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2005/10/13公開の記事。

●脱・日常
ふと、日常の喧騒を離れて海を眺めてみたくなることがある。
そんなとき、お勧めなのが「海に一番近い駅」として有名な「海芝浦駅」の探訪だ。

以下の写真を見て明らかなように、この駅は海に直面している。

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▲電車を降りるとホームの真横が海。この構図が面白い。

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▲釣りができそうなほど海が近い(実際にしてはいけない)。

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▲ホームからは「鶴見つばさ橋」を眺めることが出来る。嗚呼、絶景哉。
なお「ベイブリッジ」ではないので、ここに人を連れてきて薀蓄を語りたい人はボロを出さぬよう注意。

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▲通勤電車の中から大型船の航行を眺めるという図。
日常ではなかなか味わえない醍醐味がある。

今回の取材は日中に行ったが、夕刻の海などそれはそれは綺麗なのだそうな。朝日を浴びる海というのも素敵だろう。サンライズ海芝浦。サンセット海芝浦。どちらも一度拝んでみたいものだ。

潮の干満でもこの駅はかなり表情を変えるだろう。満潮と干潮では水位はどのくらい変化するのだろうか。それだけではない。朝ラッシュ時、気だるい昼の午後、休日、荒天の日、そぼふる雨の中、雪の中、カッと晴れた夏の昼間、寒風吹き荒む冬の朝、穏やかな春のあけぼの、涼しさが肌に染み入る秋の夕暮れ・・・季節、時刻や天気によってもこの駅の姿かたちは変わっていきそうだ。夏の夕暮れなど、ムード満点だろうなぁ・・・

色々な時間に、様々なシチュエーションで、何度でも訪れてみたい名駅である。
そういえば海芝浦は「関東の駅百選」にも選ばれていたのだった。納得である。

●どうしても出られない
海芝浦駅は「芝浦」の名の通り、株式会社東芝・京浜事業場の構内にある。
そのため駅の出口が守衛所になっており、一般人は駅から出ることが許されない。

そう。海芝浦は、「海に近い」だけでなく、「出られない駅」としても有名なのである(入場には従業員証・入場許可証が必要。余談だが駅から会社構内へ向けた撮影行為も原則禁止となっている)。

ただ、「出られない駅」とはいえ、「海が見える」というムード満点の珍駅であるから、一般人でもここを訪れる人は多い。折角訪れたのに、ホームで、あるいは電車の中でただじっとしているだけというのも・・・

その事情を慮った「いなせ」な東芝の好意によって、ホームの先に「海芝公園」という小さな公園が作られた(風力発電機つき)。くつろぎのスペースである。こういうのを確かメセナとかフィランソロピーとかいったが、素晴らしい計らいである。

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▲海芝公園にはベンチが設けられており一息つける。
ここから眺める東京湾はオツである。飽きない限りいつまでも眺めていられる。
フェンスには海に落ちた人を助ける「救命浮き輪」が備え付けられていた。至れり尽くせり。

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▲公園からホームを望む。電車が止まっているのが見えるだろうか。
ホームは片面しかない。

なお、駅構内には水洗トイレや自動販売機(2台)もあるので安心だ。
公園の開門時間は意外と長く、9時から20時半まで。もちろん無料である。
ランチ・スポットとしてもいいかもしれない。

●アクセス方法
さて、ここまで読まれて、一度は海芝浦駅へ行ってみたい、と思った方もいらっしゃるのではないか。というかそう思っていただけると有難い。是非、多くの方に「都会の中の非日常」を味わっていただきたいのだ。

ここで簡単に現地までのアクセス方法を示しておこう。

まず、JR京浜東北線で鶴見駅へ(京急の場合は京急鶴見駅で乗り換え)。
そこから3番線(一部4番線)の「鶴見線(浅野から芝浦支線)・海芝浦行き」で約11分。

そう、たった11分の気軽なトリップなのだ。お勧めする所以である。
日中は概ね1時間間隔で運転しているので、時刻をしっかりと確認してから訪れたい。

日中の折り返し時間(海芝浦駅での滞留時間)は平日が25分、土休日が24分。景色に見とれて乗り遅れると海のど真ん中で1時間待ちの憂き目に遭うので要注意。

気になる時間とお金だが、接続がベストの場合、JR利用で
東京からだと約45分450円(乗換えを含まなければ30分ほど)。
横浜からだと約25分210円(乗換えを含まなければ20分ほど)。
・・・と大変お得。JRの「ホリデー・パス」も使えるし、東京や横浜観光の1ルートになってもいいぐらいだ。東京―海芝浦―横浜―桜木町・関内・みなとみらい―中華街 というルートはなかなか新しくてお洒落だと思うが・・。

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▲東京から気持ち移動すればこの景色。横浜からだと25分。
ちょっとした旅行気分を味わうのに最適だ。

なお、鶴見線はやや特殊な部分があるので注意ポイントをいくつか。
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(1)全線無人駅なので、鶴見駅から乗る場合は一度「中間改札」を通る必要がある。「改札の中に改札がある」のではじめはびっくりするが、慌てないように。なお、鶴見から先の切符の清算は鶴見駅で行う必要がある。

(2)海芝浦駅では自動券売機が用意されている。帰りの切符はここで忘れずに購入を。

(3)便利なSuicaも使える。海芝公園の手前に「Suica簡易読み取り機」が設置されているので、出るときと入るときにそれぞれタッチしておく。これを忘れると厄介なことになるので注意。なお、読み取り機付近では監視カメラが目を光らせているので、変なたくらみをしないほうがいい。

(4)鶴見経由以外にも、尻手―浜川崎を結ぶ南武支線経由のルートもある(京急からは八丁畷で乗り換え)。 南武線方面からはこちらが便利(ただし本数が少ないので注意)。 / この場合は、「南武支線」の終点「浜川崎」駅で「鶴見線」の「鶴見方面」に乗り換え、「浅野」駅でさらに「鶴見線・海芝浦方面(芝浦支線)」に乗り換える。 / 注意すべきなのは、「浜川崎で乗り換えるときに、Suicaのタッチをしない」ということ。浜川崎駅は道路を隔てて「南武支線」と「鶴見線」の駅があって、乗換えでどちらの改札も「タッチ」してしまうと乗車扱いとなり、初乗りの130円分を余計に取られてしまう(二重清算)。ここは要注意ポイントだ。
==

●おまけ

(その1)
海芝浦が有名すぎて目立たないが、隣の「新芝浦駅」も海(運河)に面した駅である。
ここもその名の通り東芝の敷地内にある駅だが、ギリギリで公道が駅前に延びているので外部との接続が可能。海が見えたからといって「海芝浦」と間違えないように注意!

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▲下りホーム。吹きさらしが哀愁を漂わせている。しかも下は海。

(その2)
新芝浦―海芝浦間の駅と路盤は全て東芝の社有地なので、JRは借地料を支払っているのだとか。話題には事欠かない路線だ。

なお、ガラガラの電車で運転する様を想像していたのだが、意外と乗客は多い。駅が出来るだけのことはあるようだ。車掌も乗っている。

(その3)
海芝浦駅の開業は1940年11月1日。まもなく65歳となる。

(その4)
走っている電車はたったの3両編成。
これはかつて山手線や総武線で長い編成をくねらせ、たくさんの乗客を乗せて走っていた205系通勤電車の改造車なのだ。

かつてとは全く違う場所を走ることになった通勤電車。同じ「通勤電車」でも、10両・11両という超大編成から開放され、都会の喧騒を離れて運河沿いの工業街をひた走るその電車に、そこはかとないロマンを感じるのである。

(その5)
鶴見線には魅力的な駅が多い。

お帰りは鶴見の1つ手前、「国道」駅で途中下車するのはいかがだろうか。手軽に「昭和」にタイムスリップ出来るからだ。ちなみに、駅名の由来は駅前を走る「国道15号線」から。そのまんまである。

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▲分かり易すぎる駅名。「国道」など全国にたくさんあるわけで・・・
(開業当時は「鶴見臨港鉄道」。地元の私鉄だったので付近に1本しかない"国道"で充分事足りたというのが真相だ。1943年の戦時買収で「国鉄」になっても駅名はそのまま残って、現在に続く。歴史の皮肉である。なお鶴見臨港鉄道株式会社は現存しており、鶴見駅前「ミナール」など数箇所に不動産を所有している(東亜建設工業の関連会社)。

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▲駅前を正真正銘の「国道」が通る「国道」駅。
1930年開業だから今年で75年目。「昭和」の風格が漂う立派な高架駅である。

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▲昼間でもシーンとした高架下の通路。どことなく「昭和初期」のイメージが。

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▲レトロで味のある改札口。
改札は無人化され、2台の「Suica読み取り機」に取って代わった。時代の流れを象徴する。

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▲高架を抜けてすぐの鶴見川の風景。

周辺の散策が終わったら―

国道駅から京急花月園前駅はあっという間である。真っ直ぐ歩けば3分ほど。
横浜へ抜けるときはここから京急で10―13分190円。

東京方面へ行くときは歩いて鶴見へ。国道や線路沿いなど、または駅周辺に広がった商店街などを眺めて歩けばものの12,3分で到達する。

(その6)
前述の通り、鶴見線は「鶴見臨港鉄道」という私鉄であった。
駅の造りからその「違い」が分かる。

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▲JR京浜東北線(国鉄)の鶴見駅(地上ホーム)


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▲鶴見線の鶴見駅(高架ホーム)
アーチ型の天井に注目。どことなく雰囲気が異なっていることが分かる。
・・・ちなみにはとが多い。

 

編注:一部古いリンクは削除、その他は原文ママ。本文中の所要時間や運賃等は変更になる場合がありますので、お出かけの際は、事前に必ずご確認ください。


公開開始:2011年6月28日

2010/10/23公開の記事。

たまたま点いていたテレビを見ていたら、「面白い自動車教習所」というのをやっていた。

個性派ぞろいの指導教官を「指名」できるという・・・中にはホストまがいの甘いフェイスの教官も。これはさぞ大人気だろう。久しぶりに、「この手があったか!」と膝を叩いてしまった(もっとも私はホスト顔の教官なんぞ絶対に指名しないが)。

詳しくは https://www.liaisonweb.com/ で「スタッフ紹介」でもご覧いただければいいとして。

しかしまぁ、よく「発想の転換」ができるものだな、と思う。私も脳内に教習所を作ってみることにした。以下、妄想。

***

★「女王様教官 レナ」の場合

レナ「そこ!ハンドル右よ!右! んもう、どこ見てんのよ!」
生徒「すいません・・・」
レナ「すいませんじゃないわよ。ほら、そこよそこ。鈍いわね。この糞豚野郎!」
生徒「ああ・・・すいません・・・」

★「メイド教官 すず」の場合

すず「ようこそ教習車へご主人様♪ 今日は急停車と急発進を学んでいただきます♪」
生徒「うむ」
すず「きゃっ。ご主人様ったら、急加速しすぎっ♪」
生徒「ははは。ごめんごめん」

★「女子校生教官 れいな」の場合

れいな「えー?○○クン、キンチョーしてんのー?超ウケる?ー
生徒「はい・・・」
れいな「ほーらー、ちゃんとシートベルト締めて。発車するよっ」
生徒「は、はーい!」

★「ママ教官 たか子」の場合

たか子「ボクちゃん、よく来ましたね。今日はみきわめの日よ。がんばるのよ」
生徒「は、はい・・」
たか子「ほらほら、バックミラーは?いつまでたっても自分でできないんだから・・」
生徒「ごめんなさい・・・」

★「ツンデレ教官 紗枝」の場合

紗枝「ちょっと。前見て運転してるの?ねえ。もう判子押さないよっ」
生徒「ごめんなさい」
紗枝「あ、でも○○さんは毎回よくがんばってますよね。ちゃんと判子、押したげますからねっ。」
生徒「ありがとうございます・・・」

★「女子大生教官 みすず」の場合

みすず「へぇー○○さんって、△△にお勤めなんですね」
生徒「ええ、まあ・・一応・・・」
みすず「すごーい。でも、運転も素敵ですよォー」
生徒「あ・・ありがとうございます・・」

★「ぼくのお姉さん教官 柚葉」の場合

柚葉「んもう、だらしないわね。ちゃんと流れに乗りなさいよぉ」
生徒「・・はい・・・」
柚葉「スピード!スピード。ほら、もっと出して、出して!」
生徒「はいっ」

★「OL教官 美穂」の場合

美穂「ちょっとォ、部長ぉー ちゃんとギア入れてくれなきゃこまりますぅ」
生徒「あ、ごめん。ついうっかりしていて・・」
美穂「ホントですよ部長。しっかりしてくださいよ?。ガクンてなるの、私、もう嫌ですからねっ」
生徒「ははは。すまんすまん。」

★「保育士教官 佐智子」の場合

佐智子「○○ちゃん。それではブーブの運転をはじめまちゅよ」
生徒「はーい」
佐智子「はい。そこはブレーキ。はじめから、いっしょうけんめい、踏んでおくのよ」
生徒「はーい」

★「アイドル教官 今日子」の場合

今日子「今日は来てくれてありがとぉー。仲良くバリバリ運転しましょうねっ」
生徒「はいっ!」
今日子「では早速、クルマに一緒に乗りましょーっ」
生徒「オーッ!!」

★「新人OL教官 奈々」の場合

奈々「○○さん、運転はじめますね。よ、宜しくお願いしますっ」
生徒「宜しくお願いします」
奈々「あ、それでは、まずは椅子を調整しますね。ごめんなさいキンチョーしてて」
生徒「あ、別にイイッすよ。ははは。」

★「ギャル教官 ミサ」の場合

ミサ「ちょっとォ、スピード出し過ぎじゃん?マジありえないんだけど」
生徒「ちょっとぐらい、いいじゃん」
ミサ「は?なにタメ口きいてんの?おまえいくつ?マジバカ?」
生徒「・・・ごめんなさい・・・」

★「うたのおねえさん教官 若菜」の場合

若菜「よーし!いってみよー! ウィンカーだして。合図をピッピ♪」
生徒「・・・」
若菜「♪巻き込み注意だ、かくにん、確認っ!」
生徒「・・・」

★「美人教師教官 笙子」の場合

笙子「はい。発車前の準備! テキスト12ページをよく見て!」
生徒「えーと・・・」
笙子「何モタモタしてんの!早くしないとベルがなっちゃうわよ!」
生徒「・・・ごめんなさい・・・」

★「妹教官 佐奈」の場合

佐奈「お兄ちゃん、リラックスしてね。今日は高速教習だよっ」
生徒「おおよ」
佐奈「お兄ちゃんすごーい。勢いがすごいよっ」
生徒「すごいだろう!」

★「けだるい午後の団地人妻教官 紗里奈」の場合

紗里奈「さて。教習をはじめましょうか」
生徒「宜しくお願いします」
紗里奈「さーて。まずは・・そうそう、・・そこの・・・ギアを・・立てて・・・」
生徒「はい・・・」

★「謎の調教師教官 舞子DX」の場合

舞子DX「オラ、ハンドル切れこの野郎!」
生徒「はいっ」
舞子DX「言うこときいたら、あとでご褒美やるかんな!」
生徒「ウイッス!」

★「歯科医教官 陶子」の場合

陶子「さて。診察をはじめますよ。」
生徒「はい。」
陶子「そこ!クラッチクラッチ!減点ですよ!んもう・・・治療しちゃうぞ!」
生徒「ああ・・・ごめんなさい・・・」

★「公園のヤングママ教官 里香」の場合

里香「ちょっとぉ。そこ強すぎるよぉ。ちょっと、ウケんだけど」
生徒「あ、ごめんなさい・・・」
里香「そうそう。あっ内輪差に気をつけて・・・あっダメダメ!・・んもぅ!」
生徒「すいません・・・」

★「美容師教官 ジェシー」の場合

ジェシー「発車ーっ」
生徒「はい!」
ジェシー「ところで、かゆいところはございますかぁー?」
生徒「あ・・・もう・・・全身カユイっス!」

★「お嬢様教官 麗華」の場合

麗華「それでは、教習を終わりますわよ。判子を押しますわね」
生徒「ありがとうございました」
麗華「それではごきげんよう。また指名あそばせ」
生徒「わかりました!もちろんですっ」

・・・いやぁ・・これ、絶対に事故起こすな。


公開開始:2011年6月28日

2010/08/14公開の記事。

「定時後、ビールを飲みながら仕事」「直帰すればいいのに深夜に会社に戻って残業してランナーズハイみたいになって独り悦に入る」「定時後までずっと無意味な会議をして深夜までグダグダ仕事」みたいな輩がいるせいで、「残業せざるをえない」ほど仕事を抱えた人まで割を食った、わが社における「裁量労働制」の導入。

私もしっかり残業代が出ない身になり(職務手当と残業代がほぼトントンだからまだ許せるが)、職場で定時すぎに仕事するのも何だかすごく馬鹿らしくて、結果的に風呂敷残業が増える始末。(総労働時間はたぶんあまり変わっていないのだが)。

とにかく、一部の不届き者のせいで、普段から「残業を減らそう、減らそう」と努力してきた者まで割を食ってしまっているのだ。その怒りから、今回は「ダラダラ残業撲滅同盟」の専務理事に勝手になって、「ダラダラ残業撲滅のための行動案」を考えてみた。

***

●「残業は罪悪」と自分に言い聞かせることから
こういうのはいくら人から言われてもダメなので、自分に言い聞かせるのが一番。言っているうちにインプリンティング効果が働き、定時を過ぎると妙に機嫌が悪くなるようになる。すると自動的に早く帰りたくなるようなインセンティブが働く。人は、「何とかしなければならない」という状況に陥ると、結構、勝手に考えるものなのだ。「護送船団」が一番ダメ。 自分を追い込むのだ。

●朝、早く出社する
早朝出社はまさに「三文の得」だ。

始業の1時間前は、電話も掛ってこないし、うるさい奴もいないから、好き勝手に仕事ができておススメの時間だ。お茶でもゆっくり飲みながら、資料整理やメールチェック、TODOリスト作成、勤怠管理、経費精算などがこなせる。1時間くらい色々と頭を働かせておくと、始業後、仕事の「ノリ」が違う。

電車も1時間違うと比較的空いているから読書もできるし、この「早朝出社」はなかなかハマる。早朝出社は早起きしなければならないので、「前日に早く寝る」という素敵過ぎる習慣も自然と身につきやすい。

なお、「朝の自主的な出社を『残業』で報告して上司に怒られて逆ギレ」した阿保を私は知っているが、そういう人は「仕事」の意味を分かっていないと思う。

●朝礼、会議は議題と「完成時間」を決めて
ダラダラ朝礼、ダラダラ会議、ダラダラミーティングは非生産的であり、忙しい「現代社会の敵」としか言いようがない。すべての会議は、議題と時間を事前に明確に決めておき、時間がきたら容赦なく打ち切るのが正解だ。それから、たまに聞くが「会議を定時以降に設定」するのは万死に値する罪だと私は思う。社則で禁ずるべき事項だろう。

●メールチェックなどの「チェックのルーチン」は少なめに
メールチェックは「1日○回△時に行う」、と決める。メールのポップアップが届くたびに見ているようでは、時間ばかりかかってやがて残業のシグナルが灯ることになる。同様に資料の回覧や、決済の判子押し、その他ルーチンで見る必要があるものは、緊急性の高いもの以外は、「決められた時間にこなす」ようにしたい。

なお、メールであれ回覧であれ、判子であれ、本当に重要なものは向こうから電話なり直接なりで「早くしてくれ」とせっついてくるものだ。それだけを優先的にこなすのも手だろう。

●セントラル空調のオフィスであれば、エアコンを止めてしまうのも有効
セントラル空調制のオフィスであれば、管理センターに頼んで、指定した時間になったらエアコンを止めてもらうのがもっとも効果的だ。定時を過ぎるとオフィスが蒸し風呂みたいに暑くなると(あるいは氷室みたいに寒くなると)、その前に帰りたくなるのが人情。 残念ながら春と秋はそんなに変わらないのだけど。

この制度、「残業防止のため」というと社内で通りにくいだろうが、今流行の「エコのため」「コスト抑制のため」というと、不思議と反対する人は出なくなる。

●勤務時間中は禁煙にする
分煙が進み、「1つのビルに喫煙室が1つ」みたいなところも増えているから、喫煙は相当に「腰の重い」作業になりつつある。しかも1単位当たりの時間がきわめて長いから、1日に何本もタバコを吸うヘビー・スモーカーにとってみたら、喫煙は非効率極まりない行為になってしまった。

もっとも喫煙者からは「喫煙室でこそアイデアがひらめくんだよ!」「喫煙コーナーは一種の情報交換の場だ!そんなところまで邪魔するな!!」と怒られそうだが、喫煙時間というのは、非喫煙者も含めた職場トータルでしてみたら、やっぱりきわめて不経済な時間になるのだ。なぜなら、職場の活動量(「勤務時間×労働者数×各人のパフォーマンス」で計算すると仮定する)が、喫煙者の休憩時間分、そっくりそのまま削がれているんだから。

分かりやすい例で書くと、仕事で電話を受けて、「あれ・・○○さんは? (探す)・・・あ、また休憩か。・・・すいません、今席をはずしておりまして・・」などと毎回毎回、「受けメモ」を書かねばならぬのは非喫煙者なのだ。「いるはずの人が、いない」・・・これは意外と大きな仕事上のロスだ。こんなことを1日に数回でもやられてみろ。「テメーのアイデアなんか知らねぇよ」「貴様の人脈なんてどうでもいいよ」という気分になってくるぞ。相手の時間を使っていることに対する、想像力がすごくほしいところだ。

(非喫煙者ながら非嫌煙論者で喫煙者擁護の念すら抱いている私でさえ、こういう気持ちにさせているのだから、いわんや嫌煙論者においてをや)

●毎朝「やることリスト」をつくる
早朝出社をしたら、ぜひこれをしたい。人によって方法はそれぞれだろうが、私が実践している方法は、シンプルに思いついた順に「やること」を書き出して、それを潰していく、というやり方だ。できれば「やる順」にリストアップして、それぞれの「完成時間」を想定しておく。

(例)

□ ○○さんにメール (5分)
□ 打ち合わせ資料作成(15分)
□ 打ち合わせ(30分)
□ △△さんに電話、資料内容確認(5分)
・・・

ここまで厳密に書くことはなく、実際は物凄い走り書きで充分だ。頭の中で大体の完成時間をシミュレーションしておき、―そしてここがポイントなのだが―、「定時で帰れる」ように予定を組む。

なお、「予定は未定」であり、想定通りに物事が進むことなどほとんどない。
したがって、これらTodoには「今日やらなくても別にいい調整仕事」を必ず紛れこませておく。あるいは、少し余裕を持てる仕事の完成時間を長めにとり、そこで時間調整をできるようにしておくのだ。 実感として、約1時間程度は余裕時間を持つようにしたい。

なお、私が実践してコケた方法は、よく「残業対策本」で提示されている、「重要度」「緊急度」でマトリクスを作る方法だ。これは思考が発散してしまい、全然予定が組み立てられなかった。だが、こういう方が得意な人も当然いるだろう。

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領域Aは「重要度も緊急度も高い仕事」
以下Bは「重要度は高いが緊急度は高くない仕事」
Cが「重要度は低いが、緊急の仕事」
Dは「重要度は低く、緊急でもない仕事」

ということで、わざわざ解説するまでもなく、人間が日常生活で、自然とこのような形で優先順位を決めて生きているはずのものを図式化したものである。

当然ながらA→C→B→Dの順番で終わらせていくべきなのだが(場合によっては早朝にDだけは終わらせ、A→C→Bとやる、という手もある)、こと仕事となると、不思議なものでBに目がいってしまいCがこなせずに結局AもBもCもできなくなった・・とか、Dのために無駄な労力を割かれるとか、そういうことが往々にしてある。

参考までに、各領域のモデルワークを挙げてみよう(会社によって異なるかもしれない)

A: クレーム対応、顧客との対話
B: 折り返しの電話、問い合わせ対応、アポありの来客対応、顧客訪問、プレゼンの資料作成
C: アポなしの来客対応、崩れた書類雪崩の整理、上司の思いつきで頼まれた資料作成
D: 職場内での世間話、ゴミの分別、社内文書のやり取り、企画部署の存続のためだけにあるような無駄な勉強会への出席・無駄なメールの購読

ポイントは「B」である。Bは、「いつでもやれるが重要なのでいつかは必ずやらねばならない」という怖さがある。いかにBをこなすためにAとCをやっつけ、Dへ割く労力を減らせるかが、残業撲滅、ひいては仕事の効率化の鍵になってくる。

こういう分類方法も思いついた。名付けて、「want/can マトリクス」。

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領域Aは「自分でやれるし、やりたい仕事」。
Bは「自分でやれるが、やりたくない仕事」。
Cは「自分でやれないが、やりたい仕事」。
Dが「自分でやれないし、やりたくもない仕事」。

仕事をこうやって分類してみると、Aは放っておいても自分でやってしまうので、意図的に完成時期をずらしてもできるケースが多い。一方で、厄介なのはBだ。「やれるけど、やりたくない」仕事がごまんとあるのが仕事の現実だ。これをいかに「最小時間で、最高のパフォーマンスで」仕上げるかが、仕事のできに関わってくる。私としては、Bを極小化するためには「できる人に振る」ことが最適解だと信じている。「自分でやれる(自分でわかっている)けれども、あえて人に振る」というのは、社会分業と言う観点から見ても、きわめて重要な行為だろう。言いかえると、いかに「Aを多く、Bを少なくするか」が自らの仕事のパフォーマンスに大きく影響してくるのだ。

Cは、できるようになるために自己研鑽を積むしかない。現代っ子は、この「C」への欲望が強すぎて、3年と会社に居られないケースもあると聞く。しかし「A」と「B」に真剣に携わってはじめて得られる「C」への可能性、というケースもなくはない。「Cありき」で考えすぎないことが肝要だと思う。

Dについては、基本的には「できる人に振る」のが最適解だろう。やりたくないしできもしないことに労力を注ぐのであれば、A→C→Bの順にエネルギーを分散させていったほうが、より実りのある職場人生になることと思う。

この応用で、以下のようなマトリクスも考案できる。want/mustマトリックスだ。

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領域Aは「やりたいし、必要性の高い仕事」
Bは「やりたくはないが、必要性は高い仕事」
Cは「やりたいが、必要性は低い仕事」
Dは「やりたくないし、必要性も低い仕事」 ということになる。

Aは「仕事と趣味の一致」とでもいえる幸せな状況であり、これが多ければ多いほど、「仕事が楽しい」と感じられるはずだ。
しかし現実にはBがもっとも仕事のボリュームとしては多いはずである。・・と、いうよりも、「やりたくないことでも、必要性が高い」ことをするからこそ給料がもらえるのであって、わがままを言うべきではないのかもしれないが。

Cは一般には「趣味」という。そしてDはそもそも、やる必要のないことだ。しかし、よーく見てみると、「D」の領域の仕事が混じっていないだろうか?実は、残業をさせている諸悪の根源は、「D」の領域に潜んでいるかもしれない。無意味な顧客サービス、存在意義を失った資料の作成、重複した調査・・・そういうものが、残ってはいないだろうか。


公開開始:2011年6月28日

2010/07/04公開の記事。

高校、大学はとても楽しかったが、小学校・中学校は本当に私にとって最大の「束縛体験」であった。学校が好き、と思ったことは一度もなかった。友だちと遊ぶのは好き、勉強も好きだったが、学校そのものは「敵」であった。行事なんて大嫌いだったし。厳密にいえば先生が「嫌い」だったのかもしれない。

教職の方の名誉のために申し上げると、もちろん、小学校・中学校と尊敬する師は多くおられたし、私の人生に少なからぬ影響をいただいた方もいらっしゃる。そういう先生方には今でも本当に感謝をしている。

しかし、それを取り消して余りある教師というのもいて、彼ら/彼女らの些細な言動・行動が、今の私の人格形成にも少なからず影響しているのである。もちろん、私のこの歪んだ性格は私自身の責任によるものであり、掛るものを転嫁するつもりはさらさらないが、子どもの頃の影響は後を引くものだ。これは「先生」という職にある者に限らず、世の大人がすべて自覚していなければならないことだと思う。その例をいくつか。

○「街角清掃」と「ポイ捨て教師」

私は「反エコ」の闘士といってもいいほど、「エコ」という言葉を憎み、呪詛している人間である。そのルーツをたどると、今から語るエピソードに遡ることができる。

小学校低学年の頃、近所の公園を清掃しよう、というよくあるボランティア活動に、教師引率で参加させられた。

よく使う公園だったので、楽しく掃除をして、意外と多くのごみが拾えたので、達成感もあった。

この日はそのまま現地解散となった。

好奇心旺盛だった私は、「この後、先生たちはどこに帰るんだろう?」と疑問を持ち、教師たちの後をつけていくことにした。

教務主任(男)1名と、女教師2名。仲良く談笑しながら歩いている。途中で男教師がタバコをのみはじめた。

交差点に差し掛かる。信号は赤。
気づかれないようにそっと後ろから覗く。

やがて、信号は青になる。
すると男教師は、おもむろに、右手に持っていたタバコを側溝にポイ・・・

数年生きてきて、これほどがっかりしたことはなかった。
先ほどまで自分たちが拾っていたタバコのごみ・・・それを生み出していたのは、何と我々に散々ごみを拾わせた張本人、教師たる彼自身だったのだ!!

・・・ということで、私がこの時に悟ったのは、「言行不一致でも、偉い人になれる」という事実であった。むしろ、「口でいいことをいっていれば、それで偉くもなれるのだ」ということに気づいた。

―以来、私は教師を一切、信じていない。特に「キレイゴト」を言う奴を。

そういえば小学生のころは、「地球を大切に」とか「平和を守ろう」とか、空虚なスローガンのポスターを何度か描いた。それこそ「入選」をしたこともあるが、これはすべて、「教師を喜ばせるため」の演技であったことをここに告白しておく。

環境ネタでは、「自分のできることから1つずつ。地球を大切に」
戦争ネタでは、「つらい過去の過ちを二度と繰り返しません」
道徳ネタでは、「他人に思いやりの心をもちたいと思います」

こう宣言するだけで教師が喜ぶのだから、学校内での立ち居振る舞いは「ラク」になる。学校という閉鎖空間で、教師に歯向かうことは得策ではない。「笑顔の裏で、睨み顔」が一番なのだ。

ああ・・・すごく厭な子どもだ・・・
しかし、この精神構造は今でも変わっていない。上司の思い付きの提案を笑顔で受け入れながら、心の奥底で「そんなバカなこと、できるわけねーだろ?」と睨んでいる自分がいるのだから・・・

学級崩壊という現象がブームらしいが、これは幼稚の極みだ。「歯向かう」のではなく、「黙って反抗」するべきなのだ。教室の中で暴れてみたって、本当に時間の無駄なんだから。 このままだと、この世代からの「会社崩壊」も近いぞ。

○ヒステリー教師

そういう厭な子どもだったから、教師には相当嫌われていた。基本的に周囲の空気を読んで生きてきたので、「私を嫌っているか、いないか」くらいはすぐにわかる。

・「給食のパンを食べきれないので、家に持って帰ってもいいですか」と聞いたら、いきなり頬を平手打ちしてきたヒステリー教師

・私の小学校は、給食を「班」で食べることになっており、その班に担任が日替わりでまわって一緒に食べる―というつまらないルールがあったのだが、給食を準備しているときに、私が近くにいるとも気づかずに、「今日は○○(私の名前)のところだ。ゲッ」と嫌悪感たっぷりの独り言を漏らしたババァ教師

・声変わりの時期に、自分の機嫌の悪さを憂さ晴らしするためだけに、みんなの前で私の声を「変な声っ」と罵ったクソ教師

・・・とかね。学校では注意深く生きていた私は、とにかく「ミスをしないように」していたので、畢竟、教師は私のミスをあげつらうことはなかなかできなかった。だから、こういう細かいことでしか私をやりこめられなかった、というわけ。明らかに嫌われていたのが判る。

それでいて、自分で言うのも変だが、勉強ができなかったわけではないから、彼ら/彼女らは余計に腹が立ったのだろうね。

本当はもっともっとあるのだが(当時は「親に言いつける」という発想もなかったので表立ってすらいないが)、まあいいや。

○この話の流れで行くと、「免許更新制」の話にいくのかな?

最近、「教員免許更新制」の議論がある。

単純な「賛成」「反対」というのは無意味だ。
「いい先生」というのは免許を更新しようがしなかろうがいい先生なのだし、
「ダメな先生」というのは免許の更新以前にダメなのだから。

だから私は、免許の更新なんて、正直どーでもいいと思っている。
むしろ文部官僚の権限を強めるだけなんじゃねーの、とさえ―穿った見方をしてしまう。

「学校からそのまま先生」という人でもいい人はいい人なのだが、もっと教員の「出自」を豊かにしたらどうか、と思う。

教職課程云々を見直して、社会人経験者(ただし3年未満はキャリアとは言わない)の採用割合を30%位に高めたら、日本の教育現場は劇的に変わると思うけれどな。政策的にそういうことをやってみる、と言う官僚、政治家は出てこないかしら。

もし私が教師だったら、

作文で、
「自分のできることから1つずつ。地球を大切に」
「平和が一番。つらい過去の過ちを二度と繰り返しません」
「他人に思いやりの心をもちたいと思います」

と書いてくる子どもがいたら、

「よくオトナの喜ぶ考えがわかったね。それはえらい。でも、受け売りの意見ではなく、もっと自分の本音を書いてみましょう。」と指導するけれどな。

環境の授業では、「エコエコCM流すのが一番環境に悪いと思う。洞窟に帰れ」
平和の授業では、「平和って言っている人のそばに警官がいるのはおかしい。無防備で演説しろ」
道徳の授業では、「きれいごとを疑う神経を持ちたいと思います」
といえる子どもが出てくる教育をしたいものです。

それこそ学級崩壊か。


公開開始:2011年6月28日

2010/07/19公開の記事。

成田スカイアクセス開業、ということで千葉県民の私は早速、成田空港アクセスの現状を知るため、京成の「アクセス特急」および「新型スカイライナー」に乗車することにした。

行きは新京成線に乗り継ぎ、新鎌ヶ谷から北総線の駅へ。ここから、「アクセス特急」に乗って成田空港へ行くことにした。

途中の新駅、「成田湯川」から撮影した駅前の様子。

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むむぅ・・・予想以上に何もない・・・

地図上ではJR成田線と接続するし、「JRも駅を作ってあげればよかったのに」とも思ったが、
現状ではなかなか難しいのだろう。

「アクセス特急」は、途中の分岐点で「スカイライナー」の通過待ちをするが、それがまた田んぼのど真ん中

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夜中の待ち合わせは、ちょっと怖いかもしれない・・・

■成田空港駅についた

これが、JRの切符売り場・改札前。

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これが、京成の切符売り場・改札前。

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人の数が違う。思わず「がんばれ、JR」と思ったが、運転本数が・・・

京成は1時間に8本くらい運転なのに対し、

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JRは1時間に3本。

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この圧倒的運転本数の差が、「活気の差」に つながっているようで。
しかし、ちょっと本数が多すぎる気がしないでもない。

■スカイライナーに乗ってみた

「日暮里―空港第2ビル 36分」と言うのは相当速い。在来線最高(金沢に行くときに乗る「はくたか」と同じ)160キロ運転の車両に、試しに乗ってみることにした。

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どうでもいいが、大人気だ。マニアっぽい人に怒られないよう、日にちをずらしてみたら、親子連れだらけだった。

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シャープなデザイン。

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シンプルな車内。

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たまに「どこを走っているか」を見せてくれるディスプレイ。

***

とても快適でありました。

敢えて書くと、青砥―日暮里間はかなり減速運転気味。ここでもう少しスピードが出せれば、都心→空港、夢の「20分台」も可能かな? なんて思ってしまいました。

※再掲時に一部表現変更。


公開開始:2011年6月28日
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