トップページ漫文2003

ある会話


●問答

「ここに、りんごがあります。」

「え?どこに?」

「ここだってば。」

「だからどこだよ。」

 

●レア物

「俺さぁ、トイレに行ったことないんだよね。」

「えぇ!!君、レア物じゃん。」

「いや、そうでもないよ。」

「なぜ?」

「だって俺・・・犬だもん。」

 

●レスポンス

「・・・繋がらない・・・サーバーが混んでるのかなぁ」

「マジで繋がらないぞ・・・」

「・・・」

「あ、コードが外れてた。」

 

●罵り合い

「私は君より優れている」

「僕はお前よりは優れてる」

「君はバカだ」

「お前のほうがバカだ」

「やや。バカにしたな。」

「何を言う。お前こそ僕を馬鹿にしたではないか。」

「なにをぅ。」

「うるせぇ。」

「失せろ。」

「何だと。」

・・・

ここは本屋。

彼は、変わったタイトルの本を手にとってみた。

 

●父子の会話

「おい、キャッチボールしよう。」

「わーい。・・あ、ちょっと待って。」

「?」

「ケータイが鳴った。ちょっと待って。」

・・・

「まだか?」

「今、返事がきたの。ちょっと待って。」

「・・・・・・」

 

●監督の決め台詞

「ここまで来たからには、もう何も言うことはない。

悔いの残らぬよう、精一杯頑張ればそれでいい。

でもできれば結果を残してくれよ。なぜなら、

私の任期が掛かっているのだから。ふっ・・」

 

●車掌

「次は〜 ・・・・・・

次は〜 ・・・・・・あれ?

次は〜 ・・・・・・?

いったいどこに・・・」

・・・・・・

乗客の叫び声。

 

●ウグイス嬢

高校野球。 「1番 ピッチャー りんご君」

りんご君は疲れて完投できませんでした。

プロ野球。 「8番 ライト りんご」

でもりんごは無事プロ入りしました。

 

●エレベーターガール

「いらっしゃいませ。ご希望の階をどうぞ。」

「ねーちゃん、135階!頼んだよ。」

「恐れ入りますが、当店は8階までとなっております。」

「じゃぁ・・地下35階。追っ手から逃げてるから。」

「恐れ入りますが、当店の地下は2階までとなっております。」

「は?じゃあ行く場所がねぇよ。責任取れよ〜、あ?オラ。」

ぷつっ

「・・・酔ってんじゃねぇよこの野郎!」

お客様びっくり仰天。

エレベーターガールかと思ったら、

顔が・・・。


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