2012年4月アーカイブ

※最初に、ステマではありません。

3DSの革命的なところは、3Dであることでなく、実は「すれちがい通信」と「いつの間に通信」にある。3Dは最初「おお」「なるほど」となるが、やがて慣れてくる(そして一度慣れると、3Dなしでは物足りなくなる)。それよりも長期的に任天堂的な部分で真価を発揮するのは、通信機能。こればかりは、一度ハマると抜け出せなくなる魅力がある。やればやるほど味が出てくるするめのような存在。こればかりは、持ってみないとわからない。今後「どうぶつの森」「トモダチコレクション」「ポケモン」など通信をフル活用したキラーコンテンツが出てくるが、これは本当に「もっと化ける」と思う。楽しみだ。

これまでに買ったソフトのヒトコトレビュー。

「Nintendogs +Cats」
トイプードル編を購入。超かわいい。モフモフ。三日坊主でなければより楽しめる。私の滑舌が悪くて、「おまわり」と「おすわり」を混同して覚えてしまったウチの犬。お陰でコンテストでボロボロ・・でも、それが楽しい。

「パイロットウィングスリゾート」
普通に面白い。意外と操作はシビアだが、3DSの立体視やアナログスティックに慣れるには最適な「3DS入門ソフト」の1つ。全体的に「すれちがいMii広場」のテイストなので、そういう「任天堂系」の世界観が好きならば買って損はない。

「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」
64の「時オカ」をやった身として、まずはグラフィックの進化にたまげた。そして2画面をフルに活用した抜群の操作感。かなり完成された立体視にものめり込んだ。裏ゼルダも収録されており、ボリューム的にも大満足。

「スターフォックス64 3D」
これも64で遊んでいるクセに、懐かしさから思わず購入してしまった。臨場感たっぷりに展開する宇宙空間。1周がサクッと終わるのもよい。「スターフォックス」をやったことのない方にはかなりおススメ。やっぱり面白い。

「熱血硬派くにおくん すぺしゃる」
ファミコン時代に「くにおくん」を遊んだ層には購入をおススメできる。懐かしさで涙が出そうになった。ストーリーモードは何周もすることでやがて「無双」状態に。そうなるまでのプロセスが楽しい。アーケードモードも収録されているのでお得感満載。時代劇のリメイクも求む。

「シアトリズム ファイナルファンタジー」
最近のスクエニのソフトとしては、まさに出色の出来。もともとFFの音楽(植松信夫中心)は定評があるのだから、今まで出なかったのが不思議なくらい。ソースは忘れましたが、DSは容量不足で、ギガクラスの容量がある3DSでようやく実現した、などという話を聞きますが・・。一度でもFFで遊んだことのある人は普通に楽しめるはず。まさかPS系のFFのムービーが3DSで見られるとは・・時代も変わったものです。これに便乗して「シアトリズム ドラゴンクエスト」が出ても面白いですね。

「マリオカート7」
強いて言えば欠点はロード時間とウーフーアイランドのバグくらいでしょうか。まさに「陸・海・空」をまたにかけた、レースゲームの最高峰。ネット対戦もかなりハマりました。3DSの代表的ソフトの1つでしょう。個人的要望としては、「フリーラン」をつけてほしかったですが・・。

「マリオ&ソニック ATロンドンオリンピック」
スポーツゲームというよりは、「メイドインワリオ」系のタイミングゲームなのですね。タイミングゲームとしては佳作。スポーツ系だと思って購入するとギャップがあるかも。あと、取り敢えずグラフィックがすごく綺麗です。これは驚きました(マリオのズボンをよく見ると「縫い目」まで再現されています。これはすごい)。

「スーパーマリオ 3Dランド」
正統派のマリオ。「Newスーパーマリオブラザーズ 3DS」というタイトルでもいいくらい。内容は、「横スクロールマリオ」+「箱庭マリオ」を2で割った感じ。

「3Dマリオ」へのアレルギーがある層も一定数いるので、「タイム制限あり」「ゴールポールでゴール」という「一本道アクション」にしたのは、路線的に大正解だと思います。特にこのソフトの発売時期(再ローンチと言える期間)としては。

ファミコンで「マリオ1」「マリオ2」「マリオ3」、スーファミで「マリオワールド」を遊んだ層であれば、絶対に涙すること請け合い。「マリオ1」は<そのまんま>のコースが出てくるし、「マリオ2」の毒キノコ、「マリオ3」は音楽はもちろんのこと、タヌキマリオなどモチーフそのものが「マリオ3」なので涙ボロボロ。「マリオワールド」のモチーフもこっそり仕組まれている演出がニクイ。アラサーアラフォー世代は「買い」です。


「新・光神話 パルテナの鏡」
まさかのフルボイス! パルテナ様のお姉さまっぷり、ナチュレ様のかわいさ、その他「平成萌え」要素もたっぷりの、「みんなが得する」シューティングゲーム。最初は操作に戸惑うものの、慣れてくると自由自在に遊べるようになります。最初の情報統制が抜群にうまく、まさかここまでこのゲームにボリュームがあるとは思いませんでした・・こりゃ、久しぶりに一本取られたな、と思いました。(当初言われていた3倍はボリュームがあって驚きました)。

「引ク押ス」
こういうゲームは、任天堂の神髄だと思う。本当にシンプルなのに、3DSだからこそできる、みたいな「お手軽ゲーム」の王道。

「いきものづくり クリエトーイ」
また変てこなゲームを作って・・・と、いい意味で笑えるゲーム。「がんばれ森川君2号」を思い出した。うん、系統はその感じだな。でも、「自分でステージをアレンジできる」というのは新鮮。

「ひらり 桜侍」
これもまたヘンテコ。でも面白い。正直、難易度は高め。「タイミングゲーム」が得意な人はいいのだろうが・・・。コツをつかめばサクッといけるのかな。まぁ、昔のゲームはもっと難易度が高かったわけですが。難易度やゲームの内容などに、ちょっとスーパーファミコン時代の「懐かしさ」を感じるゲーム。良作。


・・みたいな感じか。久しぶりに、こんな短期間にゲームで遊んでしまいましたよ。小学生以来か。本当に童心に帰った気分。


公開開始:2012年4月11日

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