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Yakyuuuuuuuuuu！Japan

　

一部ネタバレがあるのでくれぐれもご注意ください。

ドカベン　明訓高校　選手・監督

　

◆選手◆

山田太郎（西武）
名高い捕手。強打者。明訓高校を何度も優勝に導く。妹思い。ホームラン打ちすぎ。甲子園では９打席連続ホームラン（３試合連続サヨナラホームランも）という恐るべき記録を樹立。怪童くんと呼ばれる。足が遅いのが弱点。強さ故にライバルが多すぎ。

　

岩鬼正美（ダイエー）
明訓高校キャプテン。守備はサード。巨漢。山田の妹、サチ子には「ハッパのおばけ」と呼ばれる。天邪鬼で、悪球でホームランを打つ。ストライクのボールは原則として打てない（中学では打ってたような気がするが・・・）。とにかく目立ちまくり。男・岩鬼と自称するだけあって全てに豪快。声もでかい。始球式の球を見事バックスクリーンに叩き込んだことも。バットをバックスクリーンに叩き込んだり。なお、サードなんだがピッチャーやったり、はたまた驚きのポジションまでやる。なお、恋人の夏川夏子は各所でかなり岩鬼を惑わす。プロ野球編ではそのクライマックスが・・・。

　

里中智（ロッテ）
可愛くて健気な強気のエースピッチャー。「虚弱君」と岩鬼は言うが、なかなかどうして踏ん張りが強く、その歯を食いしばった顔は各人の母性本能をくすぐる。ちなみに管理人とは誕生日が１週間違い。高校時代はさとるボール、プロに入ってからはスカイフォークという決め球をもつ。さとるボール、あまり出てこなかったが。顔に似合わず勝気で、そのギャップが里中人気の原動力。

　

殿馬一人（オリックス）
リズムに命をかける秘打男。アルベルト・ギュンターなる人物が絶賛する名ピアニストでもある。語尾は必ず「づら」。二塁手。常にポーカーフェイスで、周りの者を惑わす。思考はいたって冷静で、岩鬼にはいつも冷徹な突っ込みを食らわすことができる。パワーがあれば・・・。

　

土井垣将（日ハム）
まさに闘将。燃える野球男である。明訓の名キャッチャーだったが山田太郎の明訓入りでポジションを譲る。明訓時代は一塁手。プロではキャッチャー。岩鬼には「どえがき」と呼ばれる。少しの間ドラフト１位指名を蹴って明訓高校の青年監督として手腕を振るい、強豪・明訓を確固たるものにする。いや、その姿は実に恰好いい。人徳ある好青年。日ハム入り後、明訓を尋ねた土井垣に、山田が無心の笑顔で近づいたシーンが忘れられない。

　

微笑三太郎（巨人）
レフト兼キャッチャー。四六時中微笑んでいる（顔が）。怒った時は笑い顔で怒るので怖い。土門（横浜学院）の剛球を取り得るキャッチャーとして横浜学院へ入学する予定だったが、何をどう間違えたのか明訓野球部に入る。土門は悔しさのあまりゴムマリを握りつぶし、読者をビビらせた。優しそうだが、（実際優しいのだが）、締めるところは締める好人物。渚ら新入部員のぼやきに静かに激怒、微笑んだまま頭から水を浴びせるという拍手ものの行動に出る。サチ子の考えた応援歌「北風小僧の三太郎」が秀逸。

　

山岡 センター パンダ顔が愛くるしい明訓の元キャプテン。東海大学へ進学。

　

渚 ピッチャー 明訓の第二投手。「お山の大将」的なところが・・・気に喰わない。常に勝気の投手で、それほど悪い感じもしないが、作中では「渚では駄目だ」って言われるシーンが多い気がする。

　

石毛 ショート 顎髭。駒沢大学合格直後のノックで岩鬼にノック・アウトされる。

　

仲根 内野手 あまり目立たない。大学合格の報を聞く直前に岩鬼と一悶着。

　

今川 内野手 ん・・・？あ、あれ・・・？

　

北満男 ライト 東大に現役合格した秀才。

　

上下
　左右太		 ファースト 団子鼻の上、ベロが出ているのだが、普通の選手（だと思う）。
大変個性的な顔だが、岩鬼のせいで普通の顔に見えてしまう。

　

蛸田 ライト 見た目が蛸である。大甲子園の後半では打って守って大活躍。

　

高代 ショート 送りバントの時に緊張の余り石になったのが可愛かった。ベンチでは思わず涙も。うーん、可愛い。里中とは違う可愛さ。

　

香車 センター 横浜スタジアム。里中の復帰試合。白新高校不知火の打球を取ろうとして後頭部をフェンスにモロに打った悲劇のヒーロー。この試合、白新高校の白山という選手も岩鬼のＨＲボールをキャッチ、粉砕骨折で再起不能になるなど命がけのプレイが交わされた。

　

目黒 サード 岩鬼がまさかの捕手を務めることになったとき、サードで出てた。

　

◆監督◆

徳川家康 飲んべぇの監督。破天荒なようでいて冷静沈着（？）。監督を土井垣に譲ったあとは打倒・明訓、打倒・山田を目指して様々な学校の野球部監督になり、明訓を苦しめる。なお、テレビ神奈川の実況の解説者にもなったりしている。

　

土井垣将 「明訓が負けたら日ハム入り」・・・ドラフト一位指名を受けながら、堂々と言ってのけた燃える監督。監督をやっている間、甲子園の優勝旗が盗まれたり、山田が記憶喪失になったり、殿馬がハイジャックに遭って負傷するなど、かなりのハプニングがあった。

　

太平 岩手県花巻高校から転任してきた数学教師。野球を知っているのか知らないのか、サッパリ分からない。が、本を読んでお勉強をしているところをみると、後者といえるのかしら。息子は花巻高校の「人間校宝」、太平洋（おおひらひろし）。岩鬼に大いなる信頼を寄せるという点では読者をいい意味で裏切った気がする。気がね。

　

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