午後の憂鬱
◆テレフォン哀歌
電話が鳴る。
それを何気なくとる。
用件をお尋ねすること小一時間。
俺には無理難題だ。
グッドタイミングで
上司がトイレに入ってる。
保留ボタンを押す。
トイレのドアを叩く。
名前を呼ぶ。
中から声がする。
それに応える。
トイレから出てくるのを待つ。
待つ。
・・・
・・
用件を伝える。
一段落。
ま。
それだけの話なのだけど。
◆雑然定期券
並ぶ。
並ぶ。
並ぶ。
定期券
定期券
定期券。
JR(首都圏)は自動継続機があるが、
地下鉄・私鉄は まだまだ窓口販売が主流である。
営団地下鉄。
定期券シーズンになると
並ぶ
並ぶ
並ぶ。
唯一の楽しみは、
帰りがけにヒョイとつまむ
「東京地下鉄路線図」である。
常に相互乗り入れやら新規開業やらで
新しくなってるから。
それがないと、並ぶ動機がなくなっちゃうよ。
◆愛称
あだ名のことではない。「別名」のことだ。
俺は中学の時、見事
「エプロンの似合いそうな男」に輝いた。 なんだそりゃ。
卒業アルバムを見たら、
「掃除をしている姿」で後世まで残ってしまった。 ・・・マジで?
そして最近言われるのは、
「掃除が好きそうな顔をしてる」である。 マジで?
同年の女性に言われた。へー。そうなんだ。 その場で異論は出なかった。
でも、
これはプラスやろ? どちらかというと管理人は考えが古い人間なんですけども。
女性に「掃除が好きそう」と思われるのって、 プラスやろ? ろ?
本当は 掃除嫌い ですけど。 ぉい。
でも、結構綺麗好きだったりして。 あ、嘘つきだ。
とにかく。
頭の古い 管理人
でも、
女性には好かれたい
ってことで
掃除好きです。
掃除するの好きです。
ってことでいいや。