先日、東京ディズニーシー(R)に行ってきました。5年ぶりくらいでしょうか。100分近く並んで「タワー・オブ・テラー」にはじめて乗りました。できてから16年近く経っているはずですが、初体験。
まあそれほど怖くないだろうと思って余裕をぶっこいていたら、なるほどなるほど、声が枯れるくらい叫んで、まあ怖いったらないですね。フリーフォールそのものというより、演出の見事さが怖さを倍加させるんですねこれは。真っ暗闇、見える景色、さすがはテーマパークの雄、といった感じですね。身も心もすっきりして帰路についたのでした。
せっかくなので、タワー・オブ・テラーのトリビアをいくつか。
- 総工費は約210億円。
- ライド時間は(乗車前の演出時間を除く)2分。
- 建物の高さは、航空法で航空障害灯をつけなくてよいギリギリの59m。リゾート内でもっとも高い建物である(プロメテウス火山やランドのシンデレラ城は51m)。
- 乗り場は全部で6か所。シャフト3本×2台(1F乗り場/2F乗り場)の計6台で捌く(といわれている)。以下の動画がたぶん一番分かりやすい・・・。
TDSタワー・オブ・テラー 3つのエレベーター稼働の仕組み|Tokyo DisneySea Tower of Terror – YouTube - 1台の定員は22名。したがって、理論上は一度に66名をフリーフォールさせることが可能(このとき、箱の中にいるのは2倍の132名ということになる)。
- 地上38mくらいから落下し、落下速度は55km/h。
2分で66名を捌けると考えると、パークの稼働時間(9時~21時)の12時間(720分)で、単純計算して23,760名を乗せていることになります。仮に365日稼働するとなると、年間で867万2400人、そしてこの16年で1億3800万人を乗せている計算となります。
実際は稼働停止や一部メンテナンス、休園日、乗車人数の端数などがあるのでこれより少なくなるわけですが、それでも日本の人口くらいの人数が叫んだと思うと、やっぱりディズニーリゾートの「数」の大きさには驚かされます。