2月のとある土曜日。近所の肛門科に行きました。
症状を説明すると、「そりゃ、肛門周囲膿瘍ってやつだね。まずはお尻を見せて・・」と。

ゼリーっぽいのを付けられ、肛門に指が・・・うぅ・・・

医者は開口一番、「こりゃひどい。痛かったでしょう?」と。
そして、「今から直ちに切開したほうがいいから、横になって」・・・

緊張する間もなく、ベッドで「まな板の上の鯉」になる私。

注射針。「ちょっとチクッとするからね・・」

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局所麻酔っていうのは、どうしてこんなにも痛いのか。
お尻みたいな敏感な場所に、針が刺さった。

なお、チクっていうのは嘘。
ありゃ、「ズブリ」だ。

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点滴や血液検査で慣れているはずの針だが、あまりの痛みに「んぎゃあぁぁぁぁ」と叫んでしまった。
医者は「んんー? 痛かったかなぁ?」なんて笑っていたが、当たり前だ!超痛かった。

そして麻酔が効いたか効かぬかのうちに、メスが入る・・・
痛い、痛い・・・痛い、痛い、痛たたたたたたたたたたた・・・・・・・・・・

痛い!!!!

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「はい、ガーゼ当てますからね。あ、風呂は3日くらい入らないでね。そうだなぁ。月曜日と火曜日は朝、消毒に来てね。来られますよね?」

ほとんど詳しい説明はなかった。
唯一よく覚えているのは、「今のところ入院は必要ないです。」くらいか。

虚ろな目で聞く私。涙目で上司にメールした。

「お尻の手術をしました。月曜と火曜、午前中は半休いただきます」と。

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すっかり膿が出た私は、(手術の傷は痛んだけれど)、なんだか心も軽く1週間を過ごしたのでした。