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●のび太が百点取ったテストを再現してみた
日本一のダメ少年である「のび太」が一生に一度だけ百点を取ったことは有名ですが、
そこで今回は、「のび太が百点を取ったテスト」を忠実に再現してみました。 ■のび太が百点取ったテストを再現
・・意外と難しい・・・ これが小学4年生で解ければ言うことなし、でしょう。
分数の割り算と掛け算なんて、小学生が最もつまづきやすいところです。 よくよく見ると、エックスを求める一次方程式まであります。中学1年生が解くような問題をのび太は難なくクリア・・ のび太はひょっとすると天才かもしれません。
・・凄いですね。
■のび太が「百点をとった」ことを伝えたときの、各キャラクタの第一反応
▼先生 「いや、わしも目をうたがったがね。何度調べても百点なんだ。野比くん、よくやったね。」 さすが先生、優しいですね。・・はじめは信じていなかったみたいですが。
▼ジャイアン 「百点なら少なくとものび太のではないな。」 信じていません。
▼スネ夫 「ぜったいに百点なんてことはない。名まえか点数か、どっちかまちがってるんだ。」 信じていません。
▼静香 「人間のねうちは、テストだけできまるものじゃないのよ。のび太さんはやさしくてすなおないい人だわ。テストが0点でもいいじゃない。力を落としちゃだめよ。このつぎ、がんばってね。」 信じていません。
▼のび太のママ 「朝から頭痛がするのよ。答案なんかみたくもないわ。」 信じていません。
▼ドラえもん 「ああ、ついにカンニングしたか。」 信じていません。
・・・誰も信じていない。
たまらず泣き出すのび太。実にかわいそう です。
■のび太の答案を分析してみた 「な、なんと!
!のび太が百点とった!!」より これが実際の答案です。非の打ち所が全くありません。
▼名前を間違えていない いつもは「野比のび犬」と書くのに、今回だけはちゃんと「のび太」になっている。
▼逆数を知っている 分数の除法で、しっかりと逆数を使っています。
▼几帳面 仮分数を帯分数に直すという几帳面さがあります。
▼小数の意味を理解 0.25=4分の1であることをしっかり理解できています。 芸が細かすぎます。
▼途中の計算を省いていない これ、本当にのび太が書いたのでしょうか? 完璧すぎる計算式です。この百点が、「偶然ではない」ことを物語っていますね。
以上、のび太が答えたとはどうしても思えない答案でした。 誰も「百点を取ったこと」を信じてくれないのが、頷けますね。 (参考文献: 藤子・F・不二雄 てんとう虫コミックス『ドラえもん』25巻、小学館) |