Webサイト作成ソフトの選び方
HTML文書作成ソフト(HTMLエディタ、Webオーサリングツール)は、種類が多すぎるため、
どれがいい とは一概には言えません。
最初に結論を書くと、
自分に合ったものを自分で探すしかない
ということになってしまいます。
HTML文書作成ソフトは、
大別すると、
の2種類があります。相当いい加減な分類ですが。
HTML文書の作成は、
通常は WYSIWYG系を利用し、
微調整にタグ系を使用するのがもっとも手っ取り早いと言えます。
いずれにせよ、正しいHTMLの理解をしておかなければなりません。
この「正しい」の範囲が、難しいのですが・・・
<WYSIWYG系>
・FrontPage Express と FrontPage(Microsoft)
FrontPageは、Microsoft Officeの一員のHTMLエディタです。Webページの統括管理が可能で、リンク切れもチェックできるなど、有料だけあって高機能です
。 が、FrontPage Express(Windows98やIE5.0などにに付属していたもの。つまり無料版)でも充分役立ちます。数百ページを擁するこのサイトも、基本的な記述はFront Page Expressを使用していました(今は違います)。 Front Page Expressは、単体での公開が終了しておりますので、今後利用したいという場合は、Windows MEや2000/XPにFrontpage Expressはインストールできますか?(Win FAQ)をご参照ください。大変分かりやすく解説されています。 なお、Front Page Expressでは、Shift_JISで記述すると吐き出すソースが 古い「x-sjis」になってしまいます。作成後は直したほうがよいでしょう。 |
ブラウザのNetscapeに標準でついてくるエディタ。ブラウザでの確認作業が可能。 実際に試してみたところ、使いやすいです。かなり質の高いソースを吐き出しています。相当まともなHTMLの記述が可能です。 ただし、Netscapeとのセットです。というか、Netscapeの一部です。 |
・Micorosft Word
ワードは、HTMLエディタではありません。つまり、元々WWWに公開するための文書を作るソフトではないということです。 これはワープロソフトです。ワープロに打ち込んだそのままでHTML文書を記述することが出来ますが、吐き出すソースはかなり汚いです。また、名前などの個人情報がソースを覗くと丸見えになるといった不都合もあります。(このページでソースの比較を行いました。) 組織のワープロ文書をそのままLAN内でWebページとして公開する、というときには役立つと思いますが、WWW用の文書を作成する際には注意が必要です。 |
・市販ソフト
ここでは具体的なソフト名を挙げません。
など、自分の好みに合ったものを店頭で探すしかありません。 |
<タグ入力系>
・メモ帳
基本的なものはこれで充分です。ただし、メモリ制限が痛いです。 |
・その他
Yahoo! 「HTMLエディタ」での検索結果 をご参照ください。 「タグ入力支援」系のソフトは星の数ほどあります。自分に合ったものを探してみてください。 |