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メモ:Nintendo SwitchのmicroSDカードについて


Nintendo Switchのゲームソフトをパッケージではなくダウンロード購入すると、本体内蔵のメモリではあっという間に容量が不足してきます。また、当初は「このくらいの容量でいいや」と買ったものの、だんだんと容量が不足してくるといったこともあります。ゲームソフト単体のデータだけでなく、セーブデータや追加コンテンツなどもありますので、多くのソフトを入れて遊ぶ場合はそれなりの容量のmicroSDカードが必須です。もちろん、アカウント紐づけですから後でダウンロードしなおすことはできるので、都度遊ばなくなったゲームを消して容量を確保するということはできなくもないですが、なかなかそれも面倒です。ここでは、Nintendo SwitchのmicroSDカードの選び方や入れ替え方法についてメモしてみました。
■前提:オーバースペックである必要はないですが、値段だけに囚われて「安かろう悪かろう」にするのはゲーム体験の「質」が変わってきますから、もったいないです。

■要旨:重要なのは「容量」と「スピード」です。容量がなければ安心してソフトを入れられませんし、スピードがなければイライラします。スピードについては「そんなに違わないだろう」と侮るなかれ。実際、安物の低スペックなカードと、それなりの高いスペックのカードでは、ロード時間、セーブ時間などに、体感できるほどの差が生じます。上述の通りオーバースペックである必要はないですが、それでも、「値段」だけにつられて安物買いの銭失いになるのはもったいないです。

■どうやってえらべばいい?

(1)まずは容量を選ぶ

自分がどれだけSwitchのソフトをダウンロードで遊ぶか?を想定します。

近年のソフトは大容量化していますから、ある程度ソフトを遊ぶのであれば、それなりに低価格化もしている「128GB」を選んでおけばまず不足はないかと思います。それほど遊ばない(ソフトを買うのは年に1本程度)という人は64GBでもよいでしょう。年に数本は購入して、DLCも入れて遊ぶくらいのライトユーザーで128GBでしょうか。もっとも、大作を中心に遊ぶ(最近はソフト本体だけで10GBを超えるゲームも多いので)という方は、128GBでも足りない可能性はあります。

大作中心に遊ぶ方や、定期的にソフトを買って、DLCもガンガン入れますというようなミドルユーザーは256GBあれば安心です。これがヘビーユーザーになってくると、512GB以上必要という人も出てくるでしょう。

いずれにしても64GB以上の容量となってくると、選択肢は「microSDXCカード」ということになります。

(2)スペックで選ぶ

任天堂が快適にゲームを遊べる目安として挙げているスペックは、「UHS-I(Ultra Hi Speed Phase I)対応、読み込み速度60~95MB/秒」のmicroSDカードです。読み込み速度が速いほど、より快適に遊べると公式にもアナウンスされています。これを踏まえて、それなりのスペックのカードを選ぶのがよいでしょう。

○UHSスピードクラス

○UHSインターフェイス

○ビデオスピードクラス

○アプリケーションパフォーマンスクラス

・・・といろいろ書いていますが、結局は「読み書きの速度」がすべてです。できるだけ転送速度の速いカードを選んでおけばよい(転送速度が速ければ、上記スペックもたいがいは満たしているはず)ですね。

(3)価格で選ぶ

(4)メーカーで選ぶ

(5)サポートで選ぶ

(6)耐久性で選ぶ

■入れ替えのメモ

最初に「これくらいの容量で十分だろう」と適当に買うと、結局後でより大きな容量のカードを買う羽目になります。「64GBでいいや」と思っていた私は「128GB」に買い替え、結局「256GB」にまた買い換えましたからね。これだったら、最初から大きめのスペックにしておけばよかったです。Switchはロングセラー商品なので、ソフトもそれだけ潤沢に出回っています。ライフサイクルが長いということは、それだけ必要な容量も増えていくということですね。コストと容量、速度の比でみたとき、「必要と思ったものの1つ上」を比較考量するのは大切かもしれません。まあ、その時必要なスペックで購入して、その時最新のカードにアップデートしていくという手もありますが・・・。

入れ替え自体は非常に難易度が低く、「旧カードの中身をすべてWindowsPCにコピーして、新カードに移す」だけです。ただし、それなりの容量になると時間がかかります。目安として、100GBくらいのデータを移行するのに数時間はかかります。ある程度の性能のSDリーダ/ライタを使ったほうが無難です。なお2枚のSDリーダ/ライタを使えば、SD→(PC経由)→SDで直にコピーすることも理論上は可能です。若干は時短になるかもしれません。


■参考リンク



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