経済
金融緩和で物価は上がらなかったし、物価が上がっても賃金は上がらなかった。
金融緩和で日本経済(実体)は活性化しなかった。
実体経済を活性化するのは、
自由競争が行われる環境を整備し、投資と教育に資金が供給され、圧倒的なパワー(カネと力)によって、プラットフォームを規定できるだけの影響力が行使されることが必要ということ。実需を刺激せずに、小手先の国債濫発・金融緩和でカネ周りの帳尻だけ合わせているのだから、どんどん実態と乖離していって、虚構の経済拡大でますます実体経済が狂っていくという悪循環。
そして、何よりも
これが一番のポイント。少子化で、かつ高齢化によって、高齢者の割合が激増し、さらに若年層の頭数も激減しているというのが非常にまずいわけです。これでイノベーションが起こるわけがない。
この複合技による「失われた30年」であって、繰り返しになるけれども金融緩和で日本経済の実体が活性化するわけがないということ。ここに消費増税をして実需を冷やしているのだから、ますます実体経済は冷え込む、と。そんな状況で「増税」をしたら、果たしてどうなりますことやら。