「ザ・スーパーマリオブラザーズ ムービー」、映画館で見てきました。いい意味で頭を空っぽにして楽しめる、没入感の高い娯楽映画でした。90分あっという間でした。さすがは任天堂、そしてマリオの生みの親である宮本茂さん直々のプロデュースの作品だけあるな、と思いました。全年齢がもれなく楽しめる、まさにエンタメの王道といえるでしょう。ちょっとでも迷っているならば見て損なし、と思います。
そして「マリオの映画」といえば、これを話さずにはいられません。今からちょうど30年前に『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』という、ある意味伝説の実写映画がありました(こちらもハリウッド)。これ、話自体は面白くて当時見た私は好きだったのですが、こちらは「マリオ」だと思って見ると肩透かしを食らうこと請け合いです。何しろピーチが出てこない(笑)、ヨッシーの造形がマジでクソヤバい、クッパは「こいつ誰やねん」・・・と、まあ・・「この30年でここまでライセンス管理って進化するんですね」ととても感慨深くなります。