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婚活2


もう何十年も前からこうなることが分かっていたのが少子化です。今になって明らかに慌てるというのは、明白に失政であって、まあ、ひらたくいうと「わざと」そうやってきたといってもよいでしょう。まあ政府としては、「第二次ベビーブーム世代の子ども」が「第三次ベビーブーム」を起こしてくれるだろうから、社会変革をするよりは自然に任せておいたほうがましだろうと思って放置してきたというのが案外真相かもしれません。実際はその世代を就職氷河期が襲い、為政者の怠惰な目論見は夢に終わったわけですが・・・。

内閣府は、『少子化対策白書』というのを出していて、その平成16年版では、既に少子化の原因をフローチャートで分析しているのです。曰く、「晩婚化・未婚化の進展」そして「夫婦の出生力の低下」が原因であると。その後の様々な書籍を読んでいる限りでは、「晩婚化・未婚化」が少子化の決定的な要因で、夫婦の出生力は(晩婚化・未婚化よりは)前者ほどには極端な低下をしていない、というのがおおよそのところのような感じですね。要するに、「若者が結婚する社会にならない限り、出生数はどんどん減っていくよ」ということです。平成16年版ですでに「原因」について触れているにもかかわらず、どうでしょうか。この原稿は令和4年に執筆しています。そう、18年前ですよ!何も変わっていないどころか、「非婚化社会」に向かっているではないですか!

ここはですね、ひとつ「恋愛」への憧れ、そして「結婚」へのプラスイメージをどんどん若者が持つような、「結婚希望社会」を創っていかねばなりません。そのためには(自分が)どうすればよいか。

(1)まずは恋愛と結婚にキュンキュンするのです(イメージの醸成)

(2)次に異性に対する幻想を打ち砕くのです(現実を知る)

(3)そしてイメージと現実をミックスして、地に足を着けるのです


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