カテゴリー: サイト情報

思い出話を語りだす・・・

大昔のこと。このサイトにも「掲示板」とか、「読者投稿コーナー」というのがあって、「ううせいじんに100の質問」とか、「100万ヒット記念読者プレゼント」とか、いろいろ相互交流企画みたいのをやっていたことがあります。

今思えばあの頃が個人サイト全盛期、ようやくブログというのが登場しだした頃、SNSという概念もなかった牧歌的な時代でした。

あのような勢いを出すのはもう難しいのでしょうけれど、ちょっとその頃のテイストを思い出す瞬間というのがあります。例えば、検証・「のび太の町」を再現という記事です。2005年の記事なのですが、いまだに読者の方からは継続的に情報提供をいただいていて、17年たったつい今日も、新証言によって新しい情報を追加することができました。こういうのって、すごくうれしいのです。

また、「ぼくのじろうにっき」という、痔の経験談をつづったウェブログもありますが、これも公開から11年以上たってもいまだに闘病中の人から「私も苦しみましたが、勇気づけられました!」とか、「本当に痛くてとんでもないのですが、いつか治ると信じてがんばります」とかいう声(というより、血の叫びに近い)を聞くわけです。本当に、書いていてよかったな、と思うわけです。ちなみに痔瘻(じろう)=穴痔は、とてつもなく痛く、あまりの痛さに本当に心細くなるのですが、こういうときに同士がいると勇気づけられるんですよねー。

たまにお叱りを受けることもあるのですが(何の前触れもなく「死ね」とかメールが来ることもありますからねー。嫌ですよねー)、あたたかい読者の皆様の声に支えられていままでやってこられたな、というのが本当に私の偽らざる気持ちであります。

シェフの気まぐれサイト紹介

このサイトではいろいろなコンテンツが日々増殖しています。自分の備忘も兼ねて、いくつかファンキーなページを「シェフの気まぐれサイト紹介」としてメモします。

千葉駅周辺が、昨今はえらい勢いで再開発されているので、「昔の姿」をとどめておこうとまとめたページです。今や千葉県内の百貨店は「そごう千葉店」「東武百貨店船橋店」「柏高島屋」の3つになってしまいましたが、かつては千葉駅前だけでも「そごう」「奈良屋(のちのセントラルプラザ)」「ニューナラヤ(のちの千葉三越)」「扇屋(のちの扇屋ジャスコ)」「十字屋(のちのショッカーを経てメディアバレー)」「田畑百貨店(のちの千葉パルコ)」「丸井」「緑屋」と、数多くの百貨店がひしめき合っていました。古き良き時代ですね。

昨年は一時期、適応障害でまったく動けなくなりました。その経験を活かして、「Q&A集」を作ってみました。調子に乗って書き進めているうちに、30万文字超(テキストだけで1MB超)という、とんでもないページになりました。このサイトで一番、1ページ当たりの文字量が多いのではないか、と思います。たぶん新書2冊分くらい、だいたい朝刊1紙くらいの分量があると思います(笑)。イラストも一切入っておらず、純粋にテキストオンリーの硬派ぶりを発揮しています。これだけ長い文章を書けるなら、もう「治った」といってよいのでしょうか。それとも・・・?

「どうも、ううせいじんです。」から「ではまた。」までのパターンが確立するまでの話。

このサイトのトップページ(雑記)は、だいたい「どうも、ううせいじんです」ではじまり、看板ネタが1つか2つあって、「今日のはと」で「やっぱりはとはかわいい」とやって、最後に「ではまた。」のコメントで締める、という形式が確立しています。

ふと気になっていつからこの形式になったかを調べてみると、

  • 「どうも。ううせいじんです」と「ではまた。」がパターンとして確立したのが2003年の10月頃。
  • 「今日のはと」のパターンが成立したのは2003年の11月。
  • 今のようなシンプルな構成になったのが2004年の1月。

・・・となっていて、ざっくりと18、9年くらいの歴史があります。「やっぱりはとはかわいい」とか言い出した時に生まれた赤子はもう大学生ですよ。うむ。我ながらよくぞここまでやりましたね。偉いぞ!

しかしまあ、「過去ログ」を読んでみて・・・初期の迷走ぷりったら、それはもう目を覆うほど恥ずかしい。今も恥ずかしいのですが。しかしそういう「ピュアな中二病」だったころの言葉もしっかり残して、心が汚れちまった自分は夜な夜な胸をかきむしって「あー---」とか叫び続けようと思いました。

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過去ログを漁っていて思わず「これはひどい・・」と思った画像を見つけたので、添付しておきます。

これ、「はてなアンテナ」のスクリーンショットなのですが、「寝不足だと、目の奥に光が見えることがあります。」とかさらっと書いてあって、しかもタイトルが「鬱色時代」ですからね。何も知らない人が見たら、メンヘラのヤバ野郎のテキストサイト(当時は「ブログ」がまだありませんでしたからね)ですよこれ。この時代のアングラサイト感満載で、ほほえましい気分になった次第です。