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先行き不透明な社会。デフレ経済下においては、「無駄遣いを防ぎ、できるだけ蓄財する」ことがミクロレベルでは最適な解となります(お金の価値は上がる一方ですから)。
マクロ的には"派手に消費しないと経済は回復しない"ことくらいは誰もがよく分かっているわけですが、そもそも無い袖は振れないですし、「あるところにはあるでしょ?まずはその人たちから・・」、と僻みたくなるのも人情です。
日本経済は完全に、いわゆる「合成の誤謬」に陥っていますが、ミクロ的には解決のしようもありません。私たちは、明日を生きるため、生活民レベルとしては、今日も蓄財に励んでゆくのでしょう・・。
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「無駄遣いを防ぎ、できるだけ蓄財する」のは、ダイエットと(ベクトルは逆ですが)同一の構造をしています。ダイエットとは、すなわち「無駄食いを防ぎ、できるだけカロリーを消費する」行為です。
式にすると、常に
消費カロリー数(X)ー 摂取カロリー数(Y)> 0
という不等式を成り立たせる行為である、というわけです。