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東京特許許可局局区内(雑文を色々と)
●出身地トーク
初対面の人と仲良くなるコツは、
「出身地トーク」である
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筆者は千葉出身だが、
酒席などで「どこ出身?」と聞かれて「千葉」と答えると、
何割かの確率で
「あ、Dランド行った事無いんだよね〜」
「Dランドが近くていいね」
という答えが返ってくる。
これはこれで別にいいが、欲を言えば
もう少しひねって欲しい。
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こういうときは気を利かせて、
「Dランドの入場者数は確か世界一だよね〜」
とか、
「Dランドの市外局番は東京03じゃなくて浦安なんだよね〜」
とか、
もう少し先の
マニアックなトークをするといい。
つまり、
何百回も聞かれているであろうことよりも、
そこからちょっとずらしたことを聞く方が印象に残りやすい。
ただし、ずらしすぎると「知ったかトーク」とみなされ、
悪影響を及ぼす。
極意:バランスよく、ずらした会話をする。
そのためには、ある程度「地理マニア」になっておく必要がある。
というか、地名を出すと親近感をもってくれる(と思う)。
あんまりマニアックな地名を出すときっと怪しまれるが、
地元で有名な地名を出すと、滅茶苦茶喜ばれる。やってみるべし。
その度合いが重要。
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実例を示す。分かりにくくて申し訳ないです。
「どちらご出身ですか?」 「名古屋です。」
ここで、名古屋城やセントラルタワーズや栄の話をする前に!
「金山(かなやま)って駅がありますよねー」
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「どちらご出身ですか?」 「横浜です。」
ここで、
「あ、都筑(つづき)区の方ですか?」
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「どちらご出身ですか?」 「大阪です。」
ここで、
「十三(じゅうそう)っていう駅がありますよね〜」
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そこから会話が続くかが問題ですが。
●テレビのCM
テレビ番組本体より面白いCMがたまにあるが、それは本末転倒。
こんなCMはどうだろう。
「買って。」
男が言ってもどうしようもないが、
どうだろう。女性が上目遣いで言えば。
「買って」は禁句なのだろうか。
●電車の中で
隣でずーっとブツブツ独り言。
よく見たら、男が、女に向かってずーっとブツブツブツブツ話しかけているではないか。
何て不気味な光景なんだ。
しばらくしたら、
抱き合い始めた。
満員電車なのに。
そのとき虫の居所が極めて悪かった筆者は、
ドアにパンチ!
・・・したかったが、
満員なので諦めた。
●駆け込み乗車
「電車が頻繁に来る東京で駆け込み乗車をする理由が分からない」
確かにそうだが、
東京から郊外へ向かうとき、
地元の電車の本数が少ないと、電車わずか1本の差が何十分の差になることもある。
例。
新宿→佐倉
17:14の電車に乗ると、18:30に到着。
17:17の電車に乗ると、18:49に到着。
わずか3分の差が、19分差に変身する。
代々木→成東
12:00の電車に乗ると、13:42に到着。
12:05の電車に乗ると、14:22に到着。
わずか5分の差が、40分差に変身する。
これは、駆け込むかもしれない。