一緒にいてどうも疲れる人と、元気をもらえる人。これと「うまくいかない人」と「うまくいく人」は相関があるなぁ・・・と思うようになった。
最近気づいたことは、人には4タイプあるということだ。
■表面上は明るくて、性格も前向きな人(陽で陽)
■表面上は暗いが、性格は前向きな人(陰だが陽)
■表面上は明るいが、性格は後ろ向きな人(陽だが陰)
■表面上は暗くて、性格も後ろ向きな人(陰で陰)
このうち、大切なのは表象される明るさ・暗さではなく、性格的な「前向き」「後ろ向き」の部分であることに気づいた。
人が人を呼ぶ。元気をもらえる人、すなわち、「うまくいく人」は、例外なく性格に「陽」の属性を持っている。すなわち、「陽で陽」「陰だが陽」の2者である。
「陽で陽」は、解説不要。
「陰で陽」は、一見、暗い人なのに、心持が前向きな人。
人付き合いは、この2タイプに精力を注ぐことが人生を豊かにする秘訣だと私は感じてきている。
(仕事上も、このタイプとの付き合いに注力をすることで「生産性」が向上するのだと思われる)
「陰で陰」は、解説不要。
「陽で陰」は、一見、明るい人なのに、心持が後ろ向きな人。一番タチが悪いと私は思う。いわゆる「無能な働き者」の類だ。後ろ向きなら後ろ向きらしく、騒がずに静かにしていたほうがよい。
人付き合いは、この2タイプとの接点を避けることが、幸せのカギなのではないか。
(仕事上も、このタイプとの付き合いを極小化することで「生産性」が向上するのだと思われる)
松下幸之助の逸話に、「運がいい人を採用する」というのがあった(7年くらい前にも書いた)。
そしてタモリも、一世を風靡した「ネクラ・ネアカ」論でこのことを指摘していた(のだと今にして思う)。
つまりは、「見た目」の陽・陰ではなく、性格上の<陽タイプと付き合い、陰タイプとは疎遠になる>ことが、人間関係で悩むことを極小化する最適解なのではないか、と思われるのである。
公開:2020年3月29日