『猛暑』
猛暑である。しかし、高齢者ほど以前の慣習にとらわれて、日中にエアコンをつけないとか、夜も(夜中にトイレに起きないように)水分補給を控えて寝るとか、非常に危険なことをしてしまうらしい。
すでに昔の夏とは違い、体温並みの気温がデフォルトになってしまった。こうなってくると、室内においてもしっかりと「暑さ対策」をしなければ、本当に危険なことになってしまう。もはや「災害級」なのだと心得たい。
都市部では、日中の熱がコンクリートやアスファルトに蓄えられて夜間にその吸収された熱が放出されるため、日没後も気温が30度以上あるということが普通になってきた。
建物内も同様で、日中に受けた熱が夜の部屋にこもり、部屋の中でさえ何もしなければ30度あるということももはや日常茶飯事である。
こうなってくると、「外で運動をしなければ大丈夫」というレベルではなく、夜であっても真剣に熱中症を心配しなければならなくなってくる。
躊躇なくエアコンを使用すること、こまめに水分補給をすること、食事をしっかりとること、十分に睡眠をとることーなどを通じて、「暑さ」から身を守りたい。
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余りに暑くて、なんとなーくメモ帳に書いていたら新聞のコラムっぽい感じになったので、載せることにした。
2022年8月2日公開