-『高木さん』フリークのううせいじんさんに今日はお話を伺ってみましょう。
「よろしくお願いします。」
-『高木さん』のどこが好きですか?
「ニヤキュンラブコメディー。」
-どういうことですか?
「どこかに置いてきてしまった青春が、そこにはあるということです。」
-は?
「だから、置いてきた青春ですって。」
-そうですか。では、『高木さん』の中で、好きな話は何ですか?
「全部です。」
-え?全部・・・ですか?
「はい。」
-それだと話が進まないので、いくつかお勧めを教えてください。
「はい。わかりました。カテゴリーに分けてご説明します。」
■漫画・アニメ共通
まずは「クリティカル」ですね(原作5巻、アニメ1期11話)。これは、初代「プリキュア」でいうところの「伝説の第8話」に匹敵する名作です。
あとはニヤキュンものとしては「メール」(原作9巻、アニメ2期9話)も外せません。
他にもいろいろあるのですが、高木さんが西片を見初めた「入学式」(原作7巻、アニメ1期12話)は押さえておくべきですし、ああそうそう、OVAの「ウォータースライダー」(原作6巻)もしっかり押さえておきたいですよね。
それから・・そうですね、「部屋」(原作4巻、アニメ1期7話)もいいですね。それから・・あ、そうそう、「席替え」(原作3巻、アニメ1期12話)は、アニメのラストシーンで思わず爆発しそうになりました。いや、爆発しました。
ああ、、これ、語りだしたら新書1冊分はかかってしまうと思うので、このくらいにしておきますね。たぶん、すべてのストーリーに延々とコメントできてしまう勢いなので・・・
■漫画
これは13巻の「グリコ」ですね。必見です。これは爆発しました。
■アニメオリジナル
アニオリ、どれもいいんですよね。出色の出来は2期12話「夏祭り」でしょう。これと映画版(ちょうど1年後にあたる)はある意味つながっているので、この両方を見てキュンキュンしまくればいいと思います。
3期の「文化祭」「クリスマス」ほか、3期はスパート掛けて全部畳みかけてきますよね。これでもか、ほれこれでもかって。枯れますよ、枯れちゃいます。枯れました。
■映画
最高ですよ、最高。心の澱のようなものがすべて取り去られる映画は、空前絶後なのではないでしょうか。
-あ・・・熱く語っていただき、ありがとうございました。ところで、漫画版とアニメ版との違いは何ですか?
「はい。原作は、やっぱり基本だと思います。とにかく行間を想像しながら読めるのがよいですね。もう、ページをめくる手が止まりませんからね。アニメ版は、原作の世界が実際に動く、声が出るというところが魅力ですよね。高木さんはかわいいし、西片は面白いし。結論、どちらも甲乙つけがたく、よいです。最高です!」
-わかりました。本日はありがとうございました。
「ありがとうございました。」