2021年2月アーカイブ

ドラえもんの「秘密道具」の中で、最もたくさん登場する道具は何でしょうか。
今回は大長編の原作を持つ、「恐竜」から「銀河超特急」までの映画16作品に登場したのべ301種類の道具を調べてみました。

■秘密道具の登場順位(「恐竜」から「銀河超特急」まで)

順位 秘密道具名 作品数
1位 タケコプター 16
2位 通りぬけフープ 11
3位 どこでもドア 9
4位 スモールライト 8
ほんやくコンニャク(おみそ味含む) 8
6位 タイムマシン 6
7位 ヒラリマント 5
ビッグライト 5
ショックガン 5
10位 スペアポケット 4
空気砲 4

タケコプターが堂々の1位!全作品に登場しているのはこの道具だけです。
一般的に、3大秘密道具といえば「タケコプター」「どこでもドア」「タイムマシン」だと思いますが、映画ではちょっと違ってきます。

2位は意外なことに「どこでもドア」ではないのですね。2位は「通りぬけフープ」。映画という性質上、敵のアジトに潜入したり、そこから脱出したりという使い方が役に立つからでしょう。3位が「どこでもドア」でした。

4位は「スモールライト」と「ほんやくコンニャク」。ほぼ半数の作品に登場しています。スモールライトは自分が小さくなったり、敵を小さくしたり。「ほんやくコンニャク」は異世界の人と会話をする橋渡し役ですね。いずれも使用頻度が高いのはうなずけます。

ようやく6位がタイムマシン。必ずしも「過去」を冒険するわけではないからですね。以降、ヒラリマント、ショックガン、空気砲など、「戦いの道具」が続きます。

▼以下、資料として登場回数別のリストを載せておきましょう。