2010/08/15公開の記事。
色々と考えてみた。同意/不同意いろいろありましょうが、ご勘弁を。
(麗しの学校編)
●黒板消しで黒板の文字を消しているときに感じる視線は、100%気のせいである
このようにして、過剰気味の「自意識」は抑制されていくのです。一種の通過儀礼ともいえます。
●女子がクスクス笑っているのを聞くと、いつも自分のことだと思う
このようにして、男の「不安神経」は鍛えられていくのです。
●ポケットにティッシュペーパーが入ったまま洗濯機に入れてしまい怒られる
全国の95%(当社比)の小学生が経験するという事故です。家族の洗濯物がティッシュまみれになって、思い出すだけでも笑える光景ですよね。何故か物凄く怒られたのが印象的です。
(怒涛の会社編)
●急いでいるときに限って、コピー機が劇的に詰まる(小さな切れ端が取れない)
「もう詰まった紙、抜いたじゃん!」とコピー機に向かって怒鳴ってみるのですが、よく見ると小さな小さな切れ端がちょこんと残っていたりするのです。 すると「怒鳴ったりして、ごめんね」と謝る小市民の誕生です。
●中途半端なポジションの人から「同期には誰がいるの?」などと聞かれて適当な人物を答えると「あ、彼ね。彼もがんばっているよね」と言われ、リアクションに困る。
同期が誰とか何とか、そういう社内人事に興味がある人は全体の3割くらいでしょう。6割の普通の人、またそういうことに全く興味のない1割の人にとってみれば、「彼もがんばっているよ」の「彼」がどうなろうと、知ったこっちゃないのです。私の尊敬するある友人はこの現象を指して「まずお前ががんばれよ」という名言を残しましたが、これはまったくもって同意できる発言です。
●電話をかけたつもりがFAXに電話してしまい、「ピー音」で耳がやられる。
これをやると恥ずかしいですよね。周囲に音は聞こえないにも関わらず、「あ、FAXに電話しちゃった」などと大きな独り言を言ってみたりするのです。
(黄昏の旅行編)
●なくした切符は、家について服洗う時になると、ポケットの奥から出てくる
「切符をなくす」のも旅の楽しい思い出なのですが、ポケットやカバンの奥から突然「やあ!」と顔を出されると、一気にテンションが下がります。 「あ、そこにいたのかー、アハハ」とはなりません。
●旅行前日までが一番テンションが高く、当日になると意外とテンションが低い
子どもの頃は皆、そうでした。一番の原因は、眠いから。
●旅行の時に限って、原因不明の熱が出る
高校の修学旅行のとき、季節外れのインフルエンザに掛り、荷物だけ京都を往復したという苦い思い出があります。
(疾風の社会編)
●冷やし中華の全国共通の合言葉は「はじめました」
どのお店でも決まって「はじめました」という合言葉で売り出されるのはすごい。もはや「冷やし中華、はじめました」というメニューなのではないかと思うほどです。
●朝日新聞やNHKが「今、流行の」と言いだしたときは、ブームはすでに下火になっている
要するにこの2メディアが「お堅い」ということですね。だいたい、NHKがメインニュースで特集をし出したころには、次のブームが芽生えているのが普通です。流行ウォッチのひとつのバロメーターにしてみましょう。
●雲ひとつない晴天の日でも、上から水が落ちてくると、雨かと思って手を差し出してしまう
こういうときは、エアコン室外機から滴り落ちてくる露という結論なんですけどね。まれに鳥のおしっこということがあるので侮れませんが。
(毎日のコンビニ編)
●お釣りをもらうとき、女性店員に手が触れると「この娘、俺に気があるのかな」と思う
これは勘違いもはなはだしいです。ただ、小銭を床に落とされるのが迷惑なだけです。
●郊外の駅前では、夜になると普通の社会では見られない様な髪型やまゆ毛をした人たちが多数、たむろしている
普段はどこに生息しているのでしょう。 本当に不思議なんですよね。あ、夜行性だから昼間は寝てるのか。
●セブンイレブンだけ、独特の匂いがする
これ、いまだに分からない謎なんですよね。一説には「おでんの匂い」といいますが・・・
(変革のテレビ編)
●『ゆく年くる年』になるとチャンネルを変えてしまう自分に嫌悪感を覚える
たまには、静かに年を越したいものです。
●笑点→サザエさん→大河ドラマ・・とみているうちに月曜がとても辛く思えてくる
「サザエさん症候群」の典型ですね。
●CM中に「テレビ東京」にチャンネルを合わせたら意外に面白くてそれを見続けてしまう
これは実によくあるパターンですね。
(あの頃のゲーム編)
●いまだにテレビゲームを「ファミコン」と言ってしまう
ファミコン世代の性ですね。今は、その「機種名」で呼ぶみたいですね。「ディーエス」とか、「ウィー」とか。
●バグが発生すると、カセットの端子部を「フーッ」って吹く
何なんでしょうねあれ。科学的に見れば、効果は皆無に等しいはずなのに。本当にそれで直る(もちろん偶然)こともあるから不思議です。
●ファミコンのACアダプタは、コードの皮がすぐ剥ける
お尻のコードの部分が特に弱くて、銅線がむき出しになってしまうのがデフォルトでしたね。
(ああ無情・・・人の性編)
●1度しか行ったことがないのに、「行きつけの店」と言ってしまう
看板や広告で「大人の隠れ家」と宣伝してしまう心理と少し似ているような気がします。
●レジで「お待ちのお客様どうぞ」と言われて行こうとしたら後ろに並んでいたおばさんが先に向かってしまい、一瞬、怒髪天を衝く
「おばさん」というのがポイントだと思います。でも、なぜかこういうときの怒りは後を引きません。
●絆創膏をはがした後の「臭い」にハマる
・・・人が、「指の先の臭いフェチ」になる瞬間です。ホワイトボードのマーカーやゼリー式瞬間接着剤の臭いと一緒で、本当に「一瞬」だけ嗅ぎたくなるタイプの匂いですよね。きっと有害だと思います。
(寡黙の鉄道編)
●慌てているときに限って、自動改札に挟まれる
後ろの人の迷惑そうな顔(見えないが、きっとしているに違いないという想像)が、恥ずかしさと焦りを一層掻き立ててくれます。現代社会のストレスの中でもかなりの上位に位置するイヤーな現象です。
●立って寝てしまい、ひざがビクってなる
これは恥ずかしいです。ただし、誰もが「気づかないフリ」をしてくれます。
●降りそびれた女性は、ドアが閉まった瞬間、隣の車両へ移動する
このときの移動速度は、マッハ3を超えます。
公開開始:2011年6月28日