そして2度もおできが崩壊して1週間後のこと。もう2月も終わろうとしている頃。
またお尻に違和感が・・・触ってみると、同じ場所にまたまたできている!!!
さすがに私もカチンときて、「またかよ!」と叫んでしまいました。
まぁ、叫んだところで何の意味もないのですが・・・
***
今回は今までになく、最初は痛くないのです。徐々に痛くなってくるというか・・・
結局、余りの痛みと、「おできの薬」の効かなさに耐えかねて、薬局に行きました。
「お尻のおできがひどくて・・・」
薬剤師さんは言いました。「それ、痔じゃないですか?」
私は面喰いました。肛門じゃないのに痔?え?何それ?
私は答えました。「あ、いえ、お尻の外側が痛いんですけど・・」
薬剤師さん「いえ、そういう痔もあるんですよ。」
私「うーん・・・取り敢えずおできの薬をいただけますか?」
薬剤師さん「あ、そうですか・・・」
などといって、ここではおできの薬を買ったのだけれど、ここで「痔じゃないの?」と指摘してくださった薬剤師さん(かわいいお姉さん)には感謝なのです。
***
さっそく帰りの電車で、iPhoneを使って「痔」「お尻」「痛み」「おでき」・・等で検索。
うお! これって「肛門周囲膿瘍」じゃん! っていうか「痔瘻」じゃん! ビンゴ!!!ことごとく自分の症状とあてはまるんですもの。怖くて冷や汗が出ました。
なるほど、どおりでおできの薬が効かないわけです。自分はおそらく痔瘻だ。原因が分かった!助かった!と思いました。
ただ、「根治には手術が必要」というネット上の文言に、暗い気分になりました。
異動直後だった私は、新天地であまり周囲の人間とことを荒立てたくないわけで、「うーん・・・こりゃ、もう少しひどくなってから病院に行けばいいかも」と、馬鹿なことを考えていました。
今思えば、もうすでにひどくなっていたわけですが・・・
***
翌日、これまでにない程の見事な激痛。当然、椅子には「浅座り」しなければ耐えられない状態です。というより、余りの痛みに、地下鉄の階段を降りるのすらギリギリという異常事態でした。
具体的に書くと、大江戸線の飯田橋駅(すごく深い)に行ったら、エスカレーターが点検中か何かで使えず、仕方なく階段を使おうとしたら、あまりの激痛に1歩ごとに「ひぃ・・・ふぅ・・・あっ・・・ああ・・」と呻きながら歩く状態。
決意しました。明日は土曜日だし、病院へ行こう、と(当たり前だ)。