カテゴリー: 雑記

気づいてよかった、という話。

テニスで、シングルスもダブルスもがんばる「フルカッチ」という選手がいます。すごく縁起が良い名前だなぁ、と思います。なんてったって、「全勝ち(フル・勝ち)」ですからね >挨拶

===

この夏、妻が急に大谷選手(野球)のファンになりました。間髪を入れず、テニスのアルカラス選手も好きになりました。

このところ『高木さん』や『(元)高木さん』にドハマリしている私は、「ああ、やっぱり家族は大切だなぁ」としみじみ思っていたのです。しかし、いくら「家族が大切だよ」と思っていたところで、きっとテレワーク三昧(ここ1か月1回も出勤していない)でずっと家にいて、運動もしないもんだから腹も出てきつつある私への妻の興味が急速に薄れていくのではないか、という危機感を覚えました。

そこで唐突にはじめたのです。運動を。ライザップ系列の「chocoZAP」へ。毎朝6時台にジムへ向かい、走り、筋トレをして、さわやかな笑顔で「おはよう」と妻に返す。無精ひげをそり、数年ぶりに美容院で髪をカットする。うーん、デリシャス!

するとどうでしょう。ウエストはみるみるうちに数センチも減り(マジです)、髪型も整って、顔もつるっつるに。覿面に妻の機嫌がよくなったではありませんか!

どうして早くこうしなかったのでしょう。夫婦円満の秘訣は、「安心(慢心)しないで、ちゃんと心身を整えておくこと」なんですねきっと。うーむ・・・

これ、まだ大谷さんとかアルカラスさんだからよいのですけれど、妻にこれから変なモンにハマられないようにするためにも結構重要な気づきなような気がものすごくするので、もう少し運動というか、自分自身のメンテを頑張ろうと思いました。

そういえば、『高木さん』の西片だって、からかわれた回数の3倍腕立て伏せをして、筋肉ムキムキスポーツマンですものね。高木さんはそういう、ちょっとたくましい西片のことも好きだったのだろうなぁ・・と思います。だから自分もこれから西片になるんだ!(倒錯)

ああああ、ああああ!!

このところ「高木さん」の話しかしていませんが、まだ続けます。
『高木さん』は全国民必読の教養書です。どこかに忘れてきた「あの日」が詰まっているのです。

原作もアニメもどちらも素晴らしい。読めば10万回、見れば10万回は爆発すること間違いなしなわけです。『(元)高木さん』も読めばいいさ。

主題歌も素晴らしい。あれほど、「高木さん」の気持ちがストレートに歌われている歌がありますか。

1期「言わないけどね。」-嗚呼、言わないけど、「会いたい」代わりの言葉を探しているのですよ。きゃー。

2期「ゼロセンチメートル」-もはや心の射程はゼロ距離。心にズッキュンドッキュンなわけです。

3期『まっすぐ』-おお、ついに思いがストレートに!!うおおおおお!!

映画『はじまりの夏』-いったい、何がはじまったんだ!!うおおおおおお!!

うおおおお!!(病院へ)

セルフインタビュー(高木さんの件)

-『高木さん』フリークのううせいじんさんに今日はお話を伺ってみましょう。
「よろしくお願いします。」

-『高木さん』のどこが好きですか?
「ニヤキュンラブコメディー。」

-どういうことですか?
「どこかに置いてきてしまった青春が、そこにはあるということです。」

-は?
「だから、置いてきた青春ですって。」

-そうですか。では、『高木さん』の中で、好きな話は何ですか?
「全部です。」

-え?全部・・・ですか?
「はい。」

-それだと話が進まないので、いくつかお勧めを教えてください。
「はい。わかりました。カテゴリーに分けてご説明します。」

■漫画・アニメ共通
まずは「クリティカル」ですね(原作5巻、アニメ1期11話)。これは、初代「プリキュア」でいうところの「伝説の第8話」に匹敵する名作です。

あとはニヤキュンものとしては「メール」(原作9巻、アニメ2期9話)も外せません。

他にもいろいろあるのですが、高木さんが西片を見初めた「入学式」(原作7巻、アニメ1期12話)は押さえておくべきですし、ああそうそう、OVAの「ウォータースライダー」(原作6巻)もしっかり押さえておきたいですよね。

それから・・そうですね、「部屋」(原作4巻、アニメ1期7話)もいいですね。それから・・あ、そうそう、「席替え」(原作3巻、アニメ1期12話)は、アニメのラストシーンで思わず爆発しそうになりました。いや、爆発しました。

ああ、、これ、語りだしたら新書1冊分はかかってしまうと思うので、このくらいにしておきますね。たぶん、すべてのストーリーに延々とコメントできてしまう勢いなので・・・

■漫画
これは13巻の「グリコ」ですね。必見です。これは爆発しました。

■アニメオリジナル
アニオリ、どれもいいんですよね。出色の出来は2期12話「夏祭り」でしょう。これと映画版(ちょうど1年後にあたる)はある意味つながっているので、この両方を見てキュンキュンしまくればいいと思います。

3期の「文化祭」「クリスマス」ほか、3期はスパート掛けて全部畳みかけてきますよね。これでもか、ほれこれでもかって。枯れますよ、枯れちゃいます。枯れました。

■映画
最高ですよ、最高。心の澱のようなものがすべて取り去られる映画は、空前絶後なのではないでしょうか。

-あ・・・熱く語っていただき、ありがとうございました。ところで、漫画版とアニメ版との違いは何ですか?
「はい。原作は、やっぱり基本だと思います。とにかく行間を想像しながら読めるのがよいですね。もう、ページをめくる手が止まりませんからね。アニメ版は、原作の世界が実際に動く、声が出るというところが魅力ですよね。高木さんはかわいいし、西片は面白いし。結論、どちらも甲乙つけがたく、よいです。最高です!」

-わかりました。本日はありがとうございました。
「ありがとうございました。」