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「食べられる消しゴム」が大反響 (満塁新聞-全文)
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1129月3日(木)21時45分

 おいしそうに消しゴムを食べる若者。 おいしそうに消しゴムを食べる若者。


  消しゴムは美味しいよ−このたび、ヨコクから発売された「食べられる消しゴム」が売れに売れている。先週末の発売以来、わずか4日で総出荷量が100万個に達した。これまでの常識を打ち破ったこの消しゴム、その人気の秘密を探ってみた。【千葉 太郎】

 文房具メーカーのヨコク(本社、東京)は、先月30日、全国の文具店やコンビニなどでこれまでの常識を打ち破る「食べられる消しゴム」を発売した。この消しゴムは、餅のような歯ごたえがあり、蜂蜜のような甘い味がするため、「大変においしい」と評判である。原材料は全て天然素材(ゴムも天然ゴム)だという。

 当初は同社のキャンペーンの一貫として今月6日まで1週間の期間限定で販売する予定だったが、余りにも売れ行きが好調なため、同社は定番商品として販売することを決めた。

 この商品の人気の秘密は何と言っても「消しゴムが食べられる」というその独創性にある。この商品の発表は、販売開始の1週間前まで極秘とされ、テレビなどでの宣伝も3日前まで伏せられてきた。それだけに、消費者に与えるインパクトは強かったようだ。

 同社は、ユビキタス社会の到来による文房具の売上低迷に対し、「文房具を使おうよキャンペーン」を開始、その皮切りとしてこの商品を打ち出した。同社は今後、「飲み込める画鋲」、「目薬にもなる瞬間接着剤」、「鉛筆型携帯電話」、「永久に剥がせない糊」、「太さ30センチの針を使用するホッチキス」、「指が入らないハサミ」、「ノックすると返事をするシャープペン」、「本当に一万年使える万年筆」、「罫線が平行でないノート」、「全部針のコンパス」、「目盛りが<光年>で書かれている定規」「緩いルーズリーフ」などの奇抜文房具を相次いで商品化していく。

◆街の人の声
「甘ったるい」(5歳・男児)
「学校の人気者」(8歳・女児)
「面白い」(15歳・男性)
「カワイイ」(19歳・女性)
「ありえない」(22歳・男性)
「おいしい」(35歳・男性)
「意味がわからない」(46歳・男性)
「がんばって」(49歳・女性)
「欲しい」(55歳・男性)
「3つ買った」(68歳・男性)
「10個買った」(72歳・男性)
「孫が喜んでいた」(135歳・女性)

◆アイディア商品に詳しい東東京大学法学部助教授 茂原大原さん(商標法)の話。
出るべくして出た商品だと思う。やや前衛的な気もするが、画一化を嫌う現代人の心理を上手く捉えている。次回作にも期待したい。


[満塁新聞 2112年9月3日]


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