トップページ漫文2003

午後の憂鬱


◆テレフォン哀歌

電話が鳴る。

それを何気なくとる。

 

用件をお尋ねすること小一時間。

俺には無理難題だ。

 

グッドタイミングで

上司がトイレに入ってる。

 

保留ボタンを押す。

トイレのドアを叩く。

名前を呼ぶ。

 

中から声がする。

それに応える。

 

トイレから出てくるのを待つ。

待つ。

・・・

・・

 

用件を伝える。

一段落。

 

ま。

それだけの話なのだけど。

 

◆雑然定期券

並ぶ。

並ぶ。

並ぶ。

定期券

定期券

定期券。

 

JR(首都圏)は自動継続機があるが、

地下鉄・私鉄は まだまだ窓口販売が主流である。

 

営団地下鉄。

定期券シーズンになると

並ぶ

並ぶ

並ぶ。

 

唯一の楽しみは、

帰りがけにヒョイとつまむ

「東京地下鉄路線図」である。

 

常に相互乗り入れやら新規開業やらで

新しくなってるから。

 

それがないと、並ぶ動機がなくなっちゃうよ。

 

◆愛称

あだ名のことではない。「別名」のことだ。

俺は中学の時、見事

「エプロンの似合いそうな男」に輝いた。 なんだそりゃ。

卒業アルバムを見たら、

「掃除をしている姿」で後世まで残ってしまった。 ・・・マジで?

 

そして最近言われるのは、

「掃除が好きそうな顔をしてる」である。 マジで?

同年の女性に言われた。へー。そうなんだ。 その場で異論は出なかった。

 

でも、

これはプラスやろ? どちらかというと管理人は考えが古い人間なんですけども。

女性に「掃除が好きそう」と思われるのって、 プラスやろ? ろ?

 

本当は 掃除嫌い ですけど。 ぉい。

でも、結構綺麗好きだったりして。 あ、嘘つきだ。

 

とにかく。

 頭の古い 管理人

 

でも、

 女性には好かれたい

 

ってことで

 掃除好きです。

 掃除するの好きです。

 

ってことでいいや。


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