電車で運転する様を想像していたのだが、意外と乗客は多い。駅が出来るだけのことはあるようだ。車掌も乗っている。

(その3)
海芝浦駅の開業は1940年11月1日。まもなく65歳となる。

(その4)
走っている電車はたったの3両編成。
これはかつて山手線や総武線で長い編成をくねらせ、たくさんの乗客を乗せて走っていた205系通勤電車の改造車なのだ。

かつてとは全く違う場所を走ることになった通勤電車。同じ「通勤電車」でも、10両・11両という超大編成から開放され、都会の喧騒を離れて運河沿いの工業街をひた走るその電車に、そこはかとないロマンを感じるのである。

(その5)
鶴見線には魅力的な駅が多い。

お帰りは鶴見の1つ手前、「国道」駅で途中下車するのはいかがだろうか。手軽に「昭和」にタイムスリップ出来るからだ。ちなみに、駅名の由来は駅前を走る「国道15号線」から。そのまんまである。

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▲分かり易すぎる駅名。「国道」など全国にたくさんあるわけで・・・
(開業当時は「鶴見臨港鉄道」。地元の私鉄だったので付近に1本しかない"国道"で充分事足りたというのが真相だ。1943年の戦時買収で「国鉄」になっても駅名はそのまま残って、現在に続く。歴史の皮肉である。なお鶴見臨港鉄道株式会社は現存しており、鶴見駅前「ミナール」など数箇所に不動産を所有している(東亜建設工業の関連会社)。

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▲駅前を正真正銘の「国道」が通る「国道」駅。
1930年開業だから今年で75年目。「昭和」の風格が漂う立派な高架駅である。

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▲昼間でもシーンとした高架下の通路。どことなく「昭和初期」のイメージが。

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▲レトロで味のある改札口。
改札は無人化され、2台の「Suica読み取り機」に取って代わった。時代の流れを象徴する。

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▲高架を抜けてすぐの鶴見川の風景。

周辺の散策が終わったら―

国道駅から京急花月園前駅はあっという間である。真っ直ぐ歩けば3分ほど。
横浜へ抜けるときはここから京急で10―13分190円。

東京方面へ行くときは歩いて鶴見へ。国道や線路沿いなど、または駅周辺に広がった商店街などを眺めて歩けばものの12,3分で到達する。

(その6)
前述の通り、鶴見線は「鶴見臨港鉄道」という私鉄であった。
駅の造りからその「違い」が分かる。

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▲JR京浜東北線(国鉄)の鶴見駅(地上ホーム)


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▲鶴見線の鶴見駅(高架ホーム)
アーチ型の天井に注目。どことなく雰囲気が異なっていることが分かる。
・・・ちなみにはとが多い。

 

編注:一部古いリンクは削除、その他は原文ママ。本文中の所要時間や運賃等は変更になる場合がありますので、お出かけの際は、事前に必ずご確認ください。


公開開始:2011年6月28日

2010/10/23公開の記事。

たまたま点いていたテレビを見ていたら、「面白い自動車教習所」というのをやっていた。

個性派ぞろいの指導教官を「指名」できるという・・・中にはホストまがいの甘いフェイスの教官も。これはさぞ大人気だろう。久しぶりに、「この手があったか!」と膝を叩いてしまった(もっとも私はホスト顔の教官なんぞ絶対に指名しないが)。

詳しくは https://www.liaisonweb.com/ で「スタッフ紹介」でもご覧いただければいいとして。

しかしまぁ、よく「発想の転換」ができるものだな、と思う。私も脳内に教習所を作ってみることにした。以下、妄想。

***

★「女王様教官 レナ」の場合

レナ「そこ!ハンドル右よ!右! んもう、どこ見てんのよ!」
生徒「すいません・・・」
レナ「すいませんじゃないわよ。ほら、そこよそこ。鈍いわね。この糞豚野郎!」
生徒「ああ・・・すいません・・・」

★「メイド教官 すず」の場合

すず「ようこそ教習車へご主人様♪ 今日は急停車と急発進を学んでいただきます♪」
生徒「うむ」
すず「きゃっ。ご主人様ったら、急加速しすぎっ♪」
生徒「ははは。ごめんごめん」

★「女子校生教官 れいな」の場合

れいな「えー?○○クン、キンチョーしてんのー?超ウケる?ー
生徒「はい・・・」
れいな「ほーらー、ちゃんとシートベルト締めて。発車するよっ」
生徒「は、はーい!」

★「ママ教官 たか子」の場合

たか子「ボクちゃん、よく来ましたね。今日はみきわめの日よ。がんばるのよ」
生徒「は、はい・・」
たか子「ほらほら、バックミラーは?いつまでたっても自分でできないんだから・・」
生徒「ごめんなさい・・・」

★「ツンデレ教官 紗枝」の場合

紗枝「ちょっと。前見て運転してるの?ねえ。もう判子押さないよっ」
生徒「ごめんなさい」
紗枝「あ、でも○○さんは毎回よくがんばってますよね。ちゃんと判子、押したげますからねっ。」
生徒「ありがとうございます・・・」

★「女子大生教官 みすず」の場合

みすず「へぇー○○さんって、△△にお勤めなんですね」
生徒「ええ、まあ・・一応・・・」
みすず「すごーい。でも、運転も素敵ですよォー」
生徒「あ・・ありがとうございます・・」

★「ぼくのお姉さん教官 柚葉」の場合

柚葉「んもう、だらしないわね。ちゃんと流れに乗りなさいよぉ」
生徒「・・はい・・・」
柚葉「スピード!スピード。ほら、もっと出して、出して!」
生徒「はいっ」

★「OL教官 美穂」の場合

美穂「ちょっとォ、部長ぉー ちゃんとギア入れてくれなきゃこまりますぅ」
生徒「あ、ごめん。ついうっかりしていて・・」
美穂「ホントですよ部長。しっかりしてくださいよ?。ガクンてなるの、私、もう嫌ですからねっ」
生徒「ははは。すまんすまん。」

★「保育士教官 佐智子」の場合

佐智子「○○ちゃん。それではブーブの運転をはじめまちゅよ」
生徒「はーい」
佐智子「はい。そこはブレーキ。はじめから、いっしょうけんめい、踏んでおくのよ」
生徒「はーい」

★「アイドル教官 今日子」の場合

今日子「今日は来てくれてありがとぉー。仲良くバリバリ運転しましょうねっ」
生徒「はいっ!」
今日子「では早速、クルマに一緒に乗りましょーっ」
生徒「オーッ!!」

★「新人OL教官 奈々」の場合

奈々「○○さん、運転はじめますね。よ、宜しくお願いしますっ」
生徒「宜しくお願いします」
奈々「あ、それでは、まずは椅子を調整しますね。ごめんなさいキンチョーしてて」
生徒「あ、別にイイッすよ。ははは。」

★「ギャル教官 ミサ」の場合

ミサ「ちょっとォ、スピード出し過ぎじゃん?マジありえないんだけど」
生徒「ちょっとぐらい、いいじゃん」
ミサ「は?なにタメ口きいてんの?おまえいくつ?マジバカ?」
生徒「・・・ごめんなさい・・・」

★「うたのおねえさん教官 若菜」の場合

若菜「よーし!いってみよー! ウィンカーだして。合図をピッピ♪」
生徒「・・・」
若菜「♪巻き込み注意だ、かくにん、確認っ!」
生徒「・・・」

★「美人教師教官 笙子」の場合

笙子「はい。発車前の準備! テキスト12ページをよく見て!」
生徒「えーと・・・」
笙子「何モタモタしてんの!早くしないとベルがなっちゃうわよ!」
生徒「・・・ごめんなさい・・・」

★「妹教官 佐奈」の場合

佐奈「お兄ちゃん、リラックスしてね。今日は高速教習だよっ」
生徒「おおよ」
佐奈「お兄ちゃんすごーい。勢いがすごいよっ」
生徒「すごいだろう!」

★「けだるい午後の団地人妻教官 紗里奈」の場合

紗里奈「さて。教習をはじめましょうか」
生徒「宜しくお願いします」
紗里奈「さーて。まずは・・そうそう、・・そこの・・・ギアを・・立てて・・・」
生徒「はい・・・」

★「謎の調教師教官 舞子DX」の場合

舞子DX「オラ、ハンドル切れこの野郎!」
生徒「はいっ」
舞子DX「言うこときいたら、あとでご褒美やるかんな!」
生徒「ウイッス!」

★「歯科医教官 陶子」の場合

陶子「さて。診察をはじめますよ。」
生徒「はい。」
陶子「そこ!クラッチクラッチ!減点ですよ!んもう・・・治療しちゃうぞ!」
生徒「ああ・・・ごめんなさい・・・」

★「公園のヤングママ教官 里香」の場合

里香「ちょっとぉ。そこ強すぎるよぉ。ちょっと、ウケんだけど」
生徒「あ、ごめんなさい・・・」
里香「そうそう。あっ内輪差に気をつけて・・・あっダメダメ!・・んもぅ!」
生徒「すいません・・・」

★「美容師教官 ジェシー」の場合

ジェシー「発車ーっ」
生徒「はい!」
ジェシー「ところで、かゆいところはございますかぁー?」
生徒「あ・・・もう・・・全身カユイっス!」

★「お嬢様教官 麗華」の場合

麗華「それでは、教習を終わりますわよ。判子を押しますわね」
生徒「ありがとうございました」
麗華「それではごきげんよう。また指名あそばせ」
生徒「わかりました!もちろんですっ」

・・・いやぁ・・これ、絶対に事故起こすな。


公開開始:2011年6月28日

2010/08/14公開の記事。

「定時後、ビールを飲みながら仕事」「直帰すればいいのに深夜に会社に戻って残業してランナーズハイみたいになって独り悦に入る」「定時後までずっと無意味な会議をして深夜までグダグダ仕事」みたいな輩がいるせいで、「残業せざるをえない」ほど仕事を抱えた人まで割を食った、わが社における「裁量労働制」の導入。

私もしっかり残業代が出ない身になり(職務手当と残業代がほぼトントンだからまだ許せるが)、職場で定時すぎに仕事するのも何だかすごく馬鹿らしくて、結果的に風呂敷残業が増える始末。(総労働時間はたぶんあまり変わっていないのだが)。

とにかく、一部の不届き者のせいで、普段から「残業を減らそう、減らそう」と努力してきた者まで割を食ってしまっているのだ。その怒りから、今回は「ダラダラ残業撲滅同盟」の専務理事に勝手になって、「ダラダラ残業撲滅のための行動案」を考えてみた。

***

●「残業は罪悪」と自分に言い聞かせることから
こういうのはいくら人から言われてもダメなので、自分に言い聞かせるのが一番。言っているうちにインプリンティング効果が働き、定時を過ぎると妙に機嫌が悪くなるようになる。すると自動的に早く帰りたくなるようなインセンティブが働く。人は、「何とかしなければならない」という状況に陥ると、結構、勝手に考えるものなのだ。「護送船団」が一番ダメ。 自分を追い込むのだ。

●朝、早く出社する
早朝出社はまさに「三文の得」だ。

始業の1時間前は、電話も掛ってこないし、うるさい奴もいないから、好き勝手に仕事ができておススメの時間だ。お茶でもゆっくり飲みながら、資料整理やメールチェック、TODOリスト作成、勤怠管理、経費精算などがこなせる。1時間くらい色々と頭を働かせておくと、始業後、仕事の「ノリ」が違う。

電車も1時間違うと比較的空いているから読書もできるし、この「早朝出社」はなかなかハマる。早朝出社は早起きしなければならないので、「前日に早く寝る」という素敵過ぎる習慣も自然と身につきやすい。

なお、「朝の自主的な出社を『残業』で報告して上司に怒られて逆ギレ」した阿保を私は知っているが、そういう人は「仕事」の意味を分かっていないと思う。

●朝礼、会議は議題と「完成時間」を決めて
ダラダラ朝礼、ダラダラ会議、ダラダラミーティングは非生産的であり、忙しい「現代社会の敵」としか言いようがない。すべての会議は、議題と時間を事前に明確に決めておき、時間がきたら容赦なく打ち切るのが正解だ。それから、たまに聞くが「会議を定時以降に設定」するのは万死に値する罪だと私は思う。社則で禁ずるべき事項だろう。

●メールチェックなどの「チェックのルーチン」は少なめに
メールチェックは「1日○回△時に行う」、と決める。メールのポップアップが届くたびに見ているようでは、時間ばかりかかってやがて残業のシグナルが灯ることになる。同様に資料の回覧や、決済の判子押し、その他ルーチンで見る必要があるものは、緊急性の高いもの以外は、「決められた時間にこなす」ようにしたい。

なお、メールであれ回覧であれ、判子であれ、本当に重要なものは向こうから電話なり直接なりで「早くしてくれ」とせっついてくるものだ。それだけを優先的にこなすのも手だろう。

●セントラル空調のオフィスであれば、エアコンを止めてしまうのも有効
セントラル空調制のオフィスであれば、管理センターに頼んで、指定した時間になったらエアコンを止めてもらうのがもっとも効果的だ。定時を過ぎるとオフィスが蒸し風呂みたいに暑くなると(あるいは氷室みたいに寒くなると)、その前に帰りたくなるのが人情。 残念ながら春と秋はそんなに変わらないのだけど。

この制度、「残業防止のため」というと社内で通りにくいだろうが、今流行の「エコのため」「コスト抑制のため」というと、不思議と反対する人は出なくなる。

●勤務時間中は禁煙にする
分煙が進み、「1つのビルに喫煙室が1つ」みたいなところも増えているから、喫煙は相当に「腰の重い」作業になりつつある。しかも1単位当たりの時間がきわめて長いから、1日に何本もタバコを吸うヘビー・スモーカーにとってみたら、喫煙は非効率極まりない行為になってしまった。

もっとも喫煙者からは「喫煙室でこそアイデアがひらめくんだよ!」「喫煙コーナーは一種の情報交換の場だ!そんなところまで邪魔するな!!」と怒られそうだが、喫煙時間というのは、非喫煙者も含めた職場トータルでしてみたら、やっぱりきわめて不経済な時間になるのだ。なぜなら、職場の活動量(「勤務時間×労働者数×各人のパフォーマンス」で計算すると仮定する)が、喫煙者の休憩時間分、そっくりそのまま削がれているんだから。

分かりやすい例で書くと、仕事で電話を受けて、「あれ・・○○さんは? (探す)・・・あ、また休憩か。・・・すいません、今席をはずしておりまして・・」などと毎回毎回、「受けメモ」を書かねばならぬのは非喫煙者なのだ。「いるはずの人が、いない」・・・これは意外と大きな仕事上のロスだ。こんなことを1日に数回でもやられてみろ。「テメーのアイデアなんか知らねぇよ」「貴様の人脈なんてどうでもいいよ」という気分になってくるぞ。相手の時間を使っていることに対する、想像力がすごくほしいところだ。

(非喫煙者ながら非嫌煙論者で喫煙者擁護の念すら抱いている私でさえ、こういう気持ちにさせているのだから、いわんや嫌煙論者においてをや)

●毎朝「やることリスト」をつくる
早朝出社をしたら、ぜひこれをしたい。人によって方法はそれぞれだろうが、私が実践している方法は、シンプルに思いついた順に「やること」を書き出して、それを潰していく、というやり方だ。できれば「やる順」にリストアップして、それぞれの「完成時間」を想定しておく。

(例)

□ ○○さんにメール (5分)
□ 打ち合わせ資料作成(15分)
□ 打ち合わせ(30分)
□ △△さんに電話、資料内容確認(5分)
・・・

ここまで厳密に書くことはなく、実際は物凄い走り書きで充分だ。頭の中で大体の完成時間をシミュレーションしておき、―そしてここがポイントなのだが―、「定時で帰れる」ように予定を組む。

なお、「予定は未定」であり、想定通りに物事が進むことなどほとんどない。
したがって、これらTodoには「今日やらなくても別にいい調整仕事」を必ず紛れこませておく。あるいは、少し余裕を持てる仕事の完成時間を長めにとり、そこで時間調整をできるようにしておくのだ。 実感として、約1時間程度は余裕時間を持つようにしたい。

なお、私が実践してコケた方法は、よく「残業対策本」で提示されている、「重要度」「緊急度」でマトリクスを作る方法だ。これは思考が発散してしまい、全然予定が組み立てられなかった。だが、こういう方が得意な人も当然いるだろう。

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領域Aは「重要度も緊急度も高い仕事」
以下Bは「重要度は高いが緊急度は高くない仕事」
Cが「重要度は低いが、緊急の仕事」
Dは「重要度は低く、緊急でもない仕事」

ということで、わざわざ解説するまでもなく、人間が日常生活で、自然とこのような形で優先順位を決めて生きているはずのものを図式化したものである。

当然ながらA→C→B→Dの順番で終わらせていくべきなのだが(場合によっては早朝にDだけは終わらせ、A→C→Bとやる、という手もある)、こと仕事となると、不思議なものでBに目がいってしまいCがこなせずに結局AもBもCもできなくなった・・とか、Dのために無駄な労力を割かれるとか、そういうことが往々にしてある。

参考までに、各領域のモデルワークを挙げてみよう(会社によって異なるかもしれない)

A: クレーム対応、顧客との対話
B: 折り返しの電話、問い合わせ対応、アポありの来客対応、顧客訪問、プレゼンの資料作成
C: アポなしの来客対応、崩れた書類雪崩の整理、上司の思いつきで頼まれた資料作成
D: 職場内での世間話、ゴミの分別、社内文書のやり取り、企画部署の存続のためだけにあるような無駄な勉強会への出席・無駄なメールの購読

ポイントは「B」である。Bは、「いつでもやれるが重要なのでいつかは必ずやらねばならない」という怖さがある。いかにBをこなすためにAとCをやっつけ、Dへ割く労力を減らせるかが、残業撲滅、ひいては仕事の効率化の鍵になってくる。

こういう分類方法も思いついた。名付けて、「want/can マトリクス」。

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領域Aは「自分でやれるし、やりたい仕事」。
Bは「自分でやれるが、やりたくない仕事」。
Cは「自分でやれないが、やりたい仕事」。
Dが「自分でやれないし、やりたくもない仕事」。

仕事をこうやって分類してみると、Aは放っておいても自分でやってしまうので、意図的に完成時期をずらしてもできるケースが多い。一方で、厄介なのはBだ。「やれるけど、やりたくない」仕事がごまんとあるのが仕事の現実だ。これをいかに「最小時間で、最高のパフォーマンスで」仕上げるかが、仕事のできに関わってくる。私としては、Bを極小化するためには「できる人に振る」ことが最適解だと信じている。「自分でやれる(自分でわかっている)けれども、あえて人に振る」というのは、社会分業と言う観点から見ても、きわめて重要な行為だろう。言いかえると、いかに「Aを多く、Bを少なくするか」が自らの仕事のパフォーマンスに大きく影響してくるのだ。

Cは、できるようになるために自己研鑽を積むしかない。現代っ子は、この「C」への欲望が強すぎて、3年と会社に居られないケースもあると聞く。しかし「A」と「B」に真剣に携わってはじめて得られる「C」への可能性、というケースもなくはない。「Cありき」で考えすぎないことが肝要だと思う。

Dについては、基本的には「できる人に振る」のが最適解だろう。やりたくないしできもしないことに労力を注ぐのであれば、A→C→Bの順にエネルギーを分散させていったほうが、より実りのある職場人生になることと思う。

この応用で、以下のようなマトリクスも考案できる。want/mustマトリックスだ。

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領域Aは「やりたいし、必要性の高い仕事」
Bは「やりたくはないが、必要性は高い仕事」
Cは「やりたいが、必要性は低い仕事」
Dは「やりたくないし、必要性も低い仕事」 ということになる。

Aは「仕事と趣味の一致」とでもいえる幸せな状況であり、これが多ければ多いほど、「仕事が楽しい」と感じられるはずだ。
しかし現実にはBがもっとも仕事のボリュームとしては多いはずである。・・と、いうよりも、「やりたくないことでも、必要性が高い」ことをするからこそ給料がもらえるのであって、わがままを言うべきではないのかもしれないが。

Cは一般には「趣味」という。そしてDはそもそも、やる必要のないことだ。しかし、よーく見てみると、「D」の領域の仕事が混じっていないだろうか?実は、残業をさせている諸悪の根源は、「D」の領域に潜んでいるかもしれない。無意味な顧客サービス、存在意義を失った資料の作成、重複した調査・・・そういうものが、残ってはいないだろうか。


公開開始:2011年6月28日
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