ジャイ子・登場全話ガイド 〜全国のジャイ子ファンに捧ぐ〜
◇第1巻「未来の国からはるばると」
(1)初ジャイ子
のび太、「19年後にジャイ子と結婚する」という衝撃的な未来をドラえもんに予 言される。
のび太、「いやだよ、ぼく。あの子きらい。」と頑なに拒否。しかし、ジャイ子との間に6人の子供を設けることが発覚と いう展開にのび太は狂乱。 このとき既に、「ジャイ子=ジャイアンの妹」ということが説明されています。 |
(2)ジャイ子の性格
屋根から落ちて木に引っかかったのび太に、ジャイ子は「やあ首つりだ、ガ ハハハ。」と大笑い。実に酷い性格のようです。 |
(3)一緒に遊ぶ
静香・ジャイ子と一緒に羽根突きをするのび太。お約束通り惨敗し、ジャイ子に顔中を墨だらけにされる。
怒ったのび太は・・・ |
(4)のび太の侮辱
のび太「おまえなんか、ぜったいに(お嫁に)もらってや
らないからな!!」とジャイ子に宣言。
ジャイ子、泣き出す。そこへジャイアンが登場。「だれだ、ジャイ子をなかしたのは。」と怒ってます。この頃から妹思 いだったんですね。 ジャイ子は「ブジョクされたあ。」と大泣き。 |
(コメント)
ジャイ子は、静香と好対照に、「忌避すべきキャラ」として描かれています。
今の「漫画家としてのジャイ子」の姿は見当たりません。
◇第4巻「のろいのカメラ」
(1)お医者さんごっこをする
仲良しのガン子とお医者さんごっこをするジャイ子。
ガン子 「お医者さんごっこちよう。」 言葉遣いが幼稚です。発想も突飛。 つまり彼女は幼稚園児だった!! |
(2)「ドラえもんの呪いの人形」を火葬に
「ドラえもんの呪いの人形」を手術することに。ジャイ子、出刃包丁を
持ち出し、「ばらばらにちよう」と過激なことを言い出す。
結局、「死んじゃった」と称してドラえもんの人形の葬式を開始。 最終的には、火葬までする始末。シャレにならない。 |
(コメント)
最悪のキャラになってます。コメントのしようもないです。
◇第22巻 「ジャイ子の恋人=のび太」
もちろん、これは単なる勘違いなのですが。
(1)ジャイ子がのび太をつけまわす。しかも彼女の引き出しの中から「のび太の写真」が・・・
ジャイアンはこれを「ジャイ子の恋煩い」と勘違い。
ジャイアン「(最近ジャイ子は)メシも五杯しか食わなかったり・・・。」 ジャイアン「おまえの方からデートにさそってやってくれ」 |
(2)無理矢理ジャイ子と二人きりにさせられたのび太
ジャイ子 「あたし、いそがしいのよ。用がないんなら帰ってよ。」 |
(3)のび太の写真が入っていた理由
何度投稿してもボツばかり。
のび太をモデルにギャグまんがをかこうと・・・ |
とんだとばっちりを受けたのび太だったのです。
(コメント)
永い眠りから覚めたジャイ子。18巻ぶりに登場。「漫画家になるのが夢だった」という新事実が判明。
サブタイトルが衝撃的ですね。「ジャイ子の恋人=のび太」って・・・さすが藤子先生。読者を裏切りません。
「漫画はサブキャラクタのみ成長する」という法則に従い、今後、メキメキと成長するジャイ子さんなのです。
第24巻「まんが家ジャイ子」
のび太「こ
んなへたくそ、みたことない」 とジャイ子のギャグ漫画を酷評。 その後、ジャイ子は発奮してメロドラマ「ジャイ子さん」を執筆した。 なお、ジャイ子の発言→ 「のび太さんって、まんががわかるのね」 |
(コメント)
徐々に成長していくジャイ子。
ドラえもん人形を火葬した人物とは思えない言葉遣い(「のび太さん」)
に要注目です。
◇第29巻「まんが家ジャイ子先生」
(1)ジャイ子
のペンネーム
ジャイ子のペンネームは「クリスチーネ剛田」という事実が発覚。 ドラえもん 「クリスチーネ剛田ってだれだっけ」 のび太 「女子プロレスか何か・・・・・・・・・。」 |
(2)新人賞に落選続きで悩むジャイ子
「まんがをやめようかと思うの。」 「あたしには才能がないのよ。」 |
(3)ジャイ子の描いた漫画
「ショコラでトレビアン」 「アンコロモチストーリーズ」 「日出処は天気」 「ペロペロキャンディキャンディ」 ジャイ子 「どれもこれも、プロのまねじゃないの。あたしのかきたかったまんがは、こんなものじゃないんだわ。」 |
スネ夫 「ひっでえまんが!! へたくそで シッチャカメッチャカで、よくもこ
んなはじしらず・・・」 ジャイ子 「はっきりいってくれてよかった。 これで目がさめたわ。」 |
◇第35巻「しずちゃんとスイートホーム」
(1)ベレー帽
ついにベ
レー帽をかぶるジャイ子。本格的です。 のび太のこと、「のび太くん」って言ってます。「のび太さん」から後 退してます。 のび太について、「今度かくギャグまんがの主人公のモデルにしたいの」 と言ってます。相変わらずですね。 |
一瞬、秘密道具の力でのび太とジャイ子が結ばれそうになるハプニングが・・・ |
◇第37巻 「大人気!クリスチーネ先生」
(1)めきめきと実力をつけるジャイ子
ジャイ子の意欲作 「愛・フォルテシモ」。 のび太の評価 「ジャイ子が・・・・・・、こんな美しい物語を・・・、あの顔で・・・・・・・・・。」 「感動したよ。」
漫画評論家として名高い(「ぼくがおもしろいと思ったまんがは、かならずヒットす るんだよ。」と公言)のび太がこんな台詞を言うというのは、もう特A級の評価であるといわなければならないでしょう。「新人賞の見込みがある」とまで言い 切ったのび太。 ジャイ子、急成長。 |
「自分でも気にいってるのよ。それだけにこわいのよ。ひさしぶりの自信作よ。こ
れがもし・・・・・・、またまた落選ということになったら・・・・・・、もう自分の才能に絶望するしかない! 生きていけないわ!!」 ジャイ子、内面の葛藤を美しい日本語で論理的に説明。 急成長であります。 |
◇第39巻 「虹のビオレッタ」
(1)自費出版へ
ついに自費出版を行うジャイ子。健気だ。 500円。大量に売れ残る。 |
(2)まんがコレクターの目に止まる
「この作者は、今に有名になるかもね。 そうなると、この本は、値うちがでるよ。 古本屋で十万円と か・・・・・・。」 |
◇第40巻 「顔か力かIQか」
のび太が道具を使って凄く格好いい顔に。 犬に追いかけられたのび太を助けたジャイ子。その顔につられ、のび太と気づかずに一目ぼれ。「おまちになって」「ペンフレンドになって」と積極的にアプローチ。のび太は飛ぶように逃げていく・・・ そのとき落としていったノートに「野比のび犬」とかいてあったので、ジャイ子はのび太に騙されたと思って泣いてしまう・・ |
◇第40巻 「泣くなジャイ子よ」
(1)ジャイ子の初恋
茂手もて夫に恋心を抱くジャイ子。 バレンタインデーにチョコを百個近くもらうというニクイ奴だ。 ジャイ子の恋の行方はっ・・・ |
もて夫は・・・趣味で漫画をかいていた! 「ふたりで同人雑誌を出さないか」という話になって・・・ 趣味がぴったり。話がうまくいきすぎですが、まぁよかったねジャイ子。 |
◇第41巻 「未来図書券」
雑誌社に知り合い(恐らく編集者)がいることが発覚。デビューも近い? |
◇第41巻 「恐怖のディナーショー」 (参照: ジャイアンの歌・登場全話早見表)
ジャイアンの手料理のあまりの悪臭振りに、「もー、たまんない!!」と家を飛び出す。 |
◇第43巻 「かしきり電話」 (参照: ジャイアンの歌・登場全話早見表)
ジャイアンの自家リサイタルで、ジャイアンの歌声を堪能。 |
◇第44巻 「ジャイ子の新作まんが」
(1)同人誌の漫画掲載
例のもて夫と、同人誌を作っていることが発覚。 締め切り当日なのに、アイデア浮かばず。 |
約10枚程度の原稿。 漫画のタイトルは「お兄ちゃん」・・・「かわいい妹と、らんぼうだけど妹思いの兄の 話」だそうです。うーん・・・「かわいい妹」って・・・ もて夫の感想 「感動した! こんなすばらしいストーリーははじめてだ。」 好評価です。 |
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