漫文漫文2013>五反田三太夫先生の格言


数々の名言を残してこられた五反田三太夫先生の格言を抜粋してみた。



『教育論 序章』より

病気は、厳密には医者に「診てもら」って終わりではなく、医師の治療の下に自分で治すもの。
勉強も同じで、厳密には先生に「教えてもら」って終わりではなく、教師の指導の下に自分で学ぶもの。
「教わってないからできない」「習ってないからできない」というのは愚の骨頂で、「教わらなくてもできるような姿勢を身につける」ことこそが教育の目指すべきところでなければならない。



『セルフプロヂユウス論』より

自己管理ができないのは「甘え」と言はれる。一方で、他者管理をやたらしようとするのも、一種の「甘え」だと思はれる。
他者は自分ではないから容易には思い通りにはならぬもの。しかし、その他者を自分の意のままに操らんとするのが「他者管理」。
そして概ね自己管理ができない性格の人間は他者管理をせんとする二重の甘えの構造に阿ているところ大なり。



『新・恋愛の極意』より

恋人はサンタクロース。否、本当は「お前に散々苦労す」だ。
よく「年収1000万の男じゃなきゃいや」というデブスがいるが、よく考えて見給え。年収だけでは男の価値は測れないぞ、と。
「年収1000万だけど借金1億」かもしれないぢゃないか。それよりかは、「年収500万だけど貯金1000万」の男のほうが安心ぢゃないのかい?
年収だけ見ているデブスは、単なるバカだ。貯金もみないといけないのだよ。性格と貯金であらうよ、見るべきは!!



『夜露死苦は死んだ』より

いわゆる「夜露死苦名前」は、この世のあだ花なり。
あだ花といえど、名づけは別に当人の自由であるからして、外野がとやかく言ふことではない。
とはいえ、これは、所謂「目印」なのであると心得たい。要するに、「この家庭に近づいてはいけませんよ」といふ、何よりも分かりやすいサインなのである。
私はそう思ふことにした。すると途端に気が楽になつたのである。



「大日本討論大會 近畿大会代表者壮行會」演説より

女性専用車両をつくるのなら、男性専用車両もつくるべきなのであります。しかるに、そうはなっていない。なぜか。
男性専用車両に需要がないからであります。火のないところ、煙もたたぬのであります。
そもそも「女性だけが乗る車両」としての女性専用車両は、広告媒体としての価値があるのであります。女性に向けた広告を集中的に展開することで、よりよいマーケッティングができるのであります。
男性など、広告を碌すっぽみないではないですか。特に社畜は財布のひもを女房に握られていますから、広告車を走らせたところで、無意味なのであります。
だから絶対に、国策でもない限り、男性専用車両は登場しないのであります!!!



『経済・文化、そして私』より

フロー課税は消費を低迷させ、ストック課税は消費を活発化させます。これは小学生にも分かる理屈です。
今の我が国の経済は、ストックばかりが肥大化し、フローが滞っていることによる通貨価値の高騰(デフレ)なのですから、この逆をしなければならない。
すなわち、肥大化したストックを流して(フロー)いくことで、通貨価値を下げる(インフレ)していく必要があるのです。
通過の大量発行による円安政策は、その意味で最も的を射ている政策であると言えます。しかし問題は、大量発行された円が、結局は企業の内部留保として、あるいは資産家の手持ち資産として、より多くストックされてしまっていることにあります。
するとどういうことが起こるか。ますますストックが拡大しますから、(短期的には回復しているように見えても)、消費が改善されない限りはデフレは続くのです。
こんな時にデフレ化圧力を高める消費税率を引き上げるのは愚の骨頂です。むしろするべきは、ストック課税、すなわち、資産課税が有効なのです。もっとも、基本的にはすべての政党にとって「高齢者が票田」ですから、資産課税なんて口が裂けてもやらないでしょうけれど。
民主党は極端な「円高維持」と「消費増税」のダブルパンチで日本を内部から崩壊させようとしていましたが(円高を維持していた意味が全く分からないのです)、自民党の「円安政策」でその目論見は潰えました。
しかしその自民党も、なぜか「消費増税」には突き進む見通しです。もはやわざとやっているとしか私には思えないのです。



『具象化理論』より

こんな隣人がいたとします。
「過去のいざこざをいつまでも責め立ててくる」
「あることないことをでっち上げて、近所に言いふらす」
「あの子の家のものを持ち込んじゃいけません」って言う癖に、「うちのもの、もらってよ」と無理やり押し付けてくる
「人の家の表札を燃やしたり、送った手紙を送り返したりする」
「鍵なしで行き来できるようにしろ、と言ってくる」
そんな奴とは付き合いたくもないですが、これ、今の日本に置き換えてみると・・・

こんな隣人がいたとします。
「お金に困ってるから1万円貸して、といって、受け取ったそばからパチンコ」
「人の金庫から20万円を取り出しておいて、1か月遊んで暮らす」
以下同じ。これ、今の日本に置き換えてみると・・・


漫文漫文2013