さあ、今回も「ひろがるスカイ!プリキュア」の話です。拙サイトが20周年ならば、プリキュアシリーズも20周年(20作品目)。これは親近感を覚えずにはいられないわけです。
一応娘と楽しみに見ているわけですが(言い訳)、今回の「ひろプリ」は敬語のソラ(主人公)といい、天然な顔して実は突っ込み役のましろ(バディ役)といい、キャラがまず素晴らしいわけです。主題歌も格好いいし、ストーリーからも目が離せない。まさに20周年にふさわしい名作になる予感がプンプンします。生放送で見ているとDボタンで「プリキュアコレクション」(すごろく)ができるのもよいですね。はやくキュアブラックとホワイト揃えたいなぁ。
そして何より感動するのが、過去作へのオマージュが随所に散りばめられているところでしょう。オープニングの「立ち上がる」シーンなんて、そのまんま「ふたりはプリキュア」のオープニングですし、エンディングの「ノート絵」のところも「ふたりはプリキュア」のタイトルバックのオマージュでしょう?これだけで僕はおなかいっぱいですよ。
ちなみに、「ふたりはプリキュア」の初回予告映像で、なぎさが「ヒーロー登場!」とふざけたら、ほのかが「ヒロインでしょっ」と突っ込んでいるんですよね。時代を感じますが。これも、ソラの決め台詞「ヒーローの出番です」で20年越しに「アンサー」したようなもんです。私はこういうところにもいたく感動してしまったわけです。
追記:正確には、なぎさ「スーパーヒーロー誕生、ってわけ?」→ほのか「ヒロイン、でしょっ」と言っていますね。うーん、感慨深い。まさに「ヒーローの出番です」ですね。
また、肉弾戦がしっかり描かれているのも「ふたりはプリキュア」への原点回帰でしょうね。技というよりもパンチにキックで敵を浄化していますから。そんなキュアスカイの攻撃にいつも「プリキュア―、がんばれー」と応援する父親は私だけではありますまい(←知らない)。
赤ちゃんの「エル」を育てる要素があるのは「HUGっとプリキュア」の感覚を思い出さずにはいられません。ましろのおばあちゃんがキーマンなのは、なんとなく「ハートキャッチプリキュア」の花咲薫子(先代のキュアブロッサム)を連想させますよね(おばあちゃんがキーマンという意味では「ふたりはプリキュア」もそうですけどね)。
追記:そもそも両親が海外に行っていて、事情を知っていそうなおばあちゃんと2人暮らし―という設定自体がキュアホワイト―=「雪城」ほのかと一緒なんですよね(キュアプリズムは虹ヶ丘「ましろ」ですしね)。
追記2:あー、そうか。タイトルなどで「レインボー」がモチーフにもなっていますが、これも初代の「レインボーストーム」などとも紐づけられるかもしれませんね。とにかく原点回帰なんだ、と。
あとあのOPに出てくる謎の「鳥」ね。色使い的にはどう考えても新プリキュア(キュアウィング)なのでしょうけれど、「鳥」がキーマンというのは、これまた「YES!プリキュア5 Gogo」の鳥、「シロップ」と色、似てません?そもそも、赤いスカーフしてるし・・・そしてシロップは男の子(甘井シロー)でしたよね。この鳥も男の子になって、キュアウィングになる??
・・・ということで、過去作のオマージュが大量に散りばめられている可能性が高い本作。これからも「あっ・・これはあのプリキュアだ!」ってなって私たちを楽しませてくれるのではないでしょうか。いや、そもそも直接的にご本人が登場しちゃうかも!?
すごい・・すごすぎるぜ!!!日曜の朝から、(嬉しさで)鼻血を出してしまうかもしれない・・・
―「おとうさん、なんで鼻血出てるの?」とか、妙なことにならないようにせねば!!!