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年間行事の「こうあるべき」をやめる


年間行事。「こうあるべき」で苦しんでいませんか?

1月

「年賀状」は出すべき?

はがき代も高騰し、プリンターのインク代も馬鹿になりません。もはや出すも出されるも完全に「義理」の世界になってしまった年賀状。その文化も風前の灯火といえます。

とはいえ、「こちらからやめる」ということを伝えるのも億劫ですよね。敢えて波風を立たせないようにするならば、「三が日に届いた年賀状にだけ来年は書く」と決めれば、確実に書く枚数を減らしていくことができます。枚数が減ってきた頃合いを見て、手仕舞いすればさあ、終わり。

「初詣」は絶対三が日にするべき?

三が日は年末のバタバタから解放され、また帰省も相俟って様々な疲労も蓄積している頃。さらに寒さ厳しく、インフルエンザの季節でもあります。そんな心身のバランスを崩しやすいタイミングで、何が何でも三が日に初詣をしなければならない、という決まりはありません。少し落ち着いてから参拝すれば、却って心を落ち着けてお参りできます。


2月

「恵方巻」を食べるべき?

そもそも、でかすぎて一度に食べきれないですからね。

「バレンタイン」は義理チョコを渡すべき?

職場などで好きでもない人にチョコレートを配る習慣は、もはや「奇習」としか言いようがありません。


3月

「ホワイトデー」は義理返しをすべき?

バレンタインに同じです。


4月

「花見」では桜の下で飲み食いすべき?

「観桜」を超えて、「ただ飲んで騒ぎたい」だけならば・・・本当に必要かどうかは一考の余地があります。


5月

「GW」は旅行すべき?

「わざわざ高い時期に行く」必要性は再考の余地があります。


6月

「父の日」はプレゼントを贈るべき?

母の日の50年以上後に提唱された歴史の浅い父の日。誕生日はともかく、父の日だからと「無理に何かプレゼントを」ということではないかもしれません。それよりは、日常的にお互い感謝しあって大切にしあうことが大事ですかね(「全部が優先席」的な理想論)。


7月

「花火大会」でデートすべき?

尋常でないくらい混んでいます。会場が人いきれで暑くて暑くて、夜なのに熱中症になりそうです。イライラばかりが募って、帰りの電車も超満員。それでケンカしてちゃ、どうしようもないですね。


8月

「海水浴」に行くべき?

昨今の夏の暑さは尋常ではありません。熱中症のリスクを考えると、残念ながら無理に毎年行くものではなくなってしまいました。


9月

「敬老の日」はプレゼントを贈るべき?

1966年に制定された敬老の日。日本の平均年齢は1960年で約29歳、それが今や約44歳です。平均寿命も60歳台だったのが今や「80歳」台。誕生日もありますし、もはや昔ほど「無理に何かプレゼントを」という内圧は少なくなってきているように思います。

というよりもむしろ、もはや「若者の日」のほうが必要かもしれませんよね。


10月

「ハロウィン」は仮装すべき?

素人の仮装は「欽ちゃんの仮装大賞」で十分ですね。


11月

「ボージョレヌーボー」を買うべき?

普段、そんなにワイン好きでしたっけ。


12月

「クリスマスツリー」を飾るべき?

意外と手間な「クリスマスツリー飾り」。面倒で放置していたら、やらなくても何の問題もないことに気づきました。

平成年間はちょうどクリスマスの時期に休日(天皇誕生日)があったのでクリスマスモードを演出しやすかったのですが、今はもはや「年末の忙しい平日」があるだけですからね。

「イルミネーション」観に行くべき?

寒いです。インフルエンザが流行っています。わざわざ風邪をもらいにいく必要ありますか?

「大掃除」を一気にすべき?

大前提として、普段から分けて掃除をすることで「一気に」片付けをする必要がなくなります。

仕事納めの翌日から「窓掃除」「風呂のカビ取り」「冷蔵庫掃除」「水回りの大掃除」「不用品の片付け」などをまとめてやると、大晦日のころにはヘトヘトになっているはず。

晩秋くらいから毎週少しずつ掃除を進め、年末はゆっくり過ごしたいものです。

「年越しそば」は絶対○○すべき?

無理に並んで食べなくても、それでイライラするくらいなら例えば昼に「どん兵衛」で過ごしても大丈夫です。



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