読書の秋。勉強の秋、そして仕事の秋・・・
様々な文書を作るときに役立つ「語彙力アップサイト」を10選。
●まずはこれ、「Weblio類語辞典」
収録230万語超!
文章を書いていると、ある言葉を繰り返したくないとき、また、どうしても特定の単語を言い換えたいとき・・・など、「類語」を使いたくなるシチュエーションが登場します。
そんなとき、とても参考になる定番サイトです。
●漢字検索はおまかせ!「Forgiving Online Kanji Search」
読み方のわからない漢字を検索できるサイト。
例えば「雪洞(ぼんぼり)」。灯りをつけましょ・・の雪洞です。
検索窓に「雪洞」と入れて検索すれば、「ぼんぼり」という読みが出てきます。
逆に「ゆきどう」と検索しても、候補に「雪洞」が出てきます。こういった「うろ覚え検索」でも検索結果が返されるのが、このサイトの強みです。
一度使うと、その便利さに思わず頭が下がります。
●英語の語彙力UPに「単語力(タンゴリキ)」
まずはランダムの単語テスト(英単語に合う日本語を3択で選ぶ)を受けてみましょう。あなたの単語力(タンゴリキ)が判定されます。単語力(レベル)は0から999まで。ユーザー登録すればランキングにも参加できます。
私の場合、最初のスコアは554でした(いいの?わるいの?よくわからない・・・)。
ちなみに収録語彙は8000語だそうですから、ここで練習すれば、難関大学入試レベルの語彙力を身に着けることも可能・・・かと思います。たぶん。
☆関連: 英語サイトを読む訓練ができる、Webサービス 3選
●いつもおそばに「2典Plus」
2ちゃんねる用語を3000語以上掲載。「半年ROMれ」と言われる前に・・。
色々な意味で、表現の幅が広がると思います。
●サブカル用語は「同人用語の基礎知識」
サブカルチャー大国ニッポンで生きていく以上、私たち日本人は、同人的(オタク的)用語を知らずして生きていくことはできない(はず)なのです。
解説が非常に充実。そして、サイトナビゲーションにかわいいモデルさんを多数採用しているという本気ぶり。
「リア充」、「胸熱」、「腐女子」・・など、ネット発で人口に膾炙した言葉のルーツも、しっかりと学ぶことができます。ひっそりとおススメできるサイトの1つです。
●定番!「IT用語辞典 e-Words」 と、「ASCII.jp デジタル用語辞典」
定番サイトですが、ご紹介します。
まずは「e-Words」。
IT用語を7700語以上掲載。新聞や雑誌、テレビのニュースで意味不明なIT用語を聞きつけたら、人に聞く前にこっそり調べておきましょう・・・自称「情強」になれるかも・・・。
もうすこし用語の範囲を広げるのであれば、「デジタル用語辞典」をおススメします。
こちらはビジネスや経営的な用語も交えて、収録語数が1万7000語以上と圧倒的です。
アイテーに疎い人に、したり顔で説明できるくらいにはなるかも? (←性格悪い)
●読書力≒語彙力。だ・か・ら、「読書速度測定」と「読書速度の測定」を。
自分の読書スピードの大体のレベルが測定できます。
意味を理解してなおかつ素早く読むためには語彙力は不可欠な要素です。まずは、自分の「読解力」の一要素である「読書スピード」の客観測定をしてみましょう!
どちらのサイトも、1分で読むワード数を計測した上で、それが日本人的にどのくらいの位置にあるのか、を表示してくれます。
ちなみに前者は縦書きで様々な文が出てきます。後者は横書きで単一の文章です。ディスプレイ上ですと、どうしても横書きのほうが読みやすいですね。結果は、あくまでも「参考」ということで・・・
私にとってはどちらも「物語文」なのがネックでした。昔から物語文が苦手で、登場人物が出てくるだけで身構えてしまうのです。これが「論説文」だったら、もっと早く読めるだろうなぁ・・と思うのでした。
※一応書いておきますと、計測したところ、私の読書スピードは1分間に900から1600語くらいのようです。読む内容によってかなりバラつきがありましたが・・・気づいたのは、意味内容を追えば追うほど読字に時間がかかるという当たり前の事実。今のところ「速読」を学ぶつもりはないですが、それでも、この読む時間のバラつきを何とかしたいな、と思いました。(今まで以上に)読書をするための、いいきっかけになりそうです。
最後は、そのものズバリで締めましょう。
●「語彙数推定テスト」(NTTコミュニケーション科学基礎研究所の特許!)
その人の持つ「語彙数」を、独自のアルゴリズムにより推定するプログラムです。
3つのテストがあります。「知っている語句にチェックを入れる」だけの簡単なテストです。いずれもだんだんと難しい語彙に移行していきます。
チェックを入れるだけで、今の語彙力とそのレベルがわかります。まずは1度、試してみましょう。なかなか面白いですよ。
※これまた一応書いておきますと、私の語彙数は、おおよそ5万8000語だそうです。語彙を広げれば広げるほど、思考の幅は広がります。もっともっと読書をして、もっともっと頭を鍛えていかなくてはなぁ・・と感じた次第です。読書をしようとする私のモチベーションを高めてくれるテストでした。
ではまた!
公開:2011年10月1日