☆術後が痛い。独特に痛い。
男なので、痛みには弱いのです。
手術創の痛みは治まってきましたが、シートン法という特殊な手術をしたため、かいつまんで言うと「お尻の穴と手術で開いた穴を輪ゴムで結んでいる、その輪ゴムが肉に食い込む痛み」が四六時中治まりません。
お尻系で感じる人なら狂喜乱舞するのでしょうが、残念ながら私にはそのような趣味がないため、まったくもって苦痛でしかありません。痛いというより、「ゴム痛い」(新語)感じです。ゴム痛い。
クセになりそうな「ゴム痛さ」。これは知りたくない世界でした・・
☆膿が出続けるので、そのケアが必要
全治3か月、痛みがある程度治まるまでには3週間、と断言されました。ちょっと落ち込んでいます。
ゴムをお尻の中に埋め込んでいる関係で、膿が出続けます。以下【閲覧注意】。
膿が出なくなるまでの数週間は、ガーゼを1日に10回は取り替える必要があります。
安静にしすぎるよりは、適度に動いたほうが膿の出がよい気がします。調子に乗って動きすぎたり、座り過ぎたりすると、お尻が重たくなってきます。おそらく、膿がうまく流れていないで鬱血状態にあるのではないかと想像します。そういうときは、痛みも酷く、若干、出血もあるようです。同類項の方は動き過ぎず、でも動くように積極的に気を付けましょう・・・。
膿の量がどうしようもなく多い人のために、病院では女性用のナプキンが配られました(男女問わず!)。私はそうでもないので普段はつけていませんが、入院当初はつけるように言われていました。正直抵抗がありましたが、何日間かはつけていました。うーん・・・
変態以外で、女性用ナプキンを着用する男性は痔主くらいではないでしょうか。貼りつけたときの気持ちなど、その詳細は省きますが、私は最初表裏逆にナプキンを貼って、処置をしていたナースに大笑いされました(接着面をお尻に貼りつけた。どうりでしみるとおもったぜ!)。
「いや・・つけたことないんで」と抗議したら、
「いや・・そりゃそうですけどね・・まさか裏返しに・・」的に馬鹿にされました。
無知で申し訳ございませんでした。・・って、知っているほうがおかしくないか?
☆ナースに見られても平気になる
肛門科の病気は、こじらせて入院する人が多いようです。でも、こじらせるとロクなことにはなりません。
こじらせる理由は、「恥ずかしいから」。ごもっともです。
でも、別に恥ずかしくなんてないんですよ。誰にでもついているものなんですから。
基本的に、恥はなくなりました。堂々と「お尻が痛いので入院しました」「痔です。はっはっは」「お尻にゴムが入っているんですよ。ゴムが痛いなぁ。えっへっへ」と人様の前で話せるくらい、開き直ることができるのが、この痔の素晴らしいところです。唯一の(泣
羞恥心は消え去り、残るはナースにお尻の穴を観察される恥じらいだけです。でも、もう平気です。どんなにカワイイナースでも、どんなに脚の綺麗なナースでも、どんとこい!です。
って、何を書いているんでしょう私は・・・。
あ、そうだ。「ちょっとでもおかしかったら、すぐに肛門科へ」これ、絶対です!!