Windows11にしてから3週間

Winodws11にしてみて3週間くらいたちます。
感想としては、「まったく問題なし」。

むしろ、「あ、ここいいじゃん」と思ったところがいくつもあります。
一番感動したのが、これです。

更新の推定時間が表示される

「更新」するときの推定時間が出るようになったんですよね。

外出前に急いでシャットダウンしてPCを持ち運ばないといけないときに、「うおー、更新か・・」ってなったことありませんか?

こうやって「推定時間」が出るようになるだけで、「4分なら待つか」とか、「4分だったらそのまま閉じちゃおう」と判断できるようになります。

ちなみにこの画像上の更新、「4分」とありましたが、実際は1分もかからずに終了しました。そのあたりは、使用しているPCのスペックやネット回線速度などとも関係してくるかもしれません。

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このほかに、Windows11を使っていてよいと思ったことをいくつか挙げてみたいと思います。

「設定」がシンプルになった

これまで「コントロールパネル」なのか「設定」なのか、どこで設定をしたらいいかわからない、ということがありました。デフォルトでは、設定関係は「設定」にインターフェイスが統一されて、初心者でも「どこで何をするのか」がわかりやすくなったように感じます。

なお、「コントロールパネル」自体は存続していますのでご安心ください。

電源・音量・wifiなどの設定が一元化された

以前は「wifiはwifiで」「音量は音量で」個別に開いていた設定が、一度に開くようになりました。

どことなく、スマホやタブレットのようなわかりやすい設定画面ですよね。特にタッチパネルでWindowsを操作している環境ですと、この一元化はかなり使いやすい変更だと感じます。

ウィンドウの角が丸くなった

Windows11ではアイコンなどが全体的にフラットデザインでスタイリッシュなのですが、それと対照的に、ウィンドウの角が丸い。なんだかあたたかいです。

スタートメニューがシンプルになった

Windows10のタイルが廃止されて、シンプルなスタートメニューになりました。タスクバーまたはスタートメニューにピン留めすることでクイックランチャーになるのは変わりません。

ちなみに、「スタートボタンがデフォルトでは中央に来る問題」は、タスクバーを右クリック→「タスクバーの設定」→「タスクバーの動作」→「タスクバーの配置」→「左揃え」で、一瞬で変えられます。

私、「スタートボタンが中央なのは面倒だから、windows10から乗り換えるのはやめよう」と本気で思っていたんですよね。何かでたまたま「いやいや、位置は変えられるよ」と知ってからすぐWindows11に乗り換えたので、何というんでしょう、「デフォルトのものを変える」っていうのは、結構冒険ですよね。「前のデザインも使える」というオプション、利用者が多いものは必要なような気がします。

(余談ですが、大昔にマクドナルドのカウンターのメニューが廃止されたときに、注文が面倒くさくなって5年くらいマックから足が遠のいたことがあるんです。これもたまたま「メニューはとっくに復活しているよ」と知って、それからまた利用するようになったという経験があるんですよね。

一度「あ、変わっちゃったのか・・もういいか・・」と思われると、それ以上その件に関する情報を仕入れなくなるってことはあるんですよね。だから、「デフォルトのものを変える」というのは本当に冒険です。「変化」は死活的に大切でも、「ここは変えなくても」というポイントってあると思うのです。ただ、その見極めは難しい。

もっとも、そもそもの話として、「中央のボタン」だって、「メニュー廃止」だって、それが「デフォルト」になる可能性はあるんですよね。Macは中央のボタンですし、マックのメニューも今やモバイルオーダーのほうが楽ですしね。

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もちろん、使っていて「戸惑いポイント」もいくつか存在します。いい事ばかり書いていても仕方がないので、これもご紹介しておきましょう。

右クリックメニューがシンプルになりすぎ問題

一番戸惑ったのが、これです。初日から「あれ?『名前の変更』がない!」と焦りました。

何のことはない、よく使うショートカットは一番上にアイコン化されているわけですね。

左から順に、「切り取り」「コピー」「名前の変更」「共有」「削除」というわけです。

ただこれ・・・文字でないとわかりにくいです。以前のような右クリックメニューのほうがむしろ直感的だった気がします(まあ、「名前を変更」は「F2」キーを押すだけなので、そのほうが速いというのはありますが)。

以前のようなメニューは、「その他のオプションを表示」で表示されます。

あー、なんだか見慣れていて安心のデザインですね。

ウィンドウのアニメーションの動作が大げさ問題

windows11になってから、ウィンドウのアニメーションの動作が大げさになった気がします。最大化・最小化するたびに、窓が「うぃーん」と音を立てて、ねっとりと動いている感じがして、それだけで作業を妨げているように感じます(個人の感想です)。

ということで、「設定」→「アクセシビリティ」→「視覚効果」で「アニメーション効果」はオフにしました(スタートメニューの位置を変えるよりも手順は簡単です)。一瞬でウィンドウが切り替わるのでこれでストレスレス。

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Windows11を3週間使ってみた感想は、「まったく問題なく使えています」ということです。

アップグレードを迷っている方は、10日以内であれば「Windows10」に戻すこともできるので、しっかり復元ポイントを設定してバックアップをしたうえで、一度お試しいただいてもよいかもしれません。