正確性の高い大手アクセスランキングサイト「ReadMe! Japan」の研究記事。
日記、テキスト、小説など、「読み物」を対象とした大手ランキングサイト。
どんなサイトかは、以下をご参照下さい。
ReadMeでは、次のようなアクセスランキングが提供されています。
ReadMeは、非常に優れたテキストサイトランキングです。しかし、当たり前のことですが、アクセスの量は測れても、アクセスの性質については数値化することが出来ません。
ニュースサイトと、エッセイや小説など、一次情報を扱うサイトとではアクセスの回数・性質が異なることは明白です。また一般に、ニュースサイトのほうが一次情報を扱うサイトよりもアクセス数が桁違いに多いという傾向があります。この辺の事情はアクセスランキングからは読み取れません。
大手ニュースサイトが取り上げたことで、一次情報を扱うサイトのアクセスが突発的に激増・・というケースがあります。
このサイトでは以前、1晩でアクセス数が1000倍になるという「事件」も発生しました。
「ReadMe」ロゴを貼り付けているページがトップページだけなのか、複数ページにまたがっているのかでもランキングが異なる可能性があります。特に、記事単位でアクセスされやすいウェブログの場合、トップページのみにReadmeロゴを貼り付けていると、全ページにReadmeロゴを貼り付けている場合と比べて、不利かもしれません。
ここでは、そもそもアクセスの性質が違う「ニュースサイト系読み物」とその他の「一次情報源的読み物サイト」を同一に見るという形に疑問を抱いた私が、新たなサイト評価基準が構築されることを夢見、それに供するための「基礎情報」として調査したものです。
ここでは、コンテンツの「主」でニュースやその他の情報源の紹介を行っているサイト、すなわち、主として二次・三次情報形式を扱うサイトを全て「ニュースサイト」としました( ニュースの翻案、攻略情報、ネタへのリンク集なども含む)。
というより、判断基準は私の主観に基づきます。
月刊ランキング(Monthly Report)を使用しました(日刊・週刊ランキングの場合、大手ニュースサイトで取り上げられた際の「突発的アクセス」が入ってしまい、正確な調査とはならないため)。
時系列的なデータを得るため、複数月にまたがって調査を行う方針です(サンプルが集まった時点で分析記事も可変します)。
上位10サイト中のニュースサイト率 90%
10サイト中、一次情報サイトはたったの1つ。ニュースサイトの予想外の強さに驚く。
上位20サイト中のニュースサイト率 85%
20サイト中、1次情報サイトはたった3つ。
上位50サイト中のニュースサイト率 66%
50サイト中、1次情報サイトは17。
上位100サイト中のニュースサイト率 74%
100サイト中、1次情報サイトは26。
予想以上にニュースサイトが多いことが判明しました。翌月以降も統計をとっていきたいと思います。