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藤子・F・不二雄先生の故郷、富山県高岡市。
ドラえもんのルーツとも言うべきこの場所に、「ドラえもんの散歩道」という公園があります。ファンとして一度は訪れたい場所。やっと詣でることができました。

1993年に出来たこの公園では、像になったドラえもんといつものキャラたちが訪れる人を迎えてくれます。

まずはドラえもん。

(めったに見られない背中のカット)

そしてのび太。

(ブロンズ像になっても間抜けです)

静香。

(サービスアングル)

ドラミ。

(楽しそうです)

ジャイアン。

(普段の凶暴さが感じられません)

皆んな嬉しそうにしています。見ているこちらまで元気になります。

・・・ここまではいいのですが、問題はスネ夫です。

「ロボットと便利な道具の出てくる漫画」といえば、「ドラえもん」と「Dr.スランプ」が挙げられます。

Dr.スランプとは、ペンギン村に住む則巻千兵衛という自称・天才科学博士が作ったヒト型ロボット「則巻アラレ」のドタバタ生活を描いたギャグ漫画です。いつもどこか抜けている博士の「珍発明」が作品のスパイスとなっているわけですが、その当たり、どこかドラえもんと通じるところがあります。

「Dr.スランプ」第9話には、主人公のアラレが「はかせドラえもんみたい!」と話すシーンが登場します。

逆に「ドラえもん」31巻では「島山あらら」先生が「少年ジャブン」誌上で「Dr.ストップ アバレちゃん」という漫画を描くシーンが1話丸ごと登場しています。

参考:ドラえもん31巻「まんがのつづき」


大人気の「アバレちゃん」の続きを読みたくてしょうがないのび太は、ドラえもんに懇願する。
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ドラえもん「なんだい、そのアバレちゃんてのは。
のび太「しらないの。今、大人気のまんがだよ。女の子のロボットが主人公で。
ドラえもん「ロボット?ぼくみたいの?
のび太「そんなタヌキみたいんじゃないよ。すっごくかわいらしくて強くって・・・・・・。
ドラえもん「ムス・・・・・・!
拗ねるドラえもんだったが、アバレちゃんの面白さに気づき、島山先生の執筆活動を援助することに。

・・・お互いに切っても切れない関係にあるようです。
そこで今回は、「Dr.スランプ」千兵衛博士の発明品をリスト化してみました。

【登場する発明品数:75種類
※ちなみにドラえもんに出てくる道具の種類は1963種類です。

のび太の特技の1つに、「射撃」があります。今回は、その腕前がどれほどのものなのか、分析してみました。
(2005年12月12日 訂正3)

■短編

総発射数  151発 162発
成功 ○ 134発 144発 (89.3% 88.9%
失敗 × 16発 17発
内訳 誤射:5発 6発
無駄撃ち:5発
的外れ:2発
敗北:3発
弾切れ:2発

※1 うち1発は成否不明のため成功率の計算式からは除外。
※2 暴発1回を含む(ママに当たる)

160発以上も撃っています。命中率は9割弱。意外なことに誤射や無駄撃ち、敗北も多く見受けられます。といっても9割ですから、かなりの腕前と言うことができるでしょう。

■大長編

総発射数  61発 63発
成功 ○ 56発 58発 (91.8% 92.6%
失敗 × 5発
内訳 無駄撃ち:3発
敗北:2発

※発射数不明のものは含みません。よって+αがあります。

短編と比べてのび太のヒーロー的側面が描かれやすい大長編。のび太の射撃シーンの殆どが「見せ場」として描かれています。成功率は短編とほぼ同じ9割ですが、ミスはたったの5発しかありません。

■全体

総発射数  212発 225発
成功 ○ 190発 202発(90.0% 89.8%
失敗 × 21発 22発
内訳 誤射:5発
無駄撃ち:8発
的外れ:2発
敗北:5発
弾切れ:2発

※成否不明のものは計算式から除外。また、発射数不明のものは含みません(+αがあります)。

成功率はぴったりほぼ9割。残念ながら「百発百中の腕前」とまでは言えないようです。とはいえ、9割というのはかなりの精度。のび太の射撃の腕は本物と言えるでしょう。

北京のコンビニで、こんなソーセージを買ったのです。

パッケージには、どこかで見かけた顔が・・・

今回は、お風呂大好き「静香の入浴シーン」の徹底分析に加え、のび太の「助平さ」が伺える諸々のシーンについて、セリフと行動を1つずつレビューしました。
(2005年7月31日 補1)

■その1:静香の入浴シーン&のび太の「のぞき」 全シーン分析■

▼覗きの状況

総入浴数

42回

のび太による覗き

32回

76.2%

ドラえもんによる覗き

12回
(+ 未遂1)

31.0%

「どこでもドア」による遭遇

10回

23.8%

・・のび太はちょっと覗きすぎのようですね。とんでもない小学生です。

そして 意外なことに、ドラえもんも相当の「のぞき成績」を残しています
なお、どこでもドアによる遭遇確率はたったの2割。「王道パターン」の割には、かなり少なく感じますね。

▼風呂の中における静香の状態 (重複カウント)

入浴中

25回

身体を洗う

14回

浴室・浴槽に出入りする

7回

シャワーを浴びる

6回

入浴中であるケースが圧倒的に多いですが、「身体を洗っているシーン」も3割近く登場しています。

▼覗かれたときの静香の反応 (重複カウント)

悲鳴や非難の声を上げる

28回

(手やタオルで)胸を隠す

10回

水を掛ける

6回

浴槽にもぐる

7回

浴槽から立ち上がる

6回

キョトンとする

2回

気付かない

9回

相手をボコボコにする

4回

悲鳴を上げることが一番多いようですね。まれに実力行使に出ることもあるようですが・・。

では次に、入浴シーンを各キャラクタの行動やセリフの面から細かく分析してみましょう。

街を歩いていると、「おもしろい名前の病院」に出くわすことがあります。一度見ると二度と忘れられない名前も。

今回は、そんな病院の数々をご紹介します。

のび太は、これまでに秘密道具を使って様々な商売に手を出しています。その数は、実に38業種・43職種。 ・・・のび太は、小学生にして立派な「起業家」なのです。
[05/06/30 :訂正2]

例:不動産業、小売業、レコードレーベル、古物商、広告代理店、会社の設立コンサルタント、騒音除去、あやとりプロ、出版、害虫駆除、映画館運営、ハイキング場経営、収納ビジネス、徴税、レンタル業、航空会社、ファンクラブ運営、インフラ、総合サービス、書籍販売、廃品回収業、チケットの販売代理店、運輸業、株式国家運営、リサイクル業、絵画商、コレクター、放送事業、スポーツ連盟理事、医師、料飲メーカー、小学校教師、書店主、漫画家、あやとり家元、探偵、漫画原作作家

しかし、これらの殆どはことごとく失敗。なかなかうまくいきません。

今回は、そんな「のび太商法」の数々に着目し、「どんな事業をやって」「どんな成果が出たのか」を分析してみました。

今回は、のび太がこれまでに「ママから叱られた回数」を数えてみました。
(06/03/15 訂正5)

■のび太がママから叱られた回数 → 計327シーン603コマ

・・・さすがのび太。予想以上の数です。
世界一の「叱られ漫画」と言えるかもしれません。

ちなみに、
のび太が先生に叱られた回数は59回
ジャイアンから暴力を受けた回数は172回

・・・主人公がここまで災難に遭う漫画も珍しいですね。

では以下、のび太がどのようにママに叱られてきたのか、見てみましょう。
いつも通り、全シーン・全コマのリストを作ってみました。

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