トップページ漫文2003

やれ鬱なポエム(1)


●春の詩

春うらら

小川のせせらぎ

皆がポカポカ陽気に浮かれる中、

鼻水垂らして歩くよ

ああ鬱色。

 

●夏の詩

青々と茂る木々。

燦々と照る太陽。

オフィスの中で、

冷房病に罹ったよ。

ああ鬱色。

 

●秋の詩

木々が色つけ

黄色い絨毯

赤い絨毯

人肌が恋しい・・・

でも独り木の葉に埋もれるよ

ああ鬱色。

 

●冬の詩

雪がこんこ

霰もこんこ

テンションの高い

犬に追いかけられたよ

ああ鬱色。


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