動画疲れの話

■”チャンネル登録を全部解除した話■

 テレビを売って静かな部屋でふと気づいたことは、YouTubeにも「飽きた」ということです。フィルターバブルに包まれて同じような動画を繰り返し見たら(それも、2倍速やショートで)、それはいつか飽きるのも必定、ということですね。

 少し前に、Youtubeで登録していたチャンネルを大幅に整理した(100以上→10未満)のですが、この機会に「全部」解除しました。すでにFacebookTwitterはほとんど開かなくなりましたが、ここにYoutubeも仲間入りです。

テレビを売り、Youtubeも見ない。

斯様にとにかく「動画」に急速に冷めてしまったのですが、その一因として、結局視聴者は「養分」でしかないと気づいたということも大きいですね。

「再生数がカネになる」ということは、「人の時間を薄く広くカネに換えて収奪している」ということです。無料で見ているようでいて、こちらが無償で捧げているようなものです。

極端なことを言えば<どうして自分の時間を、他人の金持ち自慢に充てられないといけないの?>という純粋な疑問から逃れられなくなってしまったのです。嗚呼・・・

私がこう放言できるのも、このサイトには広告を掲載していないから、です。1円でも収益化していたら、こうはいきません。