カテゴリー: ドラえもん

「のび太と空の理想郷」をみた話

ドラえもん映画42作品目、『のび太と空の理想郷(ユートピア)』を観ました。

さすが、古沢良太さんの脚本です。藤子先生の作品(大長編原典)以降の「映画ドラえもん」としては、私の中では『秘密道具博物館』とならぶ傑作だと思いました。

「ドラえもん」の題材や映画としての「お約束」(出木杉が冒険に参加しない、静香の入浴シーンの堅持など)は十分に生かしつつ、迫力の戦闘シーンや「謎解き」要素も加えた「新しさ」も感じることができる快作でした。

筋書としては「ユートピアだと思われていた世界が実はとんでもないディストピアだった」という、とてもベーシックなプロットなのですが、テーマとして「子どもも大人ものめり込める」絶妙なラインを攻めている印象でした。「お約束」な展開になるかと思いきやなかなかそうはならず、「この先、どういう展開になるのか?」がなかなか読めなくて、映画館もクライマックス部分では、誰もが息をのんで静まり返っていましたね。「魅せる」映画でした。

つい最近、恩田陸さんの『ユージニア』を読んで、ユートピアなるものに震え上がっていたものですから、そういう意味でもタイムリーでしたね。

こうしてみると、『ドラえもん映画』はまだまだネタが尽きないな、と思いました。来年は”音楽”がテーマ?のようです。これまた楽しみです。

最近のできごと(きれいなジャイアン、ほか)

■ヒーローガールの件
20作品目のプリキュアとなる『ひろがるスカイ!プリキュア』が、そのコンセプトである「空」と「ヒーロー」を交えた「Hero Girl,  Sky」とのダブルミーニングであったことを知ったときの喜びは、海よりも深く、空よりも広いのであります。

===

■暖房器具をどこまで使わずにいられるか、の件

ものすごい物価高が続いていますね。電気代の請求書を観た時に、思わず二度見するくらいはヤバいですよね。我が家は一昨年からコタツを出さなくなり、今年に至っては1度も暖房器具を使わないで「羽織物で凌ぐ」という荒業をやって「寒い、寒い」と言いながらテレワークに耽っておりますけれども、それでも去年よりも電気代がバカ高いですからね。もしかしてどこかで漏電でもしているのではないか。

===

■きれいなジャイアンの件

開館以来、11年ぶりくらいに『藤子・F・不二雄ミュージアム』に行ってきました。ローチケ予約必須になっていたり、人気のカフェが席順発券制になっていたり、システムは変わっていましたが中身の充実感は変わらず。相変わらずオリジナルアニメのクオリティも高かったですしね。国籍を問わず老若男女がF漫画に夢中になる姿は本当に見ていて気持ちの良いものでありました。久しぶりに会った「きれいなジャイアン」、いくらなんでも愛おしすぎるでしょう。

この「目」にはやられますよね。ついつい、

メモ帳・ポストカード

クリアファイル

・・・買っちゃいますよね。うん。

あと、こんなコースターも売っていたので買いました。

ノビタレコードのジャイアンソング、『乙女の愛の夢』!!!!

レコード調のコースターが映えますね。

ドラえもん-90歳!

9月3日はドラえもんの誕生日です。2112年9月3日生まれなので、本日でちょうど―90歳ということになります。人生100年時代などと言いますからね。今リアルタイムで「ドラえもん」を見ているよい子たちは、ドラえもんに会える可能性、十分ありますよ。

以下のページから、ドラえもん誕生まで「あと何日か」わかります。