■ 駅チカ廃墟!? 巨大構造物の眠る町
場所は世界遺産・姫路城を抱く兵庫県は姫路市。
駅からあるいてすぐ、廃線となって久しい「姫路モノレール」の路盤廃墟があるといいます。
こんな都市に・・・まさか・・・
まさか・・・
すごい・・・
あった・・・
あちこちに・・・
これほど完璧な状態で残された廃墟というのは、実に珍しいといえましょう。
見る場所によっては、まだモノレール車両が走っていても全然驚きません。
この種の廃墟としては、保存状態はピカイチではないでしょうか。
こちらは駅の廃墟、「大将軍駅」。
駅舎としては、千葉のモノレールに匹敵する、日本でもトップクラスの巨大構造物といえるでしょう。
上層部はマンション。何と現役稼働中です。
反対側から見た駅の跡。
▲ホームらしきものが見えます。廃墟マニアにはたまらないチラリズムぶり。
ところどころ途切れていますが、少しも「廃線になった」ことを感じさせません。
▲この途切れ具合がなんとも言えません。
完全に付近の風景と同化しているモノレールの廃墟。
ハイライトはこちら。
▲山陽新幹線の高架下をくぐるモノレールの高架線廃墟。
新と旧の融合。
新幹線は、何事もなかったかのように通り過ぎていきます。
このはかなさ。たまりません。
○アクセス
JR姫路駅中央口を出て西側へ進む。山陽電鉄高架近辺にまず廃墟。
そこからさらに西へ進むと大将軍駅跡。あとは構造物を追って進むと山陽新幹線高架と姫新線を越える。