千葉県は半島なので、鉄道分野では基本的には冷遇されがちというのが相場で決まっていて、ある意味それに飼い慣らされて県民は我慢してきたようなところがあるわけです。
それが、どういうわけか「京葉線の通勤時間帯の通勤快速・快速廃止問題」というのがクローズアップされ、千葉市長や知事まで遺憾のコメントを出す事態になっています。
私は言いたい。こうなるまで放っておいて、今更かよ、と。だいぶ前に、京葉線の蘇我―海浜幕張が「日中1時間に4本」への大減便をした時も大騒ぎになりましたが、結局は何も変わりませんでした。
まず報道されないので言いますが、すでに総武線の快速からはコロナ禍のどさくさに紛れて「通勤快速」が消滅しています。いつの間にか特急の「あやめ」も走らなくなりました。特急で言えば、「さざなみ」も虫の息です。高速バスに負けるまま、なのです。こういうところは特に手当をしないでおいて、今更、なんですよ本当に。
2023年12月23日