漫文>漫文2005&2011>小説書いてみたよ
小説というのは、豊かな知識と、知恵と、経験が組み合わさって初めて書けるんじゃないかな。
書こうと思って書けるもんじゃねぇ。
だから、ボクにはこれくらいが限界だったんだ・・・
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■朝の風景 うう せいじん
あっ、痛い。
ヒロシが叫んだ。
ヒロシは、あたしと一緒に住んでる。まだ高校生。
今日はテストがあるんだって。昨日は夜遅くまで起きていたようだ。
何が痛いのって、慌ててベッドから落ちたみたい。
寝ぼけてるのね。まだ可愛いヤツだなぁ。
ヒロシが生まれたのは、あたしが7歳のとき。あれからずーっとヒロシの寝顔を見てきたけれど、可愛さは変わらない。
そんなことを考えながら、あたしはヒロシをじっと見ていた。
今日はお勤めがないの。明日の朝までずーっと自由。
すっかり目が覚めたヒロシは、ボーっと突っ立っているあたしの方を睨んで、「なんで起こしてくれなかったんだよ!」と怒鳴った。
あたしは「早く起きないアンタが悪いんじゃないの」と言い返したかったが、ぐっと我慢して黙ってた。
黙っているしかないのだ。
あたしは目覚まし時計なんだから。
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うわー
下らない!!
これぐらいしか思いつかない!!