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色について
何ともいえないクリーム色になっている。これは、主成分の牛乳の影響が大きいものと思われるが、とにかく気色が悪い。
近づくと、吐き気を催す色だ。
3層構造
注目は上層部と下層部の成分の分離である。どちらも白色の成分が分離して固体化しており、何か別な物質に変化したようだ。
これは、牛乳の脂肪分が何らかの影響で乖離して生み出されたのではないかと推測できる。見ていると本当に気持ちが悪くなる。
細菌の存在
空気に触れて雑菌が入り込まないように、ペットボトル満杯に「ゲボンドリ」を詰め込んで、そのまま放置しておいた。
しかし、長い年月が経つうちに内部に空気が入ってしまい、ペットボトルがかなりやわらかくなっていた。
このまましばらくすると、ペットボトルが破裂して有害な黴(ばい)菌が外に向けてウヨウヨ・・・なんていう事態になりそうな、嫌な予感がする。
ああ、怖い。乳酸菌飲料も混じっているとはいえ、危険は避けられそうもない。
臭いについて
余りの恐怖にこのペットボトルの蓋を開けることは出来なかった。1997年の作成時に、すでに相当な異臭(ラー油と牛乳が混ざった臭い)があたり一面に立ち込めていたから、今、このペットボトルを開ければ、異臭騒ぎでは済まない事態が訪れるだろう。
賞味期限について
1997年当時の飲料水や牛乳、その他賞味期限切れの調味料等の混合物が常温で保存されてきたわけで、当然飲むことは出来ないだろう。
現在は屋外に放置してある。品質の劣化は避けられまい。
廃棄について
これ、どのように捨てていいか困ってます。不燃ごみ(埋めていいのか)?燃えるごみ(燃やしていいのか)?・・誰かご教示を。いや本当に困ってます。
(追記)
経過観察のため、とりあえず半永久に保存することにしました。
補足事項
ペットボトルの中央にある黒い線は、何を血迷ったか筆者が6年前(1997年)にペンで余計なデザインを施したものである。
格好をつけるつもりで書いたのだろうが、邪魔でしょうがない。何でこんなことをしたのか、理解に苦しむ。
おまけ
(上層部)
ゴマ油のゴマなどが残っている。
少し赤みが掛かっているのはラー油の影響か。
ドレッシングなどの油分が固形物をコーティングしている。
全体的に白色なのは牛乳のせいであろう。
(下層部)
沈殿しているのは恐らく牛乳の成分。
豆腐のようなやわらかめ(推測)の物質が多数存在している。
かなり臭そうだ。
蓋を開ける・・・?
有害なガスが出る可能性があるため、怖くてできません。