「意識高い系」を標榜するつもりはないけれども、それでも生活習慣を変えると人生が変わる、というお話。
1日の予定をグラフにしたものをよく見かける。これを自分で実際に作るとなると、小学生の「夏休みのしおり」よろしく手書きならばともかく、Excelでそれなりにがちゃがちゃいじらないと作れないので結構面倒なのだ。
そこで救世主となるのが、「24時間サークルメーカー」。非常に使い勝手がよいので、是非とも紹介したい。
さて、これで作成したのが適応障害でぶっ倒れる直前の私の24時間の使い方(ちなみに「通勤時間」がないのはテレワーク中心になっているから)。
いやぁ・・・これは酷い。朝から晩まで働き詰めで、まさにワーカーホリック。考える時間もなければ、運動の時間もない。これじゃあ、心を病むのは当たり前である。今振り返ればそうやって冷静に思えるのだが、当時は「休めるわけ、ないだろう」と本気で思っていた。危険だった。
そして、今。復職して元気に生活しているわけだけれども、まったくグラフの形が違っていて驚いた。
睡眠、運動、食事、読書、団欒に趣味、そして仕事。まさにワークライフバランスの整った生活だ。頭の中の靄のようなものが雲散霧消し、心身ともに快活そのもの。
仕事の時間を決めてメリハリをつけて生活をすることで、生活全般に「張り」が出てきたのである。
今思えば、なぜ寿命を縮めるような生活をしていたのか本当に謎としか言いようがない。生活改革は、人生を確実に変えてくれるのだ。
2022年8月27日