トップページ漫文2003

夢を見る雑文ども


◆求人広告

すごいスーパー 本店

交通:国鉄田中線 山田駅 下車徒歩25分 (村営バスで7分)

職種:アルバイト、ケーキ販売・調理補助

給与:時給300円以上

勤務形態・待遇;

アピール;

お洒落な「すごいスーパー」で働きませんか?未経験者ばかり。目から血の涙を流して耐えてます。10歳から働いてます(←違法)。深夜労働も超過勤務も一切ありません。なぜなら、24時間働きづめだから。寝たいときに寝ていいです。

住所;

山田県山田市山田郡山田村佐藤町大字佐藤字斉藤1283番地

電話;

012345678−9(担当:鈴木)

 

◆新聞記事から

タイムマシンを極秘開発 米国、すでに実用段階?

 栗プッシュ米国大統領は、日米首脳会談の席で、タイムマシンがすでに実用段階に達していることを明らかにした。すでに延べ30万2300人の研究者が実際に過去へ行ってそれを実証したという。今後は、未来へも行けるように実験を重ねていく。

 栗大統領が明らかにしたところによると、米国がタイムマシンの開発に着手したのは1950年のこと。冷戦の激化で、対立国の過去の秘密を探る必要があったためだという。「タイムマシン・プロジェクト」にはこれまでに約50万人が携わり、このうち約1万8000人が過去に行ったまま帰ってこられなくなっているという。特に、恐竜を見に白亜紀へ行ったところ恐竜にタイムマシンの出口を破壊され、永久に戻れなくなった研究者は3000人いるとされる。

 栗大統領は、「私は大統領就任の記念にコロンブスがアメリカ大陸を発見した瞬間を見てきた」と語っており、その証拠写真をキョイジュミ首相に見せたという。

 一部筋からは、「妄想ではないか」と疑問の声も上がっている。

 

◆読書感想文

課題図書:「地球はみんなひとつ ちきゅうしみん ちきゅう せかいはひとつ」

 おもしろくなかったです。

 

◆文庫本の後の「解説」

文庫本のタイトル:「なんとなく、地球は俺のおかげで回ってる クリスタル ファイナル幻想」(著・伊佐坂難物)

解説:波野ノリスケ

わたしは、この作品を読んでいなかった。読んでいないのに解説を書けるわけがない。しかし、 伊佐坂さんとは長い付き合いでもあるし、解説を頼まれてしまったからには解説を書くしかない。

ということで、読んだ。・・・面白かった。それが率直な感想だ。初めは何となく純愛物語的な要素があったのだが、男が「地球は俺を中心に回ってる」と虚言を吐くことで、 話は思いも寄らぬ方向へ進んでいく。

女は「地球は女で回ってるのよ」と反論、喧嘩となり、それから数ページ進むと、その話はどこへやら、冒険活劇になっていた。そのあと時代劇や体験談、小噺まで飛び出し、最後は、何故か真犯人が見つかる という推理物で幕を閉じた。古今東西の様々なストーリーが組み合わさった複雑怪奇、支離滅裂なストーリー展開をしていくのである。ついていけない。これが、新鮮で面白い。

なお、その真犯人は過去に学校でトイレに行ったことが無いというどこかの国の総理大臣の息子の、秘書の友達の知り合いを以前コンビニで見かけた奴だったことを記しておく。

伊佐坂先生の実力をみた思いだ。

 

◆アニメの主題歌

「ちきゅうはひとつ ちきゅうしみん

ちきゅうのへいわをまもるため

うちゅうからのしんりゃくしゃをやっつけるため

きょうも ぼくらは たたかうぞ

ちきゅうせんたい へいわかめん〜」

 

◆ネーミング論議

「おい、今度できるあの体育館の名前、何にする?」

「うーん・・・あ、今、「ふるさと」が人気だから「ふるさと」はつけようぜ」

「そうだね。それからさ、環境の時代だろ?「みどり」とかそういう環境的な名前をつけると、ウケるんじゃないか?」

「あーいいねぇ。でもさ、「勝手に名付けた」って批判が無いともいえないだろ?公募もしたいね。」

「そうだね。公募しよう。」

公募。

「おー。いっぱい集まったね。なんかいいものある?」

「あるある。「ゆめ」とか「みらい」とかがついたものもいっぱいある。公募で選んだ動物に「ゆめ」とかつければ子供ウケもいいんじゃないか?」

「そうだね。あ、今、ポケットモンキー?ポケットモンキー(←違う)が人気だよね、子供たちに。それって・・・サルだよね。」

「うん猿だよ。確かにポケットモンキー人気あるよね(←違う)。そうだね。将来子供が使うわけだし、「猿」をイメージキャラクターにしようか。」

「よし。イメージキャラクターは決まった。じゃあ名前に「猿」か「モンキー」をつけよう。」

「いいねぇ。これでイメージアップだ。」

「じゃあ、「ふるさと」+「猿」+「みどり」+「みらい」+「ゆめ」は決定ね。」

「異議なし!」

「意義あり!これからは人の時代だろ?「ふれあい」もつけようぜ。」

「「きぼう」もつけようぜ。永遠の発展を願ってさ。」

「賛成!」

「異議なし!」

 

そして決定した田んぼの中に出来た巨大体育館の名前は・・・

 

ゆめ・ふるさと・きぼう・ふれあい・猿・みどり・みらい体育館

 

ある公共放送。

「さぁ今日ののど自慢は ○○県にあります ゆめ・ふるさと・きぼう・ふれあい・猿・みどり・みらい体育館 からお送りします。」

 

◆ある新聞の決まり文句

「・・・議論を呼びそうだ」 勝手に呼べ。

「・・・批判を集めそうだ」 勝手に集めろ。

「・・・そう思うのは、私だけであろうか」 うん。

 

◆気になる言葉

「携帯電話のご使用は、ご遠慮ください」

 遠慮、とは何だ 遠慮とは。遠慮って、謙譲表現じゃないのか。

 

◆テクニカルサポート

なんですかそれは。

 


 

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